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不安とともに前に進む!

    #創作大賞2026
    #ビジネス部門

    イラストレーター・マンガ家のノグチノブコです。

    私は人生の半分以上を不安に振り回されながら生きてきました。

    このnoteでは、
    不安に飲み込まれながら生きてきた私がなぜ変わることができたのか、
    その過程を振り返ります。

    1、自己紹介

    まずは私のプロフィールを紹介します。

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    ノグチノブコです。

    イラストレーター/マンガ家として2018年に開業届を出したので8年くらいになりました。
    現在は企業からの案件を中心に、コミックエッセイ作家として、KADOKAWAより2026年3月に『ズボラ人間、せいろ蒸し生活はじめました!並べて待つだけ!ラクうまレシピ』を発売しました。

    結婚してから流山市に引っ越してきました。
    体力作りのために始めた近所の散歩をきっかけに、地元のイラストマップを作成。
    このマップをfacebookに公開したら反響が大きくてプチバズりのような状態に。新聞から取材を受けたり、J:COMで食べ歩き企画に出演したりもしました。(著作権の関係でお見せできずですが)

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    イラストマップを描いたことが新しい縁を生みました。
    商工会議所に所属した私は、有志のメンバーで流山みりんを盛り上げる企画をスタートしていました。そのメンバーから「みりんちゃんを描いて!」と言われたのです。流山市は本みりんが名産品のひとつですが、キャラクターがいなかったのです。

    そこで考えてみたのが下のイラストの「みりんちゃん」でした。

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    みりんちゃんはみりんのガイドブックのキャラとして活動をスタートし、徐々に流山市民に浸透。
    現在は小学校の給食だよりのカットとして使われていたり、流山白みりんミュージアムでアクリルキーホルダーなどのグッズを販売しています。

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    ミュージアムオープン当時は顔はめパネルが入り口にありました。

    また、クラウドファンディングで『マンガ・流山みりん物語』を制作。
    こちらは小学校の社会科の学習教材として活用されています。

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    流山市にゆかりのある人だけで編集制作しました。

    一見、順風満帆で目標に向けて行動できて、
    成果を出せるタイプに見えるかもしれませんが、実際の私は真逆!

    子どもの頃から、習い事も、進研ゼミも、部活も、人間関係も、進路も、何をやってもうまくいかず、長いこと苦しんできました。
    なので、先ほどの実績は自分に変化が生まれた後のものばかり。

    ここ数年で「不安にまみれて何をしてもダメだった自分」から「活動できる自分」に、飛躍的に変化したんです。

    2、抱えている「ダメな自分」

    子どもの頃から、漠然と不安を抱えていました。
    何かちょっと失敗したり、気になることがあるとすぐに不安はやってきます。

    これが不安。

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    不安。

    【不安の特徴】

    • 一見鈍そうだけど頭に触覚が生えていてすぐに不安をキャッチ

    • 不安なことを収集しては誇張して私に教えてくれる

    • ずっしり重い

    不安はよく私に話しかけてきます。

    「人間関係って苦手だよね……なんか人といると疲れるでしょ……」
    「体力ないしまた具合悪くなるんじゃない……?」
    「絵、下手でやばいよ……プロじゃないね……」
    「もうとにかくいろいろダメだね……」

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    ネガティヴなことしかいわない。

    こんなかんじだけどお喋りなヤツなのです。

    大人になっていくごとに、不安が頭に張り付いていることが当たり前になりました。
    肩は重くなり、猫背になり、性格も暗くなり、「どうせ私なんか」が口癖になっていきました。(不安はいい位置にいてご機嫌です)

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    私の頭にのっかって養分を吸い取ってくる。

    3、30代に入るまでは挫折し続けた

    中学校に入学してから30代に入る手前まで、抱えている不安をなんとかしなきゃ!と思って、焦りながら日々を生きてきました。
    思い返せば、

    • ダメな自分を克服したくて、できないことに挑んで撃沈し、ダメな自分が強固になる。

    • 困難に立ち向かわなければならない時は不安すぎて挫折、ダメな自分がまたひとつ増える。

    思い返せばだいたいこのパターンでした。

    【学生時代】

    「ダメな自分を変えなければ!(その1)」と思い、運動が誰より苦手なのにバドミントン部に入部。
    ↓
    挨拶しても無視されるようになり、先輩が怖いことに気づいてしまう。だんだん練習がキツくなり、夏休みも練習日が多くて耐えられなくなる。
    結局、一学期で退部……。

