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Photo bynoranekopochi

威厳のある人

    ノリかな


    久々に出会ってしまった人がいる
    懐かしさが滲み出す

    忘れていた父のこと
    私は父が怖かった
    何かあったらすぐ不機嫌になる
    それでも心の内では父を尊敬していた

    やさしい母と厳しい父
    母も父が大好きだった
    いつも父を求めていた
    今はただ父を求めていた母の愛かなしみを私も感じている 

    父がいなくなってから
    私は頭の上の重しが取れた気がした

    何でもお見通しな父だから


    ふと気がついた

    それはお師匠さんのご主人であるタツ先生

    お茶のお稽古はやさしく教えてくださるが
    生き方の間合いが滲み出る厳しさを持っている
    包み込むように教えられてるはずなのに

    ピリリと痺れる男らしさ
    あゝ、これだ
    父と同じ雰囲気を

    そうか父も威厳のある人だったんだ

    そのことに思い至ってから私は父の遺影をみて
    いつもいつも「威厳のある人」とつぶやいている

    男の威厳

    分からぬものを感じている


     
     
     
    見えないもの、感じることを言葉に出来たらいいなぁ 自分の言葉で綴ってゆく、人の言葉ではなく それが理想… 神も仏もあるもんか…そう思って生きてきた、でもいるんだなぁ~魂ってあるんだよ、 神も仏も存在するの 不思議な縁に導かれて、茶道を始める 母の残した帛紗を使い

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