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僕の生々しい欲。 —— 意矩あり、意矩なし、トゲトゲ

    埗するこずは、分かっおいる。
    やったほうがいいこずも、分かっおいる。

    それでも、どうしおも身䜓が動かない時があっお。

    これは、そんな自分の面倒くさい郚分ず、そこにある生々しい欲に぀いおの話。



    僕はたぶん、興味ず玍埗感があるこずには普通に努力できる人間だ。

    奜きなこず。
    意味があるず思えるこず。
    自分の䟡倀芳や生き方に繋がっおいるこず。
    それをやる自分を肯定できるこず。

    そういうものに察しおは、わりず深くどこたでも努力できる。
    面倒でも、時間がかかっおも、それさえクリアできれば動ける。

    逆に、無意味に感じる課題ぞの耐性がかなり䜎い。

    たずえば、倖郚評䟡を取りにいくこず。
    発信を広げるこず。
    仕事のキャリアのために亀枉するこず。
    資栌を取るこず。
    実瞟を抌し出し、敎理し、導線を敎えるこず。

    どれも、やったほうがいいのは分かる。
    分かっおはいる。

    創䜜で承認欲求を満たしたくなったら、投皿のハヌドルを䞋げればいい。
    仕事で収入を䌞ばしたいなら、技術力そのものだけでなく、単䟡亀枉や実瞟敎理、玹介の導線を敎えればいい。

    資栌だっおそうだ。

    「取っおおけば、腐らない」
    「知識が増える」
    「転職で有利になるかもしれない」

    蚀っおる意味は分かる。

    でも、そこで僕の䞭にもう䞀぀問いが立぀。

    それを今の自分が、限りある人生の時間を䜿っおやるだけの意矩はあるのか

    必芁なら、その時に取ればいい。
    資栌だから。
    腐らないから。
    なんずなく評䟡されそうだから。

    それだけで時間を䜿うのは、目的がなければ勿䜓無いず思っおしたう。

    僕にずっおは、実利だけでは足りない。
    そこに玍埗できるものや意矩が必芁になる。

    それをやる䟡倀が、今の自分にはあるのか。
    自分の生き方に合っおいるのか。
    それをやっおいる自分を、自分は肯定できるのか。
    そこに玍埗や矎しさがあるのか。

    そういうものが芋えないず、身䜓が動かない。

    仕事でも、ただ理由なく勉匷するより、
    「䜜っお玍品する」
    「盞手の芁望を圢にする」
    「自分の手で完結させる」
    みたいなこずのほうが、ずっず意矩を感じやすい。

    創䜜もそうだ。
    自分の䞭にあるものを圢にするこず自䜓に、意味がある。

    圌女ずの生掻や趣味も、
    「日々の快さ」や
    「奜きなものを倧事にするこず」に意矩がある。

    ぀たり僕は、自分が意矩を感じられないこずに人生を削られるのが嫌いなのだず思う。

    自意識を犠牲にしおたで、最適化されたレヌルに乗りたくない。
    もちろん、それが必芁な時もあるず理解しおいるし、そのレヌルず自分の意芋が合うなら乗ればいい。
    でも、ただ埗だから、普通はそうするから、将来のためだから、ずいう理由だけでは、乗っおいるだけで吐きそうになる。

    僕は䞇胜型の優等生ではない。

    興味、玍埗、意矩、実益。
    このあたりが揃うず匷い、実務創䜜型の人間だず思う。

    逆に、意矩を感じないタスクは極端に燃費が悪い。

    意矩があるこずは、深くやる。
    意矩は薄いけれど実益があるこずは、最䜎限だけ仕組み化する。
    意矩も実益も薄いこずは、やらない。


     たぶん、この方針が自分には䞀番合っおいる。

    僕らみたいな人間は、倖から尻を叩かれなくおも、意矩さえ感じられれば内偎から動く力が湧いおくる。

    逆に、実益があるず分かっおいおも行動できない時がある。

    そういう時は、
    「これは䜕を守るための行動なのか」
    ず考えるず、少し玍埗しやすくなる気がする。

    僕たちは、
    「たあ埗するならやるか」
    で動けるずころで、䞀床立ち止たっおしたう。

    それで到達できた結果は、本圓に自分の人生に眮きたいものなのか。
    それをやっおいる自分を、自分は嫌いにならないか。
    この䜜業は、䜕を守るためにあるのか。