    「ダメな自分を変えなければ!(その2)」と思い、評議委員(学級委員のようなものです)に立候補。
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    気の強いクラスメイトも活発な他クラスの評議委員達も怖くて、一言も喋れないまま任期終了……。

    【専門学校卒業後】
    卒業制作で出会った編集者と交流が生まれ、その縁によって偶然にもマンガ家になれた。
    ↓
    声をかけていただいた先は嫁姑バトル雑誌!あまりにも描きたかったジャンルとかけ離れている。
    描いてて楽しくなくて挫折……。

    【会社員になっても】
    収入を安定させようとして、求人広告の代理店にDTPオペレーターとして正社員で勤めることにした。
    ↓
    毎週必ず残業が発生する環境、勉強してもレイアウト能力もなかなか身につかない、社長からもセクハラを受け、社内は売上金の持ち逃げが起こったり離職者も続出。
    みんな辞めてるし私も退職……。

    これらの失敗体験はほんの一部でしかありません。
    何か事が起こると、そのたびに不安が大きくなり、私を押しつぶし、耐えきれずに挫折を繰り返しました。そんな自分を変えようとしてもまた同じ。

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    自分で生み出した不安によって前に進めなくなってました。

    もはや為す術もなく、精神はどんどんボロボロ、心療内科には何年も通いました。
    薬を飲めば一時的に不安は和らぐけど不安は私にずっしりのしかかっています。
    結局根本的な部分は何も変わらぬまま。
    いつも頭の上に不安をのせて、嫌な思いをしながら人生を送ってきました。

    4、30代前半で難病発覚と勤め先の閉鎖で無職になる

    20代の終わりまで、最初の会社でつまづいてから何度も転職しては失敗を繰り返してきましたが、転機となった職場があります。

    流れ着いた派遣先はザ・昭和の会社でした。
    女性社員は制服があり、男性は年功序列と学閥で出世が決まるような会社でした。競争がないので職場全体はのんびりしていて、親会社の人たちも穏やかな人ばかり。
    過去最高にのほほんとした職場にたどり着きました。

    この先ずっとこの会社にいられるのかなぁ…と思っていました。
    平日は定時が終わるのを待ち、その後はコーチングを学んでみたり、サンバを始めてみたり、会社に内緒でイラストの副業をやってみたり、たまにサボったり。気ままにOL生活を謳歌してました。

    しかしある日、私の体調に異変が起こりました。
    皮膚のあちこちに斑点が出ていることに気づき、関節が腫れるようになりました。夏でも羽毛布団をかけないと寒くて寝られないなど、さまざまな体調の異変があらわれるように。その後、謎の発熱。
    血液検査をしたら免疫系の数値が通常の何百倍も上がっており、医者から「膠原病の可能性が高いのですぐに入院する必要がある」と言われてしまいました。

    そして、ほぼ同じタイミングでのほほんとしていた会社は解散!
    親会社に吸収合併される発表を受けました。

    何事もなければ、親会社に移籍できることが決まってました。
    移籍先の部署の人たちとは何度か食事をしたりして楽しく準備を進めていたのですが。
    病気発覚後、親会社の人事と面談し、「今はまず体を休めることの方が大事ですよ」と言われて契約は白紙になりました。

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    この会社には本当に感謝しています。

    会社を辞めて入院、1ヶ月ちょっとで退院して傷病手当をもらいながら半年が経過。

    体調も落ち着いてきたしそろそろ再就職せねば、と履歴書や職務経歴書を用意し、求人登録サイトに登録をした時、ふとこのままもう一度会社員として本当にやっていきたいのか疑問を感じました。
    私が罹っている病気は、毎年何%かの患者が亡くなっている病気です。死は他人事でなく、健康な人よりは近いところにあると気づいたのです。

    「どうせ死ぬのだからもう好きなことをしよう」

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    好きなことをがんばろうと決めた瞬間でした。

    どうなるかわからないけど、何か挑戦するならきっとこの時が最後。
    最後くらいは好きにやってみたい。
    こうしてイラストレーターの道を再び志すことにしました。

    しかし過去、マンガ家を目指して挫折した経験があります。
    また同じ流れになってしまったらどうしよう。

    今の時点で仕事につながるツテがほとんどない現実もあります。
    昔依頼をくれたクライアントとはほとんど交流がありません。連絡が取れた担当さんはすでに現場を離れていて、すぐに依頼が来るとは思えません。
    コーチングを学んでいた時の先生やそのお弟子さんから名刺の依頼をいただきましたが、もっと件数がほしい。
    誰か仕事をくれそうな人はいないだろうか?

