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「推しを2人思い浮かべてください。たぶん、あなたが分かります。」

    履歴書には書けない、本当のあなたに出会う方法。推しは自分を映す鏡だ。

    はじめに

    推し活ブームが浸透した現代社会を生きる我々にとって、それぞれに推し(=好きな物)が存在するのは当たり前になってきています。
    アイドル、俳優、YouTuberやスポーツ選手。あるいは歴史上の人物から鉄道、動物園のパンダまで、その対象は多岐にわたります。

    突然ですが、この前提を元に皆さんには自分の推しを"2つ"思い浮かべてほしいです。

    いいですか、2つですよ。

    …
    ……
    ………

    はい。なんか、うーーーーっすら、それぞれ共通する部分がありませんか?
    ・○○と△△はココが同じだ!
    ・ココが近しい!似ている!
    ・なんだか属性が同じだ! など。

    「そりゃそれらを好いているのは自分なんだから、ある程度のタイプは寄ってくるだろ」と思ったかもしれませんが、その通り!その気持ちと気付きが大事なのです!

    もちろん見つからなくても大丈夫です。むしろ見つからない方がこれから探っていく楽しさがあるからそれはそれでよしです。もし「推しなんていない」という人がいても、もう少し読み進めたところに確認ポイントがあるので、その項目を読んでまた上記の問いに帰ってきてください。

    かくいう僕にもいくつか推しが存在していますが、「この人とこの人ってこういう点が似ているよなー」とか、「推しと自分には、もしかしたら似ている部分があるかも」とかって考えるの、結構楽しいんですよね。

    そして何より、推しの共通点もしくは推しと自分の共通点を知ることは自分を見つめ直すことにもなります。また、推しとは違う部分でもそれは同じことが言えます。本文では推しを用いての自己分析方法についてお話していきます。

    また、複数の推しが持つ共通点を探す楽しさに触れ、さらに推しのどこが好きなのかを改めて考えるきっかけになればと思います。

    そしてよかったら読み終わったあと、僕に教えてください。
    「自分は○○と△△が好きで、ココが同じだった!」とか、「自分とココが似てた」とか、ぜひ僕に皆さんの"推し"について"オシ"えてくれると、嬉しいです!

    それと、文章中には僕の推しを実例に話すパートがあります。良ければ僕の推しについても知ってもらえるとうれぴーです。(もはやそれがこの文章を綴る主な理由まである)

    推しを知ることは自分を知ること。
    推しと推しの共通点は、自分との共通点でもある。
    また、推しと自分の共通点は、自分を客観視するひとつのピースになる。
    それらを見つけにいきましょう!


    ①そもそも「推し」ってなに?

    「推し」について整理してみよう

    とはいえ 「いや、自分には推しなんていないっすw」という人もいることでしょう。いやいや、甘い甘い。凍らせたアクエリの1口目くらい甘い。
    それではもし、あなたがラーメンを好んでよく食べているとします。そしてさらに特定店舗のラーメンが好きなら、十分に「ラーメン推し」または「○○屋(店舗名)推し」であると言えます。ほかにも、憧れていていつか乗りたいと思っている車があるなら、その車種があなたの推しです。
    前述の通り、現代における「推し」は多岐にわたります。公園、散歩コース、信号機、文房具、カブトムシ、工場夜景、歴史的建造物、水筒、宇宙人、ジーパン、棋士、パートナーなどなど…。

    「それって推しなの?!」といえるものも含まれていますが、これが今の世。なんでも推しと定義してしまうのです。(なんでもかんでも推しだと呼ぶのはどうなんだ?という意見もあるが、今回は置いておく。)

    なんでも「推し」だと胸を張っていい

    NHK「沼にハマってきいてみた」、TBS系「マツコの知らない世界」を観たことはありますか?この2つの番組は共通して「ある特定のジャンルを深く愛する人が、その魅力を情熱的に語り、未知の人(視聴者やMC)を引き込む」というコンセプトを持っています。過去には「マンホールの蓋」「電柱」「漢字」「ミッキーの手」など、森羅万象の全てが登場するのでは?!と思うほどディープでニッチなものを愛する人々が登場しています。

    そう、ここまで来ればどんなものだって推しと呼んでいいんです!!!!!

    こうなれば、あなたにも2つくらいは推しと呼べる存在があるはずです。

    もし前段落で「推しなんていない」と思った人はもう一度、推しを思い浮かべる問いに戻ってみてください。

    …おかえりなさい。戻ってない方は引き続きよろしくお願いします。

    それでもなお、推しが出てこないようであれば、このページは閉じてもらって大丈夫です…。

    多様化する「推し」とその共通点

    推しが多様化し、様々なものを推しと呼べる現代においては、この話の重要パーツである「共通点を見つける」のは難しいことかもしれません。

    でも、少し視点を変えるだけで推しの共通点は簡単に見つけられます。ある程度のものなら。

    仮に「信号機」と「ジーパン」が好きで、推しだという人がいたとしましょう。めっちゃ変わってるけど。一見全く違うもののように思えますし、実際全然違うのですが、僕には共通点が見えます。

    僕は決して信号機推しでもジーパン推しでもないのでこれらの良さを話すのは憶測でしかないのですが、この2つって、どちらも「劣化」するんですよね。

    劣化というと聞こえが悪いですが、要するに時間が経つと「味が出てくる」のです。

    雨風にさらされ太陽に焼かれ、塗装が褪せたりレンズの色味も変わってきても、その場で何年、何十年と人々の安全を黙々と守り抜いてきた信号機。

    はたまた履き込むことで色が落ちて形が若干変わっていき、持ち主が歩んできた人生を証明するかのように表情を変えるジーパン。
    このどちらもが長い年月の中で歴史の重みが増してゆくのです。

    またこれも憶測になってしまうのですが、中にはレアな個体が存在するのではないでしょうか。形や生産時期の違い、設置数や製造数によって希少なものなどがあるはずです。どちらもレア個体と邂逅することは、まさに宝探しのような高揚感が味わえるのではないかと考えます。

    僕は両者を推しているわけではないので、本当の魅力は分かりかねますが、こうして視点を変えることで共通点を容易く見つけられます。ただの物として捉えるのではなく、そのバックボーンを想像してみるのです。(もしこの2つが好きだという人がいたら話を聞いてみたい。)

    本当にとんでもなくかけ離れたものだと共通点を見つけるのは難しいかもしれないし、そもそもそれらを好きで詳しくないと不可能です。
    でも、ちょっとワクワクしませんか?ぜーんぜん違うものだと思っていたものに似た点があると、なんだか世界が広がった感じがします。少なくとも僕は。

    しかし、今からやりたいことはこれより簡単なはずです。なぜなら"あなたの"「推し」と「推し」の共通点を見つけることだから!信号機とジーパンよりグッとハードルが下がるし、何よりあなたがそれらについて誰よりも詳しいはずです。だってどちらもあなたの推しだもん。

    信号機とジーパンで共通点を見つけられるんだから、自分の「推し」と「推し」でも出来そうな気がしませんか?しかも、あなたはその推しの専門家です。必ず同じ点が見つかります。

    それでも無理そうなら、対象を他の推しにしてみましょう。なにもひとつのペアにこだわる必要はないのです。


    ②『推し』との共通点を見つける必要性は?推しは鏡である。

    自分のためになって、楽しい

    自分の好きな物は全部推しと定義してよいことと、それぞれの共通点を見つけることは可能であるとをこれまでお話してきました。じゃあ、そもそも推しと推し、または推しと自分の共通点を見つける必要って、あるの?

