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100円の船に、郵便配達のバイクが乗ってきた

尾道の渡船のりばで、時刻表を探しました。

貼ってあったのは、始発と終発だけ。6時から22時まで動いてます、というのは分かるんやけど、次がいつ来るのかはどこにも書いてへん。

まあ待つか、と思ってたら、5分くらいで来ました。

着いた船から、郵便配達のバイクと車が降りてきます

着いた船から降りてきたのは、郵便配達のバイクでした。そのうしろから車と、自転車を押した人。

あ、これ観光の船とちゃうんや、と思いました。橋を渡らんとこっち岸に来る人の、ふつうの道。時刻表が要らんのは、要らんくらいの頻度で行き来してるからやったんですね。

大人100円、小学生50円。支払いは船の中です

大人100円、小学生50円。自転車が10円で、バイクは20円。切符売り場は無くて、乗ってから船員さんに払います。

向こう岸まで4分。海の幅がせまいから、乗ったと思ったらもう着いてます。

あとで分かったんですけど、この船、出たあとでも待ってる人や車を見つけたら拾いに戻ってくるんです。せやから乗り過ごしても、10分くらい待っとけばまた来る。焦らんでええのが、いちばん気楽やなと思いました。

向島に降りて7分ほど歩くと、後藤鉱泉所があります。店の前にブリキの水槽が置いてあって、氷のなかで瓶のサイダーが冷えてる。昭和5年からやってるお店で、建物は国の登録有形文化財なんやそうです。

店の前の水槽。氷のなかで瓶が冷えています

マルゴサイダーの大を頼みました。390円。

飲んだマルゴサイダー(大)340ml

値札をよう見たら、どれにも「※要瓶返却」と書いてありました。瓶がもう作られてへんから、飲んだらその場で返す決まりになってるんです。つまり、持って帰られへん。

写真を撮ろうとしてたら、お店の人が値札のところに瓶を並べてくれました。撮りやすいように、と。ありがたい話です。

瓶を返さなあかんから、お店で飲んでいくことになります。その場で飲みきれないなら50円で持ち帰り用のカップもあるらしいけど、僕はそのまま一本。瓶ごと持って帰れてたら、たぶん飲まずにカバンに入れて、そのまま忘れてたと思います。

不便やからこそ、そこにおる時間ができる。100円の船に乗って会いに行くには、じゅうぶんな理由でした。

くわしい行き方・渡船の時間・お店の営業時間は、ブログにまとめてあります。


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