    ふと、
    少し前に同窓会で知り合った先輩の存在を思い出しました。

    先輩の名前は「白井さん」と言い、渋谷で10数年デザイン会社を経営している人です。相談事もウエルカムな雰囲気だったし、もしかしたら何か仕事を振ってくれるかも……?

    あわよくば精神で連絡を入れてお会いしたのですが、
    その時に問われたのは、
    仕事の話ではなく私の生き方についてでした。

    仕事の話をしに来たのに、なぜ仕事と生き方が関係するのか?
    当時の私はよくわからず。
    他にもいろいろなことを話してくれたと思いますが残念ながら何も覚えていません……。

    話の後で白井さんから
    「今度、若者向けに生き方のセミナーを開くから来てみるといいよ」
    と誘ってもらったことは覚えています。

    せっかく誘ってもらっているし、と思って白井さんのセミナーに行くことにしました。

    5、白井さんと出会い、「自己探求」の存在を知った

    白井さんのセミナーはちょっと変わったセミナーでした。

    やる気がみなぎってくるような熱量高めの自己啓発系でもなく、
    ビジネスのノウハウを教えてくれるわけでもなく、
    バックエンド商品もありません。

    教えてくれたのは「自己探求」についてでした。

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    自己探求のセミナーに参加。

    自己探求という言葉はこの時初めて聞きました。
    白井さんが教えてくれた自己探求の入り口は、「自分とは何か」を知ること。

    これまでコーチングなどを学んできたので、自己分析系のワークはよくやってきました。
    コーチングを学ぶ仲間から自己啓発系の名著なども数多く教わりましたし、『7つの習慣』も『人を動かす』も家にあります。(ほとんど読んでないけど)
    かなり自分は分析できてるんじゃないかな〜なんて思っていました。

    しかし、白井さんのところで教わったワーク(ここで書くと長くなるので内容は端折ります)をやってみると、気に留めていなかった要素が浮き彫りになり、これまで見つけてきた自分像と何か違うことに気づきました。

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    自分てなに?

    これまでダメな自分だと思ってきた部分こそ、自分の個性が埋まっているのではないか?

    いやいや、私は人前で話すの苦手だし、人間関係を続けるの無理だし、体力ないし、クリエイターとして未熟すぎてクリエイターなんて名乗れないし…

    と、当時の私は自己否定全開にしながら白井さんの話を聞いてました。

    ここから
    自分がなんなのか、
    自問自答を続ける日々が始まりました。

    一度聞いた時点でわかったような、わからないような。
    自己分析や書き物は好きだったので、教わったワークをノートに書き出したり、他の参加者達と話し合ったりして自己探求を続けました。

    6、感情と行動の間にワンクッション置けると気付いた

    白井さんのセミナーに出入りし始めて1年くらいたったころ、ふとした時に気づいたことがあります。

    これまでの私は、感情に呑まれて反射的に行動していたと気づいたのです。

    例えば、嫌なことを言われる。
    ↓
    反射的にざわざわした気持ちになる。
    ↓
    不安な感情に乗っ取られて相手に接する。

    結果、ちょっと嫌な空気になったりして終わっていきます。

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    反射のまま不安に飲み込まれてしまっていた。

    白井さんのところで教わったことのひとつが、
    「出来事と行動の間に選択ができる」
    でした。

    ある日、最適な出来事が訪れました。
    当時お手伝いをしていた会社の代表からの指示がイマイチ受け入れられなかったのです。
    心がざわざわして怒りに少し傾きました。

