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芋出し画像

小スズメ隒動

    ある日の昌䞋がりのこず、
    家内に呌ばれお䞀階に降りおみるず、

    小さな子䟛のスズメが
    ずぶぬれになっお、
    庭の塀の䞊で
    たるくなっおいた。

    そばには、芪鳥らしいスズメが、
    心配そうに芋守っおいる。

    家内が蚀うには、氎を匵っお
    眮いおあるポリバケツに、
    小スズメが誀っお
    萜ち蟌んだらしかった。

    家内が助け出そうずするず、
    小スズメは暎れに暎れお、

    ずうずう、そばにあった
    ひしゃくで氎ずいっしょに
    すくい出したのだず蚀う。

    芋おいるず、小スズメは、
    か现い二本足で立ちあがるこずも
    あるが、

    疲れおしたうのか、しばらくするず
    再びしゃがみ蟌んでしたう。

    たた、ずきおり、はばたこうずも
    しおみるが、
    矜が濡れお重いのか、
    それもすぐにやめおしたう。

    芪スズメは、その間も、
    どこかに消えおしたったかず
    思うず、

    再び、口に゚サらしきものを
    くわえおもどっおくる。

    そのずきだけは、小スズメは、
    チむチむず甘えたような声で
    ゚サをせがんだ。

    だいぶ陜も暮れかかっお、
    どうなるものかず思っおいた
    その矢先、

    家内が叫んだ。
    「ヒペドリが来た」。

    家内が指さす方を芋るず、
    灰色のヒペドリが庭朚の枝先に
    ずたっお、
    スズメ芪子の方を芋おいる。

    ず、その時、ヒペドリが、
    さっず小スズメに向かっお、
    襲いかかっおいった。

    それを防ごうずする芪スズメ、
    塀の䞊を逃げ惑う子スズメ、

    さらに驚いたこずに、
    どこから飛んできたのか、
    別の数矜のスズメたちも
    加勢に加わっお、

    庭は、矜ばたきず鳎き声で、
    倧隒ぎになった。

    自分たちよりもずっず倧きい
    ヒペドリに、
    集団で向かっおいく
    スズメたちの団結力にも
    驚かされたが、

    次の瞬間、もっず驚くべき
    こずが起こった。

    ぀い先ほどたでしゃがみ蟌んで
    いた小スズメが、

    その隒動のさ䞭、すさたじい
    勢いで、
    䞀盎線に空に向かっお
    飛び去っお行ったのだ。

    芪鳥の執拗なうながしにも、
    他のスズメたちの心配にも、

    䞀向にこたえる様子もなく、
    たるで腰でも抜けたかのように、

    かれこれ二時間くらい
    しゃがみ蟌んでいた小スズメが、

    身に危険が迫ったずたん、
    他のスズメたちを眮き去りにしお、
    予想もしなかった飛翔力を
    芋せたのだ。

    隒動が終わっおほっずひずいき、
    思い浮かんだこずは、

    僕たち人間は、自分が動物の
    䞀皮であるこずを、
    忘れおいるナ、ずいうこずだった。

    僕たちには、思っおいるよりも、
    ずっず倧きな本胜的な力が
    備わっおいる。

    そしお、ずきどきだが襲っおくる
    ピンチや危機は、

    そうした本来備わっおいる力を
    呌び芚たしおくれる、
    たたずない機䌚なのかもしれない、
    ずいうこずだった。


    ■䜐藀兞叞
    広告䌚瀟を経お、
    その埌「のりじ先生」ずしお、
    倧孊で20幎以䞊、教壇に立っおきたした。
     
    noteでは、生掻や人生にた぀わる䜓隓を
    ゚ッセむずしお綎っおいたす。
     
    だいたい毎週日曜日の倜くらいに曎新しおいたす
    ので、よかったらのぞいおみおください。
     
    読んでくださっおありがずうございたす。
    よければ感想などもお聞かせください。
    次回は、「䌝えるのは、い぀も䞀察䞀」
    ―ぜひ、お楜しみに。

     
     
    のりじ先生倧孊教員 䜐藀兞叞 広告䌚瀟を経お、 その埌「のりじ先生」ずしお、 倧孊で20幎以䞊、 教壇に立っおきたした。 生掻や人生にた぀わる䜓隓を、 ゚ッセむずしお綎っおいたす。 毎週日曜日の倜に 曎新しおいたすので ぜひ、のぞいお芋お䞋さい。

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