    いや、全然必要じゃないですw

    「じゃあなんでこの話してんだよ!!!!!」「何でこれ読まされてんだよ!」
    …そうはならずに、ちょっと待ってください。必要じゃないけれど、推しと推し、もしくは推しと自分の共通点を見つけることは「自分の中で推しの解像度を上げられること」と「自分を見つめ直すきっかけ」になります。前者はいいとして、なんで後者のきっかけになるのかはあとでお話します。
    自分を見つめ直すのって、正直やってもやらなくてもいいことなんです。だから「必要ない」とお伝えしました。

    必要ではないけれど、ちょっとだけ自分のプラスになる。あと楽しい。本来趣味ってこうあるべきだと思うんです。「やってもやんなくてもいいけど、多かれ少なかれ自分のためになって、楽しい。」
    これが健全な趣味の姿です。推しと推しの共通点、あるいは推しと自分との共通点を探すことは推し活の一環であり、趣味であるほかなりません。だからやってもやらなくてもいいのです。必要ない。
    だけど、自分を見つめ直すことができて(自分のためになって)、楽しい。だから一緒にやってみませんか?という誘いです。

    推し活をしながら自分を客観視できたら、一石二鳥じゃないですか?だって楽しみながら自分のためになるから。

    自分を見つめ直すきっかけ。「推しは鏡」

    共通点を探すと「自分の中で推しの解像度を上げられる」というのは、読んで字の如くなので言及しません。
    それよりも、なぜ「自分を見つめ直すきっかけ」になるか、というところです。

    それは「自己肯定の投影」と「ミラーリング」にあります。

    自己肯定の投影───
    人は本能的に自分と共通点がある人に好意と親近感を抱きます。例えば同じ趣味を持つ人や同郷の人と会うと嬉しくなって話が盛り上がった経験ってありませんか?
    僕は遠方でたまたま同じ静岡県出身の人と出会った時、地元トークで盛り上がった経験があります。なんだかお互いを認め合うような感覚になりました。(県知事選こととか、ローカルな話。)
    同じように、推しが自分の価値観や雰囲気、あるいは少し似た外見を持っていると、自分自身を肯定されているような充足感を得られるため、無意識のうちに自分に似た人を「推し」として選びやすくなります。これが「自己肯定の投影」です。

    ミラーリング───
    また、長年推し続けていると、無意識のうちにその人の表情、話し方、考え方、あるいはファッションスタイルや好み、物の場合は歴史的背景や役割から汲み取れる意義などを真似てしまう(取り込んでしまう)ことがあります。これが「推しに似てくる」という現象の正体、いわゆる「ミラーリング」です。

    まとめると、
    ・自分と似ている人や物などを「推し」とする傾向にある。
    ・いつの間にか自分が「推し化」してくる。

    以上2点が挙げられます。

    推しを愛するあまり自分との境界線が薄くなると、気付かぬうちに自分が推しに近づいてゆくのです。
    もっと極端に言えば、好きになればなるほど「推し=自分」に限りなく近づきます。

    つまり推しは自分の鏡なんです。自分を自分たらしめているのが推しであり、そんな推しを知ることは自分を知ることになる。いつのまにか自分を見つめ直すきっかけになるのです。

    自己肯定の投影とミラーリングについて深掘り

    この2点がなぜ自分を見つめ直すために重要となるのかをもう少し理解していただくべく、一例を用いて深掘りしていきます。

    登場していただくのは金村美玖(かねむら みく)さん。日向坂46の2期生で、アイドルです。
    そして言わずもがな、僕の推しです。(といっても今は遠くから見守る程度)

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    金村美玖さん(Instagram @miku_osushi)

    今回は金村さんを推している自分を例に自己肯定の投影とミラーリングについてご紹介します。

    自己肯定の投影についての一例

     まず、僕と金村さんは同い年です。彼女がデビューをして推し始めた時はお互い中学3年生。

    坂道アイドルにはそれぞれ冠番組があり、当時は新加入のメンバーが1人1人自己紹介をするのがお決まりになっていました。それまで普通の女の子として過ごしてきた彼女たちが、突如として多くの目にさらされる中で自己紹介をするのです。緊張しないわけがありません。しかも金村さんは五十音順でトップバッターを任されることに。

    目の前の幕が引かれスタジオに登場した金村さんの強ばった表情と手と足が同じになった歩き方からその緊張度合いが伝わります。

    それでも自身のキャッチコピーである「皆さん美玖を推すしかない(お寿司かない)」をバッチリと決めたあと、得意のサックスで先輩メンバーとセッションを披露(上手くいったかはさておき)。初々しさを見せつつ堂々と自己紹介をやり遂げたのです。

    当時は「自分と同級生の子が大人の世界に飛び込んで頑張っている…!」と驚きと憧れの眼差しを向けていました。また、人前で話すことが苦手な自分(今は克服)と金村さんを重ねても見ていました。

    それと、ああ、自分も大人が近づいているんだという謎の焦燥感を覚えました。これに関しては高校進学を控えていて将来を考えざるを得ない状況だったことが影響していると考えます。"新たな場所で頑張らないといけない"これは当時の金村さんと自分の共通点でした。

    この話を基に、自己肯定の投影について振り返ります。
    ・自分と同級生
    ・新天地で頑張る必要がある
    ・人前で緊張してしまう

    前述の通り、人は本能的に自分と共通点がある人に好意と親近感を抱きます。

    よって以上の3つは金村さんについてほとんど知らなかった自分が、彼女を好きになって「応援しよう」「推してみよう」と思う理由には十分すぎたのです。

    これが自己肯定の投影です。
    自分と共通点を持っていたり、性格や境遇が近しい人を自分と重ねてしてしまう───

    いつの間にか潜在的に自分と似た存在を推しにしてしまう理由です。

    ミラーリングについての一例

    お寿司
    金村さんのキャッチコピーである「皆さん美玖を推すしかない(お寿司かない)」。何を隠そう、彼女は大のお寿司好きです。テレビやラジオ、ブログ、YouTubeなど、いたるところでその"お寿司愛"をアピール。「食べると必ず元気になる、お守りのようなご飯」と語る彼女にとって、お寿司は大切な存在であることが伺えます。

    そんな彼女を推す日々が続くと、必然的にお寿司を見る機会が増えます。するとどうでしょう、気が付けば自分の脳内にお寿司が刷り込まれてゆくのです…。

    そうして錯覚します。「自分もお寿司がずっと前から好きだった!!!」と。いやもちろんお寿司は美味しいし以前から好きだったけれど、それまでに比べ金村さんに影響されて思い込みが強くなっています。明らかにバイアスがかかってる。そして金村さんを推す前に比べて、お寿司を食べる機会が増えました。

    カメラ
    また、ファンの間で彼女はカメラ好きで名が通っています。自前のカメラで撮った写真をブログやSNSにアップしており、YouTubeでもカメラレンズについて語るほど造詣が深い方です。
    さらに日本大学芸術学部写真学科を卒業していて、自身の写真展も開催するほどですから、その腕は確かなものです。

    僕はカメラを購入して勉強をするまでには至りませんでした。ただ今はカメラの性能が高水準なスマートフォンが普及して、技術がなくても誰でも手軽にそこそこの写真が撮れる時代になっています。

    iPhoneを愛用している僕もよく写真を撮りますが、金村さんを推し始めてからその頻度が高まった気がします。人物や物を撮る時にどんな構図や距離感がいいのか、どうしたら良く映えるのか考えながら撮るのは結構楽しいです。

    そして撮れた写真をSNSにアップする。

    …あれ、金村さんと同じことしてるじゃん!!!

