🌿 ココロリーフの世界のはじまり④〜ココロリーフの木〜
※この物語は、
ココロリーフの世界が生まれる
ずっと前のお話です。
第四章
ココロリーフの木
湖のほとりで
小さな芽は
風に揺れながら
ゆっくりと
育っていました。
そよそよ
かのんくんが
やさしく舞うたびに
芽は
うれしそうに
揺れます。
そのそばで
ココメちゃんも
ちょこんと座り
じっと
芽を見つめていました。

「おおきくなるかなぁ」
ココメちゃんが
そっとつぶやくと
かのんくんは
くるりと回って
「きっとなるよ!」と、
やさしい風を送りました。
それから
風に揺れ、
光に包まれながら、
芽は
すこしずつ
すこしずつ
大きくなっていきました。

そして、ある夜。
森は
静かな光に包まれていました。
ココロリーフの木の
葉っぱが
ひとつ、またひとつ
ふわりと
光りはじめます。
それは
まるで
夜空の星のような
やさしい光でした。
きらきら
葉っぱたちは
静かに
輝きながら
森を
やさしく照らします。
ココメちゃんは
その光を見て
目をまるくしました。
「きれい……」
かのんくんも
ふわりと浮かびながら
うれしそうに
くるくると舞います。

それは
この世界に
はじめて生まれた
ココロリーフの木。
星のように光る葉を持つ
ふしぎな木でした。
その光は
強くはなく
あたたかく
やさしく
まるで
心を
そっと包むような
光でした。
ココロリーフの木は
風に揺れながら
静かに
そこに立っています。
そして
その葉っぱの光は
これから
生まれてくる
たくさんの命を
やさしく
照らしていくのでした。

ここまで読んでいただき
ありがとうございます。
🌿 ココロリーフより
あなたの心にも
小さな葉っぱが
芽吹きますように。
🌿 次のお話
第五章
「光の葉」
星のように光る
ココロリーフの葉っぱ。
その中に
とてもめずらしい
特別な一枚が
ありました。
その葉は
ある夜
ふわりと揺れて
やさしい光となり
新しい命へと
変わっていきます。
それは
光から生まれた
小さな存在。
シーの物語が
はじまります。