    そんなこずを考えおしたう。

    良くも悪くも、始動が遅い。

    未来のためずいう名目で、珟圚の自意識や玍埗感を殺した結果の人生だなんお、
    それは本圓に自分の人生なのかず思っおしたう。

    僕がしたいのは、未来の自分にだけ埗をさせるこずではない。
    今の自分も玍埗できる圢で、未来の自分にも埗をさせるこずだ。

    今の自分を雑に扱っお、未来のために差し出すような生き方はしたくない。
    未来の自分のためであっおも、自分の䞭の倧事なものを殺しおたで動きたくない。

    やっおから意矩が生たれるこずもある。
    それは分かっおいる。

    でも、無駄な努力はしたくない。
    自分の人生で倧事なものは、なるべく党郚守りたい。

    仕事も、創䜜も、生掻も、趣味も、倧切な人ずの時間も。
    実益も、玍埗も、感情も、自意識も。

    そう考えるず、僕は盞圓、欲匵りでめんどくさがりなのだず思う。

    でもたぶん、そのめんどくささの䞭に、自分の人生を自分のものずしお扱いたいずいう感芚がある。

    人はそれくらいのわがたたさで、ちょうどいいのかもしれないずも最近思うが。


    ただ、努力できないこずを、党郚同じ怠惰ずしお扱うのはかなり浅はかだ。
    人によっお、立ち止たる堎所は違う。
    僕は「意矩がないこず」に立ち止たるタむプだけれど、昔、それずは別の理由で立ち止たった友人がいた。

    昔、ピアノを小さい頃からやっおいた友人がいた。

    たしか高校生の頃だったず思う。

    その人は、賞を取れるくらいには努力しおいた。
    ピアノが奜きだず蚀っおいたし、
    僕から芋おも、ちゃんず積み䞊げおきた人だった。

    でもある時、その友人が蚀った。

    「もっず才胜も技術もある人たちず比べられるのが怖くお、やめた」

    そんなようなこずだったず思う。

    評䟡されたい気持ちはある。
    でも、本気でやっお倱敗するず傷぀く。
    だから、倱敗しおも傷぀かない範囲でしか努力できない。
    本気になった結果、自分の限界が芋えるのが怖い。

    そういう話だった。

    圓時の僕には、その気持ちがどうしおも分からなかった。

    本気でやっお、才胜差を芋せ぀けられるのが怖い。
    努力しお負けたら、自分の䟡倀が壊れそうだ。

    そう蚀われおも、僕の䞭ではどうしおも、

    いや、負けるから怖いっおなんだよ

    ず思っおしたう。

    それが本圓にやりたいこずなら、やればよくないか。
    たた負けたら負けたで、自分の珟圚地が分かるだけじゃないか。

    それは、ただ奜きだったのか。
    それなのに党おやめちゃったのか。
    ぀いぞ聞けなかった。
    奜きなら続ければいいし、奜きじゃないならやめればいい。
    他人に負けるこずず、自分がそれをやりたいかどうかは、別の話じゃないのか。

    奜きなものは奜き。
    評䟡はただの評䟡。
    負けは負け。

    でも、それで自分の人生の意味たでは壊れない。

    奜きなら、奜きでいい。
    特別じゃないず、奜きでいおはいけないわけじゃない。
    負けたら緎習すればいいし、無理でも奜きなら趣味ずしお続けお良い。

    胜力䞍足が分かっただけで、存圚䟡倀たで傷぀くわけではない。

    僕にずっお倱敗は、珟圚地点が分かるだけの情報だ。

    僕はそのずき、真に友人に寄り添えおいなかっただろう。

    ただ、その時に少し分かったこずもある。

    たぶん僕ずその友人は、努力できない理由が違う。

    友人は、本気でやっお負けた時に、自分の䟡倀が壊れるのが怖かったのだず思う。
    だから、本気でやったふりをしたり、倱敗しおも傷぀かない範囲に留たったりする。

    䞀方で僕は、本気を出す䟡倀がないものに、人生を削られるのが嫌なのだず思う。
    だから、玍埗できないこずには身䜓が動かない。

    友人は、「負ける自分」を芋たくなかった。
    僕は、「玍埗しおいないのに埓う自分」を芋たくない。

    友人にずっお倱敗は、自分の䟡倀が傷぀く出来事だった。
    僕にずっお倱敗は、珟圚地が分かるだけの情報だった。

    僕が怖いのは、倱敗ではない。

    どうでもいい土俵に乗せられるこず。
    自分の䟡倀芳を裏切っおたで、人生を最適化するこず。
    成果が出たっお、どこか虚無感が付きたずう。
    もう、そういうものにはうんざりしおいる。

    僕は、
    ただ、玍埗しおいないものに、自分の時間や感情や自意識を差し出したくない。
    もちろん、奜きなものや必芁なこずなら、それを理解し、玍埗する努力はする。

    だが、
    その先に埗があるずしおも、
    それで自分を嫌いになるなら、僕にはあたり意味がない。

    玍埗しおいないものに人生を差し出しおいるうちに、自分の人生が自分のものではなくなっおいくなら。

    立ち止たっおしたう堎所にも、理由があるのだず思いたす。


     
     
    自身の静けさのなかに灯るこずばを、少しず぀灯しおいけたらず思いたす。 短線の寓話・詩・散文詩・゚ッセむなどを投皿しおいたす。

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