    これこそがミラーリング。

    前項で、長年推し続けていると、無意識のうちにその人のあれこれを真似てしまう(取り込んでしまう)ことがあるとお話しました。お寿司にしてもカメラにしても、金村さんを推す前まではそこまで興味のなかったものです。あくまでも"推しが好んでいるもの"でしかありませんでした。しかし、いつの間にか自分の好きなものになっていたのです。

    あえて変な表現にしますが、気がついたら僕が金村さんを取り込んでいました。

    余談ですが、撮れた写真をSNSにアップしがちで承認欲求が高めなところもお互いの似ている部分かもしれません。

    自己肯定の投影とミラーリングについてのまとめ

    以上2つの実例を基に自己肯定の投影とミラーリングについてお話しました。

    要するに、「自分と同じような存在を推しにする傾向にある」こと、「自分の趣味嗜好、考え方などが推しに近づきがち」 この2点を理解していただければOKです。

    自分もあるなあと思った方、いるんじゃないですか?

    「推しは自分自身に近しい存在である」
    よって、推しの理解を深めることは自分を見つめ直せて客観視することに繋がるのです。

    結局、推しとの共通点を見つける必要性はあるのか

    それでは、この章の問いである「『推し』との共通点を見つける必要性はあるのか」に帰ってみましょう。

    結論。推しが自分と近しい存在であるという確認と整理のために必要。

    お分かりかと思いますが、この場合の「近しい」というのはあくまでも価値観や雰囲気、趣味嗜好、性格などを指します。決して立場や肩書きのことではありません。

    推しは自分を映す鏡です。それを認めた上で推しを見ることは、すなわち自分を客観視することと同義になります。自分を見つめ直せるのです。

    極端な話、こう言い切れます。
    推しの良いところ、素敵なところは自分の良いところ、素敵なところ。
    推しの直すべきところやもっと良くなる部分は自分の直すべきところやもっと良くなる部分。


    推しを見ることはつまり自分を見ること。
    特に推しのどこを見ればよいのか炙り出すために、自分との共通点が何か整理することは必要となってきます。


    ③自分を見つめ直して客観視するメリットは?

    自分を客観視する=メタ認知を高める


    自己肯定の投影とミラーリングによって推しは自分自身に近しい存在であること、よって推しについての理解を深めると自分を見つめ直せて客観視できることは分かったけど、そもそも自分を客観視することは何がいいの?

    それは自分を客観視すること、いわゆる「メタ認知」を高めることで、心のコンディションを整えるだけでなく、現実的なパフォーマンスを向上させる上でも非常に強力なツールになるからです。

    「客観的に考えてみましょう。」 誰しも一度は似たようなことを言われた経験があるのではないでしょうか。だから我々の中でうーっすらと自分を客観視する(=メタ認知を高める)ことは大事だという共通認識だけはあります。でも、どんなメリットがあるのかはイマイチよく分かっていない。僕もその1人です。今回はメタ認知を高めるメリットについて一緒に考えていきましょう。

    メタ認知を高める2つのメリット

    メタ認知を高めるメリットはいくつか考えられますが、その中から主に2つをピックアップします。

    1.自分の「思考の癖」に気づける
    2.対人関係が円滑になる

    この2つはメタ認知を高めるメリットの中で、分からないなりに僕が重要だと考えたものです。なぜそう考えたのか、お話させてください。

    1.自分の「思考の癖」に気づける


    人間は誰しも、無意識のうちに偏ったものの見方をしています。考え方が型にはまり、思考に癖がついてしまいがちです。「こうなったらどうせ無理だ」「自分は〇〇が苦手でできない」など。
    この状態が当たり前になると、根拠のない決めつけを事実なのか自分の思い込みによるものなのか判別が難しくなってしまうのです。
    でも、一歩引いて俯瞰的に物事や状況を見てみると、新たな視点が生まれて解決策が出てくることがあります。

    イメージで言うと狭まった思考が一気に広がる感じ。凝り固まった思考や行動は自分の行動さえも制限してしまいます。これはとてももったいないことです。メタ認知を高めることで自分の思考の癖に気づくことができ、思い込みからの脱却が図れます。

    例えば、推しの失敗に対して「もっと完璧でいてほしい」と思うのであればそれはあなたが無意識に「完璧主義」の考えが型にはまっています。このような点に気がつくことができるのがメタ認知を高める良さです。

    2.対人関係が円滑になる

    対人関係のトラブルの多くは、「相手も自分と同じように考えているはずだ」という思い込みや、自分の感情を相手にぶつけてしまうことで起こります。

     自分を客観視できる人は、同時に「相手から自分がどう見えているか」という視点も持ち合わせているので、このトラブルを回避しやすくなるのです。

     自分の言動が相手にどんな影響を及ぼすのか想像しやすくなり、不用意な摩擦を避けてより建設的な関係を築けます。

    以上2点がメタ認知を高めるメリットとして考えられるものです。「思考の癖」と「対人関係」という2つの軸は、自分を客観視することで大きなリターンが得られるのものではないでしょうか。

    ④メタ認知を高めるために推しを用いるそのワケ

    A.楽しいから

    メタ認知を高めるメリットについてなんとなく分かりました。でもメタ認知を高める方法はほかにいくつもあるのに、なんで推しを使うの?

    1番の理由は「楽しい」からです。

    メタ認知を高める方法にはどんなものがあるのか、調べてみました。思考の言語化、セルフモニタリングの習慣化、瞑想、視点の切り替えなどがあるようです。

    うーん、なんかちょっと難しそう!

    もちろん詳しいやり方を知れば全然そんなことないかもしれないけれど、楽しいかと言われれば、ちょっと微妙です…

    だけど、「推しを知ることが自分を知ることに繋がるかも」と思えたら、ちょっと楽しそうじゃないですか??冒頭からずっと言っていますが、これが最大の理由です。

    推しというレンズ

     また、「推しというレンズを通すことで自己を受け入れやすくなる」というのも理由のひとつとして挙げられます。

    人は素直じゃない生き物。自分の良いところは照れてしまったり、他人から褒めてもらっても謎の謙遜をしてしまったりして受け入れようとしません。せっかく良いところなのに。また、直すべきところも目を逸らしてしまいがちです。これらの事象は自分を客観視できていないことが原因と思われます。

    だけど、推しの良いところや直してほしいところを見つけたり口にすることはなぜか容易に行えます。理由は好きだから。好きだからこそ良いところは見つけられるし、直してほしいところは素直に口にできる。

    でもそれって、自分にも言えることじゃないですか?

