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【言葉の力】相手の機嫌が悪いと、落ち着かなかった

以前の私は、誰かの機嫌が悪い

と落ち着きませんでした。

職場で朝の挨拶をした時のことです。

いつもは笑顔で返してくれる人が、

その日は少しだけそっけない。

たったそれだけなのに、

私の頭の中では

緊急会議が始まります(笑)。

「昨日のメールかな?」
「何か失礼なこと言った?」
「もしかして怒らせた?」

まだ何も起きていないのに、

勝手に原因探しを始めるのです。

そして私は、

その日一日をかけて

挽回しようとする。

相手の顔色をうかがう。
いつもより明るく話す。
「何か手伝うことありますか?」
と声をかける。

相手が笑ってくれると、

心の中でホッと息をつく。

まるで私は、

誰にも頼まれていない

"ご機嫌回復係"でした(笑)。

でも後になって分かったのは、

その人はただ寝不足だっただけ。

私は何も関係なかったのです。

家でも似たようなことがありました。

家族が少し無口だと、

「何かあったのかな?」

と気になる。

場を和ませようと話しかける。

笑ってくれたら安心する。

今思えば私は、

相手の機嫌の変化を察知する

センサーだけは、

とても優秀だったのかもしれません(笑)。

でもある時、

ふと気づきました。

私は相手の機嫌を

直したかったわけではない。

本当は、

自分の不安を消したかったのです。

相手が笑えば安心する。
無表情だと落ち着かない。

つまり私は、

相手の機嫌を見ているようで、

実は自分の心の揺れ

を見ていたのでした。

私は知らないうちに、

自分の心のリモコンを

相手に渡していたのかもしれません。

相手の反応ひとつで、

気分が上がったり

下がったりする。

それは

とても疲れる生き方でした。

そしてもう一つ、

気づいたことがあります。

私はずっと、

「もっと気を遣えば好かれる」

と思っていました。

だから

だから空気を読む。
先回りする。
我慢する。
相手を優先する。

でも振り返ってみると、

それは相手との関係を

良くしたいというより、

嫌われるのが怖かっただけ

なのかもしれません。

本当に人との関係が深まったのは、

気を遣った時ではなく、

自分の気持ちを

素直に話せた時でした。

「実は少し困っています」

「今日はちょっと無理そうです」

そんな小さな本音を言えた時の方が、

相手との距離は近づいた気がします。

最近は、相手の機嫌が悪そうな時、

こう考えるようにしています。

「今日はその人の空に

 雲が出ているだけかもしれない」

仕事のことかもしれない。
体調のことかもしれない。
家族のことかもしれない。

その雲を私が必死に

晴らそうとしなくてもいい。

もちろん思いやりは大切です。

でも、相手の感情まで

全部抱え込まなくていい。

まずは、

自分の空を晴れにしておく。

すると不思議なことに、

前より人に優しくなれる

自分がいました。

自分を大切にすることと、

相手を大切にすること。

その二つは反対ではなく、

本当は同じ場所につながっている

のかもしれません。

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今日も読んでいただき、ありがとうございました。
感想などコメントいただけたら、とっても嬉しいです🌸
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