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少子化は「お金」の前に、「人を本気で好きになれる社会」なのかもしれない

    少子化対策というと、
    お金の話ばかりになる。

    補助金。
    無償化。
    給付金。

    もちろん大事だと思う。

    でも、子どもを産むことって、
    本来そんなに“計算”して決めるものなのかなとも思う。

    この人との子どもが欲しい。


    昔は、もっと単純に、
    そういう感情が土台にあった気がする。

    もちろん現実は甘くない。
    生活もあるし、お金も必要。

    でも今の社会は、
    その前の段階で、
    「本気で人を好きになること」自体が難しくなっている気がする。

    傷つきたくない。
    面倒を避けたい。
    コスパやタイパで考える。
    ネット社会ですべて解決してしまう。

    人間関係まで効率を求める空気が強くなった。

    SNSを見れば、
    他人と比較して疲れる。

    恋愛すら、
    どこか“面倒”みたいになっている。

    そんな社会で、
    「家庭を持ちたい」
    「子どもが欲しい」
    と思える人が減るのは、
    ある意味自然なのかもしれない。

    先日、あるお店で20代の女性が言っていたことが
    まさに今風だと思った。

    「子どもは欲しい。
    けど、痛い、しんどいのは嫌だ。
    だから自分の子どもを産んでくれるロボットみたいなのがあればいいのに」

    自分のお腹で子どもを10ヶ月間育てて、
    痛い思いをして産むのに抵抗があるらしい。

    斬新な考えだとある意味感心した。

    自分の卵子と好きな人の精子をロボットの中で交配して産んでもらう。
    その需要は今の時代は多いのかもしれないなとふと思った。

    少子化は、
    単純に経済政策だけの問題ではなく、
    人と人との関係性、価値観の変化の問題でもある気がする。

    純粋に誰かを好きになれること。



    実はそこが、
    一番失われているのではないだろうか。

     
     
    頑張っても評価されない違和感や人間関係に悩んできた50代会社員。 “このままでいいのか”を経て、自分を取り戻す過程を発信中。 会社に埋もれず本音で生きたい人へ、思考と気づきを届けます。

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