    だって推しは自分を映す鏡だから。全てとは言いませんが、推しに言えることは自分にも言えることでもあります。本文はこの仮説を基にずっとお話してきています。

    推しの良いところは、自分の良いところ。推しの直してほしいことは自分も直した方がいいこと。一度「推しというレンズ」を通すことで自分を受け入れやすくなると考えます。

    自分が譲れないもの

    「あの言動は許せない」「もっとああなってほしい」
    推しは好きなものであるので、これらの感情を抱くことは少ないかもしれませんが、でもたまーにこういう時ありませんか?

    直接推しに対してではなくとも、その運営やプロモーション方法、その他推しにまつわる外的要因に対して以上の感情を抱くこと、一度は経験あるはずです。これらは実は自分が譲れないものだったりします。

    結構、これに気がつくのって難しいんですよね。その譲れないものが自分の当たり前になってしまっているから、気がつくタイミングに出会えないのです。


    推しは自分の心を満たしてくれるものだけではない

    推しの存在は自分の心を満たしてくれて元気にしてくれる存在、だけではありません。こうして自分を見つめるきっかけを与えてくれて自己を受け入れやすくしてくれます。

    ただの推し活が、自己分析の場になるのです。ここで得た発見は履歴書には書けません。誰かに話すこともちょっと難しいかもしれません。でも自分のためになります。しかも推しを通して見つけた自分の姿なので、なんだかワクワクするし自己肯定感が上がる気がしませんか?

    そうなれば、推しに対する感謝の気持ちも増してより尊く感じられるはずです。

    ⑤実際に推しと推しの共通点を探ってみよう

    2つの推しを用いる意味

    本文の大大大冒頭で、皆さんには推しを2つ思い浮かべてもらいました。推しの共通点を探す楽しさを、、なんてお話もしています。

    でも、自分のメタ認知を高めるには何も複数の推しを用意する必要はありません。金村さんを用いて自己肯定の投影とミラーリングについて確認したように、単体の推しでも十分に可能です。ではなぜあえて複数の推しを用いるのか、それはより深く説得力のある点を探るためです。

    自分と推し①のみの共通点より、自分と推し①、推し②それぞれの共通点を用いた方がより強固で信ぴょう性のある客観視に繋がると考えました。

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    1人(1つ)の推しを用いた場合

     

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    複数の推しを用いた場合


    複数の推しを用いた共通点のほうがより強固で濃いものであると言えます。それはすなわち、より深い自分を見つめられることに繋がるはずです。

    ただ少し難易度が上がるので、難しい場合は1人(1つ)の推しで自己分析をしてみましょう。本文の冒頭で話した前提がないものになってしまいますが。笑

    でもいいんです。本文で最も伝えたいのは推しを用いて自己分析ができることにあるからです。何も無理して2つの推しを用いなくてもよいのです。

    次項から複数の推しを用いた共通点の探し方についてお話していきます。

    それぞれの推しについてまとめる

    それでは、実際に推しと推しの共通点を探してみましょう。と、言いたいところですが、前段階としてやっておいた方がいい準備があります。それは「推しの視える化」です。

    あなたが想像している素敵な推したちには、きっと色とりどりの様々な特徴があるはずです。
    しかし推しの共通点を探すためには、まず推しがどんな存在なのか、情報整理してまとめておくべきです。

    なぜなら、推しがどんな存在でどんな側面を持っているのかを知っていないと共通点を探すなんてできるはずないからです。

    とは言ってもとってもとっても簡単。あなたはその推しの専門家なので、自分がその推しについて知っている情報をただまとめるだけですぐ終わります。一緒にやってみましょう。

    「外的情報」と「内的情報」

    ただし推しの情報をまとめる際にはひとつ注意が必要です。それは「外的情報」と「内的情報」を分けてまとめること。簡単に言うと見た目と中身の話です。

    外的情報はその人やものの「ラベル」や「パッケージ」のことを指します。つまり視覚的に飛び込んでくる情報です。「この人はスーツの着こなしがキマっているな」「毛がもふもふで可愛いうさぎさんだな」「流線美に惚れ惚れする車体だ」など、これらは全て外的情報によるものです。またその人やものの肩書きや立場は正直どちらとも取れますが、今回は外的情報であるとします。

    そして内的情報。こちらの方が重要になってきます。これはその人の好み、価値観、思考のプロセスなど、目に見えない部分です。また推しが物の場合は、その推しが持つ側面や社会的な意味合い、役割などが挙げられます。
    これらは対話や時間をかけないと見えてこない部分です。自分との共通点を挙げて自分を見つめ直すにはこの「内的情報」についてまとめることが肝要といえます。

    今回は推しのターゲットを人に絞って話を進めていきます。

    外的情報と内的情報の例

    外的情報の一例(人の場合)
    ・見た目(顔,髪型,服装)
    ・肩書き(学生,経営者,アイドル,父)
    ・属性(年齢、性別、出身地、居住地)
    ・行動や実績(過去の経歴、受賞歴、SNSでの発信内容、習慣、所属組織)
    ・物理的環境(持ち物、住居、人間関係)

    内的情報の一例(人の場合)
    ・価値観(信念、人生観、優先順位)
    ・性格・気質(社交的・内向的、楽観的・悲観的、忍耐強さ、感受性)
    ・感情・気分(喜び、悲しみ、怒り、不安、幸福感、その時の精神状態)
    ・知的能力(知識量、想像力、感性、洞察力)
    ・願望・動機(夢、目標、やりたいこと、野心)
    ・記憶・経験(過去の思い出、トラウマ、学び)


    今回重要視すべきは下の内的情報です。なぜなら外的情報は視認できるものであり、わざわざこんな手間のかかることをしなくても容易に分かるものだからです。

    自分でも把握しきれていない自分を知るためには、推しの内的情報をまとめて見つめる方が効果的だと考えます。

     ただし、外的情報も必要になってきます。外的情報からも、その推しの内的情報が垣間見える場合があるからです。
    「なぜその仕事を目指すようになったのか」
    「なぜそこに住むようになったのか」
    「なぜその行動を好むのか」
    など、外的情報から推しの心理を推察することで得た結果は推しの内的情報だったりします。

    外的情報から垣間見える「内的情報」

    外的情報から内的情報の探り方を金村さんを例に挙げて試してみます。

    外的情報への問い①
    「なぜアイドルを志すようになったのか」
    →元々モデルを志しオーディションに応募するも落選。同時期に好きだった坂道アイドルのオーディションが丁度開催されることに。家族の勧めもあり思い切って応募。歌やダンスは未経験だったが猛練習のおかげで見事合格。

    垣間見える内的情報
    ・価値観:芯があり、諦めない。
    ・性格:思い切りがよい。努力家である。
    ・願望、動機:自分の"好き"に忠実

    外的情報への問い②
    「なぜ寿司が好きなのか」
    →「無類の生魚好きなんです。お寿司を食べると大体は元気になります。」(2017年12月1日ブログより)

