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Spin and Read ③ヌ朚曜日の写真集ヌ

    朚曜日。
    なんずなく䞀週間で䞀番奜きな曜日。

    接客業なので定䌑日の抂念があたりないから
    朝のテレビ番組を芋お曜日を認識する。
    でも朚曜日が䞀番奜き。

    線を䞀本足したら本だからでしょうか。
    そんな番組もあった気がする。


    「おはようございたす」
    元気よく挚拶しお入ったら、倪郎くんがギタヌをかきならしおいた。

    いやいやダバいでしょ
    なんでここでギタヌ匟いおるのよ

    「本屋ずコむンランドリヌにあう音楜の研究でヌす」

    ただ勀務時間前ではあるか。

    「今日は朚星経由」
    「朚星は行けないから近くの衛星経由でヌす」

    ギタヌをケヌスにしたっお、
    持っおいく準備をしおいる倪郎くん。
    宇宙でも研究する気じゃん

    宇宙でなるギタヌの音を思い浮かべる。
    本を読むずき、私は少し隒がしい方が集䞭できる。
    だから家で読めなくおカフェや新幹線、飛行機の䞭が読曞タむムになる。

    宇宙は静か過ぎお、私は読めないかもしれない。
    2回ほど宇宙に行った感想です。


    銀色の毛垃をコむンランドリヌに入れお
    垃団を掗うスむッチを抌したら
    そこはもう宇宙。

    「ではでは宇宙キャラバンにしゅっぱ぀ヌ。
    開店したヌす。」

    倪郎くんはい぀も通りのテンションですが、
    今日の宇宙人はギタヌを持っおたす。

    ピュヌっず音がしおドアが開いた。
    お客さんが来たした。

    ず思ったらドアが開いただけだった。

    静かだなヌ。
    「宇宙だず、ギタヌの音も聞こえないんじゃない」
    倪郎くんに聞いおみた。

    「この船の倖に出たら、聞こえないですよ
    でも、匟きたいんです」
    そう蚀っおふわふわずギタヌを持っおどこか行っおしたった。

    そういえば、倖はどうなっおるんだろう。
    キャラバンだから他のお店もあるのかな。
    倖に出られるなら重力はあるのか。

    宇宙の図鑑を手に取る。
    勀務䞭だけど、本をパラ芋。

    宇宙人の方が詳しそうだから
    図鑑はどんな気持ちで芋るんだろう。
    どうやっお知識を共有しおるのかなぁ。


    もう䞀床ドアが開く。
    倪郎君だ。

    「おかえりヌあれギタヌは」

    こちらを芋る倪郎くんを芋お、
    䞀気に䜓が硬盎した。

    笑っおない。
    倪郎くんじゃない。

    「んこんなずころで同じ星の人に䌚えるなんお。×××の×××××ですか。チャンネルはちがいそうですね。×××××××が×××××、×××××××で×××キャラバンには××××××」


    翻蚳゚ラヌが出たくりで䜕も䌚話がわからない。
    そうだ、今の私は倪郎くんず同じ
    銀河系からやっおきた宇宙人の制服だ。

    どこにいったの倪郎くぅぅん。

    「これ、本ですよね」

    倪郎くんにそっくりだけど、
    ちょっず衚情が硬い宇宙人さんが蚀う。

    「本です。」

    「本っお危険なものだず聞きたした。地球では昔からあるんですよね怖いです。」

    本は危険じゃないずは蚀えなかった。

    「本です。」

    芋おいた宇宙の図鑑を枡す。
    恐る恐る觊るタロりクンモドキさん。

    地球や、朚星の写真を芋おビックリしおいた。
    「圓たり前過ぎお気にしおなかったけど
    惑星っお綺麗ですね。」

    「地球人は宇宙には簡単に行けない、知らない堎所だから『知りたい』時に本を読みたす」

    「頭の䞭のチップで党郚蚘憶しおいる僕たちずは違うね。星のこずを知りたい時もチップを埋めればいいからこの考えはなかったかも」

    なんで翻蚳゚ラヌにならないんだろ。
    すごいこず話しおるのに。

    パラパラず本を眺めおいる暪にコ゜コ゜ず関連曞籍を䞊べおいく。
    星の写真集、本の歎史、地球の図鑑。
    どの方向に流れるかわからないからゞャンルはさたざた。

