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天使と地上のふたりの暮らし 〜第7話〜『 #200note祭り に参加して書きました。 』

    ***
    たかっちさんの企画をきっかけに、
    「おはなと過ごした時間を、今の私がどう受けとめているのか」
    改めて言葉にしてみたくなりました。

    おはなは、私と旦那さんのもとに40週で生まれ、
    そして空へ帰っていった娘です。

    その体験を綴った小説
    【私とあなたとおはなちゃん】 は、
    “生まれて、出会って、そして見送る” という出来事を、母である私の心の旅として描いています。

    第7話では、その後の私が少しだけ過去を振り返りながら、「懐かしい」と思えるようになった気持ちを記しました。
    ***


    おはながお腹にいると知ってから、約200日後。
    私は産休に入った。2024年2月1日。

    仕事の引き継ぎが案の定終わらず、何度か職場に顔を出した記憶がある。

    あまりお腹が目立つ妊婦じゃなかったから、
    通勤電車で席を譲ってもらったことは一度もなかった。

    ずっと気になっていた近所のカレー屋さんで、ひとりランチ。
    大きなナンをおかわりして、お腹がパンパンになったなぁ。
    旦那さんが帰ってくるまで、1日中ずっとYouTubeを見ながら過ごした日もあった。

    今まで転職しても、間髪入れずに働いてきた。
    「大人になって初めての長期休暇だ〜」
    そんなふうに笑っていた自分を思い出す。

    今の私から見ると、なんて無邪気なんだろう。
    そう思うと、少し微笑ましい。

    出産の不安もあったけれど、
    それよりも復職の心配ばかりしていた。
    胎動を感じながらも、
    妊婦生活が順調すぎて、どこか現実味を欠いていたようにも思う。

    懐かしくて、愛おしくて、微笑ましい。
    そんなふうに振り返れることが、
    いまの私にとっては、何よりの宝物。

    おはながくれた、やさしい記憶のひとつです。
    そしてきっと、この記憶が——
    次の私を、生かしてくれるんだと思う。


    ***
    小説【私とあなたとおはなちゃん】
    もしよければ読んでください☻

    おはなと過ごした日々を、
    今の私がどう受けとめているか。
    その小さな変化を、誰かの心の灯りになれたら嬉しいです🌿
    ***


    たかっちさんの企画をきっかけに他の方の作品に触れるきっかけになりました。
    素敵な企画、ありがとうございました☻


     
     
     

    heteru

     
     
    死産を経験し、おはなとの物語を書いた先で、 私自身がどう生きていきたいのかを模索しています。 家族との時間も、社会とのつながりも、 自分の表現も。 どれも諦めずに生きていく、 その途中を綴っています。 娘・おはなとの物語 「私とあなたとおはなちゃん」も公開中。

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