    垣間見える内的情報
    ・願望、動機:自分の"好き"に忠実
    ・感情、気分:自分が元気になれる方法を知っており、精神的に自立している


    以上のように、外的情報からもその心情や価値観などの内的情報を紐解くことが可能です。憶測になってしまうものもありますが。

    よって内的情報の方が直接的なので大事ですが、外的情報も忘れてはいけないとお伝えしておきます。
    外的情報も内的情報になりうるからです。

    推しを用いた自己分析をする上で留意してほしいこと

    これら2つの外的・内的情報を基に、自分との共通点を確認して自己分析を行いメタ認知を高めていきます。
    推しを用いた自己分析方法についてお話してきましたが、さらに1つだけお伝えしたいことがあります。

    それは「推しと違う部分も自己分析に用いることができる」ということ。

    「推しと自分は似ている」「自分を映す鏡だ」と話してきたため、自分と同じものでなければ自己分析に使えないという価値観を植え付けてしまったかもしれません。

    お伝えしてきた方法で自己分析を行う中で、もしかしたら推しと自分の違う部分が見えてくることもあるでしょう。 話を大前提から覆すことになりますが、その差異すらも活かしましょう。

    推しと近しい部分で見えてくる自身の姿の割合の方が多いと僕は踏んでいますが、あくまでも自分と他人(他物)。違う部分もきっとあるはずです。せっかく推しを用いた自己分析をして見えてきたものなのですから、活かしてあげてください。

    これはあくまでも推し活の一環です。大らかな気持ちで楽しく自己分析をしていただけたらと思いますし、筆者である僕も救われます(少し前提がズレてしまったので)。

    次の章では、今までお話してきた方法を用いて実際に自己分析とメタ認知の向上を行います。
    例によって僕の推し2人(1人と1頭?)に登場してもらい、"複数"の推しを用いた自己分析を実践します。

    (もし良ければ僕の推しについても覚えてもらえると嬉しいです。)

    ⑥実践編 推しを通して自分を見つめてみよう

    ギター少女と仮面の貴公子

    今回は「要楽奈(かなめ らーな - バンドリ!シリーズのキャラクター)」と「マスカレードボール(競走馬)」の2つの推しを基に自己分析を図っていきます。よろしくお願いします。

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    要楽奈(左) マスカレードボール(右)

    この全く毛色の異なる両者と自分の共通点を炙り出し、自己分析を行います。
    先ほどお話したように、相違点があればそれも活かします。

    まずは皆さんとの情報格差を埋めるために、それぞれの推しについて軽く、要点を絞ってご紹介します。


    推し① 自由奔放で予測不能な天才ギタリスト 要楽奈

    ◾︎要 楽奈(読み:かなめ らーな。以下、楽奈。)はメディアミックスプロジェクト『BanG Dream!(バンドリ!)』に登場するバンド、「MyGO!!!!!(読み:マイゴ)」のギタリストです。平たく言えば、バンドのギター担当。高校生のメンバーに混じって、楽奈だけ中学生です。

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    ▲MyGO!!!!!。一番右が楽奈。


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    趣味"ねこと遊ぶこと"


    ・圧倒的なギターの才能

    楽奈はバンドメンバーの中でも随一の演奏技術を持っています。一度聴いた曲の耳コピやアドリブでのアレンジをしたりと、直感的に音楽を捉える「天才肌」です。

    ・独自の行動原理
    口数は少なく、行動の基準は常に「おもしろいかどうか」にあります。
    練習にも気が向いたときにふらっと現れ、飽きるとどこかへ行ってしまいます。
    しかしライブになると一変。そのギタースキルを遺憾無く発揮し、聴くものすべてを熱中の渦へと誘います。その名の通り音を楽しむ姿がステージにはあります。
    また、メンバーに対しても独特な距離感を保ちます。

    ・意外な背景
    実は、ライブハウス「RiNG」のオーナーの孫娘です。彼女がライブハウスに自由に出入りしているのはそのためです。
    彼女の自由すぎる振る舞いは、一見周囲を困惑させることもありますが、その純粋さとギターへの情熱は「MyGO!!!!!」というバンドに欠かせないスパイスになっています。

    ・非言語能力の高さ
    また、猫と仲良くなることと、人の気持ちを見抜くことが得意。非言語能力に長けています。

    ▲THE FIRST TAKEにも登場するなど、活躍の場を広げるMyGO!!!!! (楽奈を演じるのは声優:青木陽菜)

    推し② 仮面舞踏会 マスカレードボール

    ◾︎マスカレードボールはJRA所属の競走馬です。
    2022年生まれの牡馬(オス)で、馬名の由来は「仮面舞踏会」。2026年現在4歳である彼は、今後の競馬界を引っ張っていく存在と期待されています。

    ・戦績と活躍
    2025年に天皇賞(秋)を勝利しました。これはGIと呼ばれる最もグレードの高いレースであり、3歳(浅いキャリア)にして年上を含んだ頂点に立ったともいえます。

    ▲現地で観戦しました。嬉しかったなあ。

    さらに
    ・日本ダービー(GI) 2着
    ・ジャパンカップ(GI) 2着
    ・共同通信杯(GIII) 優勝
    などの実績があります。
    詳しくはよく分からなくて結構です。とにかく強い。

    ・血統の魅力と周りの人間について
    父にドゥラメンテ、母の父にディープインパクトを持ついわゆる良血です。
    ご存知ない方もいるかと思いますが、この2頭は日本競馬界に大きな影響を与えた名馬です。

    オーナー(その馬を持っている人)は社台レースホースという名門クラブ。
    過去にも歴史に名を残す名馬が多数在籍してきました。

    調教師(馬を管理する人)は手塚貴久調教師。手塚師は現在GIを12勝(26年4月時点)しており、競馬界を牽引する調教師の1人です。

    天皇賞(秋)やジャパンカップで手網を取ったのはクリストフ・ルメール騎手。こちらは言わずと知れた世界的トップジョッキーです。

    このようにマスカレードボールは、優れた血統と質の高い人々に恵まれて競走生活を送っています。

    ・気分屋の一面
    馬も生き物なので、人間と同じように性格があります。特にマスカレードボールは気性面でやや難しい点を見せることがあります。

    まず彼は練習嫌いです。笑 調教(練習)を嫌がったり、本気で走らなかったりします。調教師さんは「能力はあるが、精神面で嫌気がささないように調整している」といったニュアンスのコメントを出すことが多々あります。

    それは実戦でも同様。勝利した秋の天皇賞では、首を振ってゲート入りを拒む姿がありました。この性格を理解している僕は「今日もやってんな〜笑」とその"らしさ"に逆に笑みが溢れました。

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    ゲート入りを拒むマスカレードボール

     そんな彼の集中力を維持するために、メンコとホライゾネットと呼ばれる"仮面"を装着させます。馬は草食動物であり視野が広い生き物。人間以上に多くの情報を受け取れる分、観客の多い競馬場などでは集中力を欠きやすい。

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    ▲視野を狭める仮面を装着(撮影:僕)

    彼の馬名は「仮面舞踏会」が由来。"名は体をあらわす"そのものです。

    しかし、レースになるとマスクオフ。能力を解放し、その爆発的な脚力で芝を駆けてゆきます。最後の直線で魅せる末脚(すえあし)は見る者を惹き付けます。(良ければレース映像を観てください)

    練習嫌いでも本番では力を見せる天才肌。この二面性が彼の魅力です。


    と、少し長くなりましたが、ここまでが楽奈とマスカレードボールの紹介です。何となく、フワッとどんな感じなのかお分かりいただけたでしょうか。それで十分です、ありがとうございます。次は両者の外的情報と内的情報についてまとめていきます。


    推しを用いて自己分析をしよう!