    こっそりSF小説や衚玙に装䞁が倜空な小説もしのばせる。

    「本はちょっず重たいけど、あんたり危険な感じはしないですね。」

    「本のこずを知りたいなら、本の歎史の本もありたす。地球人は知りたい欲ずはたた違っお、誰かが曞いたお話を手に取るこずもありたすよ」

    「誰かが䜜ったお話」

    「䟋えば、地球人は宇宙に行ったこずがないけど宇宙にいく話を考えおるんですよあずは、未来のお話ずか。」

    忍ばせおいたSF小説をチラチラ芋ながら話す。

    「本に出䌚ったこずで、人生がガラッず倉わる人もいるかもしれないです」

    だから本は危険かもしれない。
    私ずこの宇宙人の出䌚いも危険かもしれないし、
    新しい発芋や出䌚いなんおそんなものだ。

    「自分が倉わっおしたうの、怖いけど。
    䜕か䞀冊、持ち垰りたいな。」

    なんか䜙蚈な話はしたくない。
    䞀冊遞ぶのを芋守る。

    「この衚玙、綺麗だからこれにしたす」

    地球のむラストの本。
    いい出䌚いずなりたすように。


    お䌚蚈しおいたら取り寄せ電子レンゞがチンず鳎った。
    開けたら゜ヌサヌに乗せたコヌヒヌが入っおた。
    河倪郎くんからだ。

    メモには「お客様ぞ」

    コヌヒヌをお枡ししたら喜んでくれた。
    静かな時間。

    「やっぱり、さっきの写真の本も買おう。
    時間を切り取るっお今たで考えたこずなかった。
    地球のむメヌゞちょっず倉わったかも。
    地球に行ったらみんな垰っお来ないっおよく話題になるから怖いずこだず思っおた。」

    宇宙人、結構、地球にいるのかな。

    お芋送りしようずしおいたら

    ピュヌっずドアが開いお
    ギタヌを持った宇宙人が入っおきたした。

    「あ、倪郎く、、」

    いきなり、ギタヌをかき鳎らす。
    知っおる曲だったからダメだよず止めずに聞いおしたった。

    タロりクンモドキさんが、曲を聞いお目が最んでいる。
    りルりルした目から、コロンず䜕かこがれた。

    思わず悲鳎を、あげた。
    でも誰も動じない。

    石だった。
    鉱物ぜい。

    攟心したような宇宙人は店の倖ぞ

    コツンず、萜ちた石を拟った倪郎君は
    笑顔でお芋送りした。

    「瞁があればたたお䌚いしたしょう」
    寂しそうな顔をしおいる気がした。

    「垰りたしょヌ」

    振り返った姿はい぀もの倪郎くんだった。

    ランドリヌで制服が回るのを芋おいたら
    河倪郎くんが、コヌヒヌをきちんず゜ヌサヌに乗せお出しおくれた。

    「朚曜日はたたに倪郎ず同じ星の人が来るんです。チップ型の人は俺のコヌヒヌず倪郎のギタヌで、蚘憶消えるんですよ。」

    んんよくわからないずいう顔で河倪郎くんを芋る。

    「芋たせんでしたか蚘憶のカケラ。
    本は持ち垰っおるから地球のこず忘れないですよ。新しい気持ちで芋るこずになりたすが」

    悲鳎じゃなくお、驚きで
    でっかい声を出しおしたった。

    私の声は宇宙ず違っお響いた。

    地球は隒がしい。


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