    「出来事と行動の間に選択ができる」の意味に初めて気づいた時、

    「私今、納得がいかず怒りを抱えている?」

    と気付けたのです。

    いつものパターンだと、
    怒りを感じたら反射的に「私なんかが怒ってはダメだ!」と怒りを押し込めるのが私の癖。全然納得していないけど「わかりました(怒)」ととりあえず返事をし、なんとかその場をやり過ごし、怒りを溜め込んでストレスを抱えてました。

    嫌なことを言われる。
    ↓
    反射的にざわざわした気持ちになる。
    ↓
    不安な感情を抱えている自分に気づく。
    ↓
    その上で、これまでと違った行動をとってみる。

    そしてこれまでと違った行動が生まれました。
    「なぜですか?」と相手に返せたのです。
    ほんの些細なことですし、結局業務は進めることになりましたが、私にとっては大きな変化でした。

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    反射の後で不安に気づけるようになりました。

    こうして反射的に行動せず、一度立ち止まって自分の感情に気づいて、流されないようになったことで徐々に返答が変わっていきました。毎回それができないけど、少しずつ変わっていったんです。

    仕事の面では単発で終わってきた案件がリピートされるようになりました。
    営業をかけなくても仕事が常に舞い込んでくる状況になってきました。

    人間関係の面でも変化はありました。
    徐々に人に相談できるように。
    どんどん交友関係がひろがっていき、地元・流山ではちょっとした有名人になりました。

    7、不安に耐えるキャパ自体も広がっていることを実感した

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    お猪口の裏からお猪口へ。そしてどんどん広がる。

    並行して、不安に耐えられるキャパシティの広がりを感じるようになりました。
    いろいろと不安が湧いてきても「このくらいは大丈夫かも」と思える範囲が明らかに増えてきたのです。

    最初はお猪口の裏ですぐに溢れてしまう状態だったところ、徐々にお猪口くらいに。今はもう少し広がっています。
    多少難易度の高そうなことでも「自分ならやれる!」と自信が持てるようになりました。そうはいってもまたすぐ不安になりますが、そのたびに、大丈夫!と、また思えるようになったのです。

    8、キャパが広がったことでコミックエッセイを描き上げられた

    2025年の夏。
    ある日、メールを開いたらコミックエッセイの制作依頼が届いてました。

    子どもの頃からの夢の一つが「自分の名前で本を出すこと」。
    まさかそんなチャンスがやってくるとは!
    信じられない気持ちでいっぱいでした。

    やった〜!と、浮かれていたのも束の間。現実はそんなにキラキラした世界ではありません。
    編集から提示された納期だと、どう考えても時間が少なすぎるのです。

    そしてまた、不安な気持ちが湧いてきました。

    今の私の実力では4Pのマンガを1本描くのも何日もかかるのに、書籍一冊まるごと描き下ろしなんてできる気がしない……。
    しかもこの納期自体が現実的じゃないし……。
    クライアントワークが入ったら、本を描きながらやっていくってことだよね……。
    途中で編集側が音信不通になって泣き寝入りした人の話もSNSでよく見かけるんだけどどうなるんだろう……。

    …でも、とりあえずやってみよう!

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    でもやってみるかと自然と思えるようになった。

    ここで「とりあえずやってみよう」を選べたのはすごいことでした。
    これまでの自分だったらまず提示された納期では無理だといい、なんとか納期を延ばしてもらえないか頼んでいたと思います。もしかしたら制作するのは荷が重すぎると考えて、お断りしていたかもしれません。
    「多少苦しくても私ならやれる!」と思えたのは若かりし頃と比べて、相当大きな変化です。

    実際稼働してみると、事前に想像していた不安を上回るほど大変なことも多かったです。
    休めない日が何週間も続き、さらに家族の手術が重なり、かなりギリギリの状態になった時期もありました。
    本当に大変だった時はさすがに既存のクライアントからの案件を何本かお断りをすることになってしまいましたが、なんとか帳尻を合わせることに成功。アシスタントさん達の力添えもあって、年末年始は3日お休みを取れて、最終的には予定の納期よりも早めに納品できました。

    9、これまでに私がやっていたこと

    もともとすぐに不安に呑まれて挫折してしまう人間だった私が、納期の短いコミックエッセイを一冊描き下ろしできるくらいしっかりできたのか。
    不安とともに生きていけるようになった方法を紹介します。