    ようやくここまでたどり着きました。(息切れ)やっと推しを用いた自己分析の実践です。ここまでよく読んでくださいました。これから行う自己分析の大まかな流れがこちらです。

    1.外的情報と内的情報についてまとめる
    2.推したちの共通点を炙り出す(まとめのまとめ)
    3.自分がどんな一面を持つか客観視してみる
    4.自己分析を今後に繋げてみよう!


    1.外的情報と内的情報についてまとめる

    情報を整理しよう

    まずは、それぞれの外的・内的情報についてまとめていきましょう。


    情報のまとめ① 楽奈

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    祖母のギターを演奏中

    【外的情報】
    • 見た目
    〇白に近い銀髪のショートヘア。
    〇制服の着こなしはラフで、自由奔放な印象を与える。
    • 肩書き
    〇中学3年生。
    〇バンド「MyGO!!!!!」のギタリスト。
    〇ライブハウス「RiNG」の元オーナー(祖母)の孫。
    • 属性
    〇中学生でありながら、高校生たちに混ざって活動する「飛び級的」な存在感。
    • 行動や実績
    〇神出鬼没。気が向いた時にだけ現れ、飽きるとふらっといなくなる。
    〇圧倒的なギターの天才。
    • 物理的環境
    〇祖母から譲り受けた年季の入ったギターを愛用。

    【内的情報】
    • 価値観
    〇「おもしろい」か「おもしろくない」かが全ての判断基準。
    〇世間体や義務感には全く縛られない自由な人生観。
    • 性格・気質
    〇極めてマイペースで直感的。
    〇感受性が非常に高く、言葉よりも音や空気感で他者の本質を見抜く。
    • 感情・気分
    〇感情の起伏が表に出にくいが、納得がいかない時は演奏を止め、楽しい時はギターをかき鳴らすなど、楽器を通じて精神状態が露わになる。
    • 知的能力
    〇音楽的な知能が突出している。
    〇譜面を追うよりも「感性」と「耳」で音を捉えるタイプ。
    • 願望・動機
    〇かつて祖母が守っていた「居場所(閉店したライブハウスを指す)」のような、自分が自然体でいられる場所を求めている。
    〇MyGO!!!!!のメンバーに対し、無意識に「居心地の良さ」を感じている。
    • 記憶・経験
    〇ライブハウスで育った記憶や、ギタリストだった祖母から受けた影響が、彼女のアイデンティティの根幹となっている。


    情報のまとめ② マスカレードボール

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    ニコニコなマスカレードボール
    (テレ東競馬チャンネル YouTubeより)


    【外的情報】
    • 見た目
    〇美しい鹿毛の馬体。
    〇父ドゥラメンテを彷彿とさせる、しなやかで力強いフォルム。
    • 肩書き
    〇手塚貴久厩舎所属の現役競走馬。
    〇天皇賞(秋)などの勝ち馬。
    • 属性
    〇父ドゥラメンテ、母マスクオフ(母父ディープインパクト)。
    〇名牝ビハインドザマスクの系統。
    〇良血。
    • 行動や実績
    〇ダービー2着と、世代上位の能力を証明。
    〇特に上がり3ハロンで繰り出す鋭い末脚が武器。
    • 物理的環境
    〇社台ファーム生産の良血馬。
    〇名伯楽のもと管理されている。
    〇ルメール騎手など、トップジョッキーが手綱を取る。

    【内的情報】
    • 価値観(レースへの姿勢)
    〇勝負根性が強く、直線で前を捉えようとする高い集中力。
    • 性格・気質
    〇ドゥラメンテ産駒らしい繊細さと、爆発的なエネルギーを秘めた気性。
    〇気分屋。練習やゲート入りを嫌がる。
    〇レースになると一変。二面性を持つ天才肌。
    • 感情・気分
    〇環境の変化に対しても、若駒ながら高い適応力を見せる精神的なタフさ。
    • 知的能力(レースセンス)
    〇直線での力強い伸び。
    〇早めに先頭に立つと手を抜く。それでも勝ってしまう能力の高さ。
    • 願望・動機(闘争本能)
    〇他馬に負けたくないという本能的な競争心。
    〇大舞台で見せる、更なる高みへのポテンシャル。
    • 記憶・経験
    〇勝利経験や、厳しいトレーニングを通じて培われた、自身の身体能力への信頼。

    それぞれのまとめを終えて
    なんだか、お互いどこか似ている部分があると思いませんか?気分屋、二面性、恵まれた環境…。このように外的情報と内的情報についてまとめると、それぞれの特性を可視化でき、共通点を炙り出しやすいのでオススメです。

    次項では今まとめた情報の中から、それぞれの共通点はなにか「まとめのまとめ」を行っていきます。


    2.推したちの共通点を炙り出す(まとめのまとめ)

    両者の共通点は?

    さて、楽奈とマスカレードボールの外的情報と内的情報についてまとめてきましたが、なんだか同じような内容、つまり共通点が見えてきましたね。

    ギター少女と競走馬。一見なんの関係もない両者でも、見方を変えれば同じ部分がたくさん見えてくるから面白い。

    これからまとめた情報をもとに共通点をさらにまとめる、「まとめのまとめ」をします。

    以下の6点が楽奈とマスカレードボールにおける共通点と考えます。


    1. 「神出鬼没・気分屋」な野生の振る舞い
    • 楽奈のふらっと現れる性質と、マスカレードボールのゲート入り拒否や練習嫌い。どちらも「自分のリズム」を崩さない"強さ"。
    2. 「スイッチが入った時」の圧倒的な爆発力
    • 普段の脱力状態(放浪/練習嫌い)と、本番(ライブ/レース)での天才的なパフォーマンスのギャップ。
    3. 「カテゴリー(枠組み)を飛び越える『規格外』の存在感」
    • 要楽奈: 中等部という「年下」の立場でありながら、高校生のバンドメンバーに混じり、技術で対等以上に渡り合う「飛び級」感。
    • マスカレードボール: 3歳という「若駒」でありながら、経験豊富な古馬(年上の馬)たちを相手にGIの舞台で真っ向勝負し、ねじ伏せてしまう「早熟な怪物」感。
    4. 「良血・環境」というギフトと、それを超える個性
    • 祖母のギター、馴染みのライブハウスや名門厩舎と高貴な血といった「恵まれた背景(外的)」を持ちながら、結局は「自分の感性(内的)」で周囲を振り回すほどの強烈な個。
    5. 言葉を超えた「感性」でのコミュニケーション
    • 譜面を追わない楽奈と、騎手の指示を聞かない姿を見せつつも勝ち切るマスカレードボール。理屈ではなく「熱量」や「空気」で動くタイプ。
    6. 「居場所」を求める純粋な闘争心
    • 楽奈がMyGO!!!!!に見出した居心地の良さと、マスカレードボールがターフで見せる負けん気。根底にある「自分らしくいられる場所への執着」。


    これらが「まとめ」をして見えた両者の共通点。「まとめのまとめ」です。
    この両者はアニメ・ゲームの少女とターフを駆ける競走馬であり、生きている世界が全く違います。
    そんなかけ離れた両者でも、情報を書き出したあとに共通点をまとめると、まるでそれぞれを「ガールズバンド界のマスカレードボール」「競馬界の要楽奈」なのでは?!と錯覚してしまうような感覚に陥ってしまいます。

    それではようやくここで「自分」が登場します。両者の共通点と自分との共通点、または異なる点を探り自己分析を行います。

    しばらく筆者である僕の話が出てきます。お付き合いください!


