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🎮寄り道ギルドク゚スト#03

※ここは、「垰れない倜」にだけ蟿り着ける堎所。
その名を――寄り道ギルド。

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📖 ギルドク゚スト蚘録 No.1

䟝頌
📜 萜ずし物を届けおください。

同行者
ギンコ
ひよこ
颚の猫
旅人
プルちゃん

進行状況
▶ 橋ぞ到着


ぎょん。

ぎょん。

ぎょん。

プルちゃんは、
迷うこずなく橋ぞ向かっおいた。

「ほんたに、
こっちで合っおるんやな」

ギンコさんが楜しそうに笑う。

ぷる。

返事はない。

  

森を抜ける道には、
小さな灯りが、
ぜ぀り、ぜ぀りず続いおいた。

空は深い矀青色。

少し欠けた月が、
森の梢を静かに照らしおいる。

森は、
倜に静かに包たれおいた。

灯りだけを頌りに、
䞀歩ず぀進んだ。

䞍思議ず迷わなかった。

その灯りに導かれるように進むず、
叀い朚橋が、倜の䞭から静かに姿を珟した。

橋は、
思っおいたより叀かった。

倜の䞭で、
ただそこにあった。

誰かが毎日枡っおいるようにも芋える。

でも、

長い間、
誰も歩いおいないようにも芋えた。

朚の欄干には、
雚の跡が䜕床も重なり、

ずころどころ、
月明かりだけが癜く浮かんでいる。

欄干には、
小さな灯りが等間隔に䞊んでいた。

䞀぀では心现いほど小さな灯り。

でも、
䞍思議ず橋の先たで、
倜はちゃんず芋えおいた。

橋の䞋を流れる川は、
音もなく倜を運び、

向こう岞だけが、
倜に溶け蟌んでいた。

ギンコさんは、
橋の欄干を軜く叩いた。

「  境界っおいうのは、
いかにも怪しい堎所より、
普通に芋える堎所の方が怪しい🀣」

「経隓談ですか」

「迷った回数なら、それなりにな🀣」

「橋むベントですね🐣」

「橋むベントっおあるんですか」

旅人が尋ねるず、
ひよこさんは静かに銖を振った。

「分かりたせん🐣」

「分からんのかい🀣」

小さな笑い声が、
倜の橋ぞ溶けおいく。

そのやり取りを聞きながら、
颚の猫は静かに橋を芋぀めた。

旅人も、
その橋を芋䞊げお、ぜ぀りず呟いた。

「  なんか。」

「ん」

ギンコさんが振り向く。

「橋っお、
枡る前が䞀番緊匵したせん」

旅人は少し笑う。

「向こうに、
䜕があるか分からないから。」

「  そやから、そう思う橋は倧䜓なんかある。」

ひよこさんは静かに頷く。

「それはあるかもしれたせん🐣」

颚の猫は、
ギンコさんの暪顔を芋た。

境界を前にした時だけ、
少しだけ衚情が倉わる。

  今日もそうだった。

颚の猫は蚘録垳を、そっず閉じた。

「  䞍思議な橋ですね。」

  

川の音だけが消えた。

それに気づいた瞬間、
蟺りの音も消えおいた。

そんなに倧きな橋ではないはずなのに、
思ったより長く歩いおいる気がした。

でも、
足を止める人もいなかった。

旅人は䜕気なく欄干ぞ目をやる。

さっき芋えおいたはずの朚が、
ただ同じ堎所にある気がした。

旅人が蟺りを芋回しながら
小声で呟いた。

「  なんか倉ですよね。」

「気にしたら䜙蚈長く感じるで🀣」

旅人は苊笑いしお、
もう䞀床前を向いた。

その時だった。

「  」

䜕か聞こえた気がした。

党員が足を止める。

「聞こえたした」

颚の猫が蟺りを芋回す。

「いや。」

ギンコさんは銖を振る。

「私も聞こえたせんでした🐣」

ひよこさんも静かに答える。

旅人は、きた道を振り返る。

「あれ」

さっきたで芋えおいた景色が、
どこか違っお芋えた。

ギンコさんが笑う。

「振り返るなずは蚀わぞん。
でも、芋぀からんもんを探そうずするず迷うで。」

旅人は慌おお前を向き盎した。

「  さらっず怖いこず蚀わないでください😱」

ギンコさんは少しだけ真面目な顔になる。

「境界っおいうんはな。」

「向こうにあるもんやない。」

「  近づいた時に、初めお珟れるもんや。」

旅人は銖を傟げた。

「この橋が、境界なんじゃないんですか」

ギンコさんは笑う。

「逆やで。」

「境界があるから橋が珟れるんや。」

ひよこさんは橋の先を芋぀めたたた、小さく頷いた。

「境界は、人を遞びたせん🐣」

「その人が、䜕を芋ようずしおいるかだけです。」

誰も、次の䞀歩を急がなかった。

颚が倉わる。

冷たくはない。
でも、
暖かくもない。

“空気が䞀枚倉わる”
そんな感芚。

颚の猫だけが、蚘録垳を開いた。

・橋䞭倮付近で颚向きが倉わる。
・同行者党員、進行方向以倖を芋る時間が枛少。
・橋の長さは倉わらない。
※䜓感時間のみ䞀臎せず。

  そう蚘録した。

プルちゃんだけ迷わない。
みんなが足を確かめるように歩く䞭、

ぎょん。

ぎょん。

ぎょん。

普通に飛び跳ねおいる。

旅人が声をかける。

「怖くないの」

ぷる。

旅人は、
プルちゃんの埌ろ姿を芋぀めた。

プルちゃんは、
迷うこずなく前ぞ進む。

その時だった。

ぷる。

プルちゃんが、
橋を枡ったずころで止たった。

  

橋の向こう。

䞊んでいた灯りずは別に、
小さな灯火が、
ひず぀だけ揺れおいた。

颚に揺れおいるのに、
䞍思議ず消えそうには芋えない。

その灯りだけが、
こちらを知っおいるように揺れおいた。

橋の向こうは、
ただ静かだった。

颚だけが、
橋の䞊を、
静かに通り過ぎおいく。

コト  。

もう䞀床だけ、
小さな音が聞こえた気がした。

  

📖 ギルドク゚スト蚘録 No.1

珟圚䜍眮
叀い朚橋

ク゚スト状況

▶ 橋の向こうに灯火を確認

次の目的地
橋の先の灯り

同行者
倉化なし

※プルちゃんは、
もう橋の向こうで埅っおいた。

ぷる。

  

橋の向こうに景色があったのか。

それずも、
橋を枡ったから景色が倉わったのか。

誰も、その答えは教えおくれたせん。

だから今日も、
誰かが橋を枡りたす。

  

📚 前回の蚘録

小さな切り株でひず䌑みを終えた䞀行は、
プルちゃんのあずを远っお森の奥ぞ。

たどり着いた先には、
倜の䞭ぞ静かに続く䞀本の朚橋がありたした。

▶ 寄り道ギルドギルドク゚スト #02



📚 ク゚スト曎新

橋の向こうで揺れおいた、
あの小さな灯り。

その灯りの向こうで、
䞀行は思いもよらないものず出䌚うこずになりたす。

▶ 寄り道ギルドギルドク゚スト #04に続く🌿

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