    1、ジャーナリング(モーニングページ・クリアリング)

    今思ったこと、気になることをノートにひたすら書き出すワークです。
    『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』という書籍でモーニングページとして紹介されて、知っている人も多いかと思います。

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    ある日のジャーナリング

    朝、ごちゃごちゃとした言葉が湧いてきて頭がいっぱいになりがちな人に特に有効です。本当にそのまま思うことを書くだけなので難しいこともありません。
    モーニングページでは3Pくらい書き出すといいとされていて、私もだいたい3P書いてます。
    毎朝のルーティンになるくらい書いている時期もあるし、思いついた時に書く時期もあります。ただ、これをすると思考がクリアになるので本当におすすめです。

    また、白井さんのセミナーでは「クリアリング」という手法を教わりました。
    こちらはジャーナリングの声版、なので相手が必要になります。
    今感じていること・気になることを思いついたまま相手に伝えます。相手は目を見て、「はい。」と言って受け取るだけ。否定も肯定もせず表情も変えず、ただ相手の言葉をそのまま受け取ります。そのうちだんだん言うことがなくなってきて、もうなにもないところまで至ったら終わり。
    今後は交代して話を聞く側になります。

    クリアリングは電話でも対面でも成立します。
    終わるとジャーナリング同様にすっきりしますし、相手に受け取ってもらえたという安心感も加わります。白井さんのセミナーの中では毎日クリアリングの電話をするワークが課されたこともありました。毎日続けるのは大変でしたが、その時に得られた安心感が「他人に自分のことを話してもいいんだ」という自信にも繋がりました。

    2、自分との対話をする

    これは1、のジャーナリングと重なるのですが、自分の状態を観察して言語化することをよくやってきました。
    ジャーナリングをすることで気づいた心のわだかまり、何か出来事によって心が揺さぶられた時、どういう状況なのか掘り下げることにしています。感情の揺れ動きの表面を捉えるだけでなく、「なぜ自分がそんなことを思い続けるようになったのか」の根っこを探ってみます。
    自分の感情の揺れ動きから自分全般が理解できるわけです。

    不安で頭がいっぱいになっている時など今の心境を言語化するのは難しい時は質問を使います。人間は質問をされると答えを考えてしまう習性があるそうで、それを利用して導き出すのです。質問を考えるのも難しい時はチャットGPTに現状を報告して、今の私に向けて質問を作ってもらったりしてます。

    3、意図とアウトカムを決めて行動する

    意図を決めて過ごすのは「目的を明確にする」ということ。
    意図を決めることでただ漫然と過ごすのではなく、目的に向かって行動できるようになります。

    アウトカムは、未来予想図みたいなものだと思ってます。「ある行動によってプロセスがどう変化してどうなっていくのか」言葉にするのです。

    こちらはある日の意図とアウトカム。
    私は毎朝、意図とアウトカムを設定して過ごしています。

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    意図とアウトカムの例

    これを書いたらノートはすぐに閉じます。見返すことは滅多にしません。あとあんまりじっくり考えることもしてません。書くのも時間をかけずにそれぞれ1分くらいで書いてしまいます。

    こんな感じでも不思議と書いた通りになっていくのです。
    即効性があるのでぜひみなさんお試しください。

    3、セミナーで教わったことをメモに残して実践してみる

    セミナーに参加をしたら、教わったことを翌日ノートにまとめて日常生活で活かします。

    学んだ直後は満たされていていいのですが、本当にすぐ忘れてしまう……。

    せっかくお金を払って参加したのだからちゃんとモトを取ろう!と思って言われたことはメモを残して行動を実践してみました。

    理解度が上がると書き留めたメモの精度も格段に上がります。こちらはセミナーを受けたばかりの頃に書いたメモ。
    (2015年の10月頃)

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    ペンが高くて買えなかったのでシャーペンで書いていた。

    そして、こちらは最新のメモ。2026年4月6日です。
    この10年ちょっとでメモを取るのも明らかに上手くなっています。

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    筆跡がしっかりしたのを実感。

    筆記用具がシャーペンからペンに変わったのも大きいですが、最初の頃は自信のなさ・理解できてないのが筆跡に現れている気がします。

    昔はその場でとりあえず全部書き留めようとしていましたが、最近は軽くキーワードをメモする程度に留めておき、翌日にまとめ直す作業をしています。
    理解が深まってきたことで自分なりに解釈できる余地が増えたからこそ、まとめノートのレベルも上がり、吸収する質も上がりました。