    3.自分がどんな一面を持つか客観視してみる

    推しは自分を映す鏡だ

    さて、ここまで楽奈とマスカレードボール特性からさらにその共通点をまとめた「まとめのまとめ」を行いました。
    ここからはそれらを基に自分との共通点と差異を探り、自己分析を行うフェーズに突入します。いや〜、長かった。

    前項にて楽奈とマスカレードボールの共通点を6つ挙げましたが、やや多いので以下の3つに抜粋して自己分析に用いようと思います。

    ①「スイッチが入った時」の圧倒的な爆発力
    ②「良血・環境」というギフトと、それを超える個性
    ③言葉を超えた「感性」でのコミュニケーション

    以上です。結論から言うと、自分と共通している点が①と②。差異を感じるのが③です。
    ではなぜそう結論づけたのか、紐解いていきます。

    僕は普段、仕事と遊びを繰り返す日々を送っているので、これらの話がよく出てくると思います。

    自己分析① 共通
    「スイッチが入った時」の圧倒的な爆発力

    そう言われると、僕は日々の生活の中でメリハリをつけて生活している気がします。彼ら程ではありませんが、「やる時はやる、やらない時はやらない」といった感じです。
    あまり大きい声で言うべきではないのですが、特に顕著なのが仕事中です。決して手を抜いているわけではありません。優先順位をつけています。業務には大きく、
    1,緊急性が高く重要なもの
    2,緊急性は高くないが重要なもの
    3,緊急性が高いが重要ではないもの
    4,緊急性が高くなく重要でもないもの
    の4つに分けられると考えます。

    そして僕は気が付きました。自己分析を行った結果、僕は3,4を少しばかりテキトーにやっている節があるなと…笑 あえて悪い表現"テキトー"を用いましたが、具体的には他の誰かにお願いするとか、後回しにするとか、そういう柔軟な対応をしています(良いように言うと)。

    それよりも緊急性と重要度の高いものに注力した方が結果的に上手く回ると、今の自分は考えています。ピッチャーがピンチの場面でギアを上げるような、そんな感じ。

    彼らで例えるとライブ中や直線コースにあたるでしょう。普段は6〜70%くらいだったとしても、勝負どころでは120%を出し切る。これが彼らと僕のスタイルです。

    決して良いとは言えないかもしれません。考え方によっては「ずっと100%の方がすごいだろ」という意見もあることでしょう。
    でも、それで持ちますか?これはあくまで自論です。ずっとハイペースで走り続けたら、いざイレギュラーが起きたり大きな事案が突然やってきたりしたら上手く対応できない気がします。

    普段は肩の力を抜いていても、然るべき時に全力120%。これが彼らを用いた自己分析で見えた自分の姿です。

    あとは、休みの日にめっちゃ遊びます。
    遊んで遊んで遊んで遊んで遊んで、
    働いて働いて働いて働いて働いてまいります。

    そう考えると、高市さんはずっと120%だろうから、本当にすごい。頭が上がらないです。

    自己分析② 共通
    「良血・環境」というギフトと、それを超える個性

    両者には、恵まれた血筋と優れた環境が兼ね備えられており、強烈な個性も相まって爆発的な能力を誇示しています。

    では自分はどうなのか?
    …別に普通です。笑

    一般家庭に生まれ、人並みに働いて生きています。

    でも今回注目すべきは、自分のいる環境の恩恵に気が付いているかにあると思います。

    今の自分はそこそこ健康に、何不自由なく生活できています。家族がいて、遊んでくれる友達もたくさんいて、職場の皆さんとも関係は良好。十分恵まれているといえます。

    彼らの「恵まれている」とはニュアンスが異なりますが、特筆すべきはこの点ではなく、自分がそのことに気がついているかにあります。

    楽奈もマスカレードボールも恵まれた環境に身を置いていますが、きっとそのことには気が付いていません。特にマスカレードは競走馬ですから、人間の都合なんて知ったこっちゃないでしょう。まさしく馬耳東風そのもの。

    かくいう自分はその恩恵に気が付いていたのか?というところですが、答えはNO。いや、うーっすら気が付いていたけど、この自己分析を行う事で気づき始めたとするべきでしょうか。

    僕は彼らのように良血ではありません(ただの静岡と青森のハーフ)が、恵まれた環境にいると思います。ただ彼らと同じようにそのことには気が付けていませんでした。

    "それを超える個性"はまだ自分にはないかもしれません。。笑 大器晩成ということで、今後の自分に期待です。

    推しを用いた自己分析で、身を置く環境を自分がどう感じて、恩恵に気が付いているかまで見えてきましたね。

    自己分析③ 差異
    言葉を超えた「感性」でのコミュニケーション

    推しを用いた自己分析、最後の3つ目です。ここまでの2つは共通点をチョイスしてお話しましたが、最後はあえて違う部分から自分を探っていきます。

    それは言葉への考え方と使い方です。
    彼らの感情表現は行動によるものがほとんどです。楽奈は音、マスカレードボールは態度から周りの人間が読み解く必要があります。馬は言葉を発することはできないので、それはそうなのですが。

    楽奈は猫とすぐ仲良くなれたり、二重人格で周りがどうすることもできなかったメンバーと初対面なのに空気感のみで打ち解けたりなど、非言語能力に長けています。

    そしてマスカレードボールは馬なので喋りません。笑 しかしながら、他馬と比べても気分が態度に出やすいタイプだと思いますね。

    感じたままの行動が印象的な両者です。


    ただ、自分は言葉を大事にしています。僕は人間なので、言葉が話せます。はるか遠い古代から育まれてきた言語を用いて周りとコミュニケーションを取っています。言葉は神様が人間にのみ与えてくれた、自分の感情や、伝えるべきことを相手に伝えるための便利なツールであり、使わない手はないな、というのが僕の自論です。

    例えば、知人と食事などに行く日程を調整している時はできるだけ細かく情報を提示したり、仕事中も申し送りなどの報連相は的確かつ端的にを意識しています。

    日程調整

    具体的には、空いている日時をいくつか提示して交通手段や目的地についても相談をし、お互いで認識の違いのないように努めます。またラリーが少なく済むよう、一度に提示と質問をするよう心がけます。

    例①
    A:日曜日空いてる?
    B:空いてるよー どうした?
    A:映画行かない?! コナンの
    B:いいね!
    A:時間は?お昼食べたあとにする?
    B:いいよ じゃあ食べてから映画ね
    A:おっけー、11時くらいに迎えいくよー 上映時間出たらまた言うね
    B:わかったー ありがとう

    例②
    C:日曜日、空いてたらコナンの映画観に行かない?お昼すぎとかどう?
    D:いいね!
    C:じゃあ11時くらいに迎えに行くよ ご飯食べてから映画がいいかな
    D:わかったー ありがとう

