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Photo bynotty78

【誤解】大浴場で叫ばれた話

    高校生の頃。

    「彼氏さんは女子トイレ入れないよ!(by清掃の方)」
    「お兄さん食べ盛りだからいっぱいあげちゃう!(byスーパーの試食担当の方)」
    「お母さん、あの人男なのにどうして女子トイレにいるの?(by純粋な気持ちの女の子)」

    全て私に向けられた言葉である。

    私は女である。

    柔道をやっていて、髪の毛がわちゃわちゃになるのが嫌で、ベリーベリーショートにしたらこの有様。

    ジャージばかり着ていたので、自他ともに認める「パッと見男」。

    間違われすぎて基本的に訂正しない(トイレは別)。
    母と一緒に買い物していて、「お兄さん!」と試食に誘われたら、私は「はーい」と返事をして寄っていくし、母も訂正しない。
    隣で「よかったねぇ」とニコニコしている。

    そんな私が、部活の遠征で宿泊施設の大浴場を利用したらどうなるのか。

    お察しタイトルの通りである。

    ...大浴場混んでたんだもん。
    友達と脱衣所でジャージ姿で待ってるしかなかったんだもん。

    どんな感じだったかというと。

    1人の方が浴場から出てこようとした。
    引き戸を開けた。閉めた。戻って行った。

    ??

    別の方が浴場から出てこようとした。
    引き戸を開けた。「えっ!」と言った。
    閉めた。戻って行った。

    なんのこっちゃである。

    また別の方が浴場から出てこようとした。
    引き戸を開けた。
    「キャーーーッ!!」と叫んで閉めた。
    閉めた勢いで転んでいた。

    そこでようやく気づいた。
    原因は自分であると。

    後ほど戻って行った方たちと私とで、双方謝罪。
    間違ってすみませんでした、紛らわしくてすみませんでした、と。
    コントのようだが、哀しいかな、何一つ脚色していない。

    危なかった。
    危うく不審者になるところだった。

    最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
    できれば笑っていただけると過去の私が救われます。

     
     
    何の肩書きも持っておりません。 たまに出没し、たまに投稿しております。 暇つぶしにでも読んでいただけると嬉しいです。 日常で思うこととか、うつ病のこととか、掃除・片付けのことなんかをツラツラと書いています。 その時の気分や記事のテーマによって文体が異なることがあります。

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