    4、ストレスへの対処法も用意する

    キャパは広がっても不安によってストレスフルな状態になることもよくあります。今でもそれなりにしっかりストレスは抱えていますし、うまく扱えないことも多々……。

    そんな時に使える、自分のケアを用意すると良いです。

    私はカフェやファミレスに行ってモーニングを食べながら一週間の計画を立てたりジャーナリングをする時間を必ず確保するようにしています。

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    数年前のマンガ。このお店はもうモーニングやってない涙

    朝だと人気が少ないので快適ですし、のんびりして帰ってもまだ昼前。気持ちがリセットされた状態で午後を迎えられるので仕事も捗ります。
    家でもいいのですが、ついやりたくもない家事に気づいてやってしまうので外に出るようにしています。

    月曜以外でも、ちょっと心に余裕がないなという時も出かけるようにしています。どうしても外に行けない時はベランダに椅子を出して。
    環境を変えることでリフレッシュできる人におすすめです。

    5、それらを続ける

    これが一番面倒なのかもしれませんが、すべてを習慣化することで成果が出てくるようになりました。

    冒頭にも入れましたが、進研ゼミも習い事も無理、手帳も途中で飽きるし、ノートをおろしても一冊使い潰すこともできない人間でした。

    でも今は逆に習慣化が得意になっています。
    呼吸するように自然におこなえるようになりました。

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    ここ2〜3年くらいで書いたノートの一部

    なぜ習慣化ができるようになったのか考えると、これも自分のキャパシティが増えたからだと思います。
    完璧にやり切らないと続いたうちに入らないと思っていたのが徐々に軽くなり、日が空いたとしても続けているに変わりはない、とか、休んでたらまた再開すればいいや、とか。許せるようになったあたりからルーティンが苦ではなくなり、自然に継続できる自分になっていたのかなと思います。

    6、続けると何がいいのか?

    これらを続けることで得られる1番の変化は、
    自分本来の状態に戻れることです。

    今現在で頭を不安に乗っ取られているor乗っ取られかけている時は、ジャーナリングをして気持ちを沈めたり、自分との対話をして本音を探します。自分なりのストレス対処法も有効です。

    意図とアウトカムを決めておけば、「今日はこういう私でいこう!」と決めておけるので不安に乗っ取られにくくなります。

    学んだことを実践すると地力がついてまた不安に乗っ取られにくくなるはずです。

    すると、
    不安に乗っ取られず、不安を下におろすことができるようになるんです。

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    よっこらしょ。

    ここで挙げたものは「私の場合」なのであなたはまた違うものが最適かもしれません。ぜひ、ご自分に合うものをいろいろ試してみてください。

    10、不安は決して消えないけど

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    以前は不安に呑み込まれていたけど、今は横に置いておけるまでになりました。

    ここまでやってきてわかったことは、

    どこまでいっても不安は決して消えない。

    ということです。
    単価が一桁上がっても、本が増刷しても、友達が増えても、根本的な自分は何も変わりませんでした。相変わらず細かいことに引っかかりを感じることも多いし、プレッシャーで夜眠れなくなるのもしょっちゅうです。なんなら加齢によって、家族のことや自分の健康のことなど、新しい不安も湧いてきました。

    不安があることを認めて、不安を観察する。
    不安に飲み込まれて振り回されるのではなく、不安を横におきながら生きてみる。

    その繰り返しを続けたことで、人生が少しずつ変わっていきました。

    不安がないから進めるのではなく不安があっても進めるようになったのです。

    これからも不安とともに、新しいことに挑戦してみようと思います!

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    ひそかに次の企画に向けて挑戦しています…!


     
     
    千葉県流山在住のマンガ家・イラストレーター。自分のごきげんは自分で見つけるがモットー。 著書 ・ズボラ人間、せいろ蒸し生活はじめました!並べて待つだけ!ラクうまレシピ ・なんかおいしくないので料理をおいしく作るコツ知りたいです https://noguchinobuko.com/

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