    これは好みかもしれませんが、僕はCDの会話の方がスムーズで理想ですね。

    ABはお互いで徐々に固めていっている感じは好感ですが、Aは"日曜昼にコナンの映画を観たい"というのが心の中で決まってるんだったらハナからその情報を出せやって思っちゃいますね。僕は。

    ラリーが増える分、相手の時間を奪っている気がしています。考えすぎでしょうか。

    AとCを比べてみると、Aは相手に意見を出させる余地を与えているとも言えますが、考えさせてしまっているとも言えます。逆にC(僕のような人)は相手に必要な情報を先出ししていますが、独りよがりであるとも言えます。

    よって、どちらが正解かは分かりませんが、僕はこのように考えるほど言葉と真摯に向き合っています。僕はCタイプなので、プライベートだろうができるだけ必要な情報は端的に伝えるように日々意識しています。

    仕事での申し送り

    また仕事の申し送りの際には、日程調整以上に5W1H(いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どのように)を的確かつ端的に伝えるよう心がけています。

    最大の理由は認識のズレを起こさないことにあります。5W1Hがある程度揃っていない情報だと、お互いで認識に齟齬が起こります。認識のズレが起こるともう一度確認するはめとなり時間効率が悪いですし、ミスの原因にもなります。また端的に必要な情報だけを伝えることで重要な情報だけを相手の頭に残すこともできるでしょう。

    時間効率という点では、相手の時間を奪わないことにも一役買ってくれます。多忙な職場では、自分も相手の時間も貴重です。ダラダラと申し送りをしていてはもったいない。相手の貴重な時間をできるだけ使わせないという思いで、端的な申し送りを意識しています。

    場合によっては、口頭ではなく手書きでの申し送りもあるでしょう。その場合でも、5W1Hを記載し、相手に伝わりやすい言い回しと読みやすい字で文章を構成します。決して字が上手くなくても構わないと思います。そこは問題ではありません、大きくはっきり書けば伝わるはずです。これはお世辞でも字が綺麗とは言えない自分を慰めるために言っています。

    と、口弁を垂れてきましたが、コミュニケーションにおいて中学生と競走馬を引き合いに出すのはちょっとズルい気もしますね。

    でも、これも自己分析のひとつです。彼らと比べて自分が表現における言葉をどう考えてどう使っているのかを整理するきっかけになりました。このように共通点だけでなく、推しとは違う面から比べてみて自分はどうなのかを考えることで自己分析が可能なのです。


    4.自己分析を今後に繋げてみよう!

    推しを用いて自己分析を行い、自分の姿を客観視することができたら、簡単でいいので今後に向けた反省をしてみましょう。

    ただ分析をして終わってもよいのですが、今後に活かすことができるのならより意味が出てくるってもんです。

    反省① 共通
    「スイッチが入った時」の圧倒的な爆発力について

    仕事には優先順位をつけるべきだとお話をしました。この考え自体は合っていると思いますが、大切なのは目の前にある仕事が1〜4のどのゾーンに当てはまるか正しく判断することです。「1,緊急性が高く重要なもの 」の業務を、「2,緊急性は高くないが重要なもの 」に割り振ってしまい後回しにしてしまってはいけません。説明は不要でしょう。逆に「4,緊急性が高くなく重要でもないもの 」を「1,緊急性が高く重要なもの 」など緊急性もしくは重要なものにしてしまっては仕事が上手く回りません。

    今の自分は優先順位をつけるべきだという思考はあるので、求められるのは正しく優先順位をつけてゾーン分けすることではないでしょうか。

    こればっかりは頭を使いながら数をこなして経験を積むほかないと思うので、焦らずぼちぼちやっていきます。

    反省②共通
    「良血・環境」というギフトと、それを超える個性

    自分が恵まれていると気がついたのであれば、それに関して感謝を伝えるべきでしょう。かしこまって感謝を伝える必要はなく、些細な時にいつもより気持ちを込めて伝えようと思います。また、自分がしてもらっていることを誰かにもして、もらった恩を回していきましょう。自分がされて嬉しかったこと助かったことを行えば自然とできるはずなので、実践していきます。


    自己分析③ 差異
    言葉を超えた「感性」でのコミュニケーション

    言葉に対する考え方は普段かなりこだわっている部分です。端的に伝えることは意識できているのですが、抑揚をつけたり分かりやすく説明したりというのはやや弱い気がしています。もう少し物腰柔らかくお話できるようになればより聞いてもらえそうなのですが、これはどうしたらよいのでしょう?笑  
    これもまた経験ですかね。出来る人の背中を見て勉強したいです。


    終わりに

    いかがでしたでしょうか。長々とお付き合いいただきありがとうございました。ここまで推し同士の共通点から自分にも当てはまるものとそうでないものを炙り出し、自己分析を行いました。この方法であれば楽しみながらメタ認知を高められることでしょう。

    そして何より、推しの事がもっと大好きになれるはずです!なぜなら推しの共通点を見つけるために深掘りをしまくって、その魅力に改めて気づくことができるからです。実際、今回推しについての情報や特徴をまとめていくうちに、なぜ好きになったのか再確認できました。

    僕は楽奈とマスカレードボールの唯我独尊感と絶対的な能力に惹かれていたようです。自分と似ている部分に共感をし、自分にはない部分には憧れを抱いていました。

    皆さんもぜひ、推し活の一環として推しを用いた自己分析を行い、楽しみながらメタ認知を高めてみてください。履歴書には書けない自分を知ることができるはずです!
    そしてきっと推しのことをもっと好きになること間違いなしですよ。

    またよければ皆さんの推しのことや自己分析を行って見えた自分を教えてください!
    「推しと推しの共通点」「推しと自分の共通点」など、お待ちしております。


    最後に。本文を書くきっかけとなったのは三宅香帆さんの著書『「好き」を言語化する技術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン出版)です。
    自分の「好き」を言葉にするための方法がたくさん詰まっています。
    三宅さんに届くことはないとは思いますが、きっかけをくださりありがとうございました。


    皆さま、良き推し活ライフを。




    あとがき

    "ギャップ萌え"ってあるじゃないですか?普段の様子と実際の性格の意外な差に魅力を感じる…みたいな「アレ」です。
    一例を挙げるならば、鬼滅の刃の人気キャラクター「我妻善逸」。普段は臆病で泣き虫だが、眠ると雷の呼吸を使いこなす最強の剣士になる姿にギャップ萌えを感じた人も多いことでしょう。
    また、僕の好きなドラゴンボールの「ベジータ」や、僕が途中で観るのをやめてしまった(←わざわざ言わなくていい)ハイキューの「月島蛍」が人気を博しているのもギャップのある性格が大衆の心に刺さっていることが大きな理由として挙げられるはずです。

     以前までの僕は"ギャップ萌えってなんだよ笑"と思っていましたが、その二面性こそが人を惹きつけるのだと、ようやく気が付いたのです。

    かくいう僕の推しもまさしく大きなギャップを持っています。本文の理論である「自分と近い存在を推しとする」もしくは「自分が推しに似ていく」を反映させるのであれば、もしかしたら"自分も誰かをギャップ萌えさせられるポイントがあるのでは?!"と思った次第であります。

    はい、思っただけです。それでは。


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