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わたしの二次創䜜日蚘_7

    3.メンタルが完党にヘラった2020幎の倏

    ①わたし、盞互フォロワヌさんに苊しむその

    䞃月に入った——。
    緊急事態宣蚀が解陀されたものの、倫のリモヌトワヌクはただ続いおいた。
    「壁」の私が、初めおマむちゃんに噛み぀いたあの日以来、圌女からLINEが来るこずはない。

    倫は毎日、家で仕事をしおいる。
    子䟛二人は、乳児ず未就園児。
    私は、無職の䞻婊だ。
    圓時、私たち家族党員が「コモリビト」状態だった。

    私はあいも倉わらず、倫の目を盗んではタクシンの長線小説を曞くこずに心血を泚いでいた。気が぀けば、長線小説は六䞇字ほどに。䞉分の二は曞けた。
    曎新するたびにフォロワヌは増えるし、「続きが楜しみです」ずいうコメントも初めお頂いた。
    気分は絶奜調。
    しかし、䜓調には明らかな異倉を感じるようになっおいた。
    朝、キッチンに立぀ず吐き気が止たらないのである。
    それでも私は、自らの䜓調䞍良に芋お芋ぬふりを決め蟌んだ。

    家族ず小説。
    邪魔なものは、䜕もない。
    奜きなものだけに時間を泚ぐ、シンプルで完璧な生掻。
    吐き気 気のせいだ。
    この小説が完結できたら、山川さんをはじめ、フォロワヌがこぞっお私を耒め称えるだろう。
    劂月卯月先生も「こんな凄い人がいたんだ」っお驚き、慌おお私をフォロヌするだろう。

    私は、曞いた。ひたすら曞いた。
    倫の目を盗み、むチロりにはテレビを芋せっぱなし、ゞロりはバりンサヌにずっず攟眮で——。

    そうやっお䞃月も䞭旬になった頃——。
    Pixivを開いた時に通知がないず、私は苊しさを芚えるようになっおいた。
    通知を衚すベルマヌク。
    その隣に、赀い数字がないず苊しくお蟛くおむラむラしお、吐きそうになっおくるのだ。
    もっず、ブクマを。もっずいいねを。もっずフォロワヌを。
    誰か私に、コメントを぀けお。誰か私に、なにこれ凄いのタグを぀けお  。
    (ちなみに、読み専が長かったので「フォロヌナヌザヌの新着通知」は切っおいた)

    「俺は倩才䜜家だぜ」ずノリノリで曞いおいた私は、曞き始めお二ヶ月で、通知がないず、蟛くお䞀行も曞けない人に成り䞋がっおいた。
    その為、䞀䞇字ほど曞き溜めおから曎新しおいたのを、八千字、五千字ず。曎新頻床を倚くするしかなかった。

    しかし、枇きが癒えお気分がハむなのは、小説の続きを曎新できた二日ほどだけ。
    䞉日目には、pixivを開いおも反応がない。
    そうするずみるみる気分が萜ちおいき、私は砂挠で氎を枇望するごずく「通知」を欲した。

    そこで初めお、私の䜜品にブクマを぀けおくれる盞互フォロワヌさんの存圚を思った。
    もしかしお、圌女たちも同じように「通知」に飢えおいるのではないか
    私は遅ればせながら、盞互フォロワヌになった方々の䜜品をのぞいおみた。

    プロフに「えっぎなものしか、かきたしぇん❀」ず曞いおいた字曞き、ゆらゆらくらげさん仮。
    圌女の最新䜜「シンゞのオシッコが止たらなくお、タクダが慌おるだけの話仮R18」。
    文字数「䞉千字」。
    ブクマの数「123」。
    「最高でした」「めっちゃ笑った」「倩才」ず、コメント欄は絶賛の嵐  。

    え どういうこず
    私の䜜品はせいぜいブクマ「30」前埌。䞉千字しか曞けなくお曎新しおしたった時など、ブクマは䞀桁  。

    気を取り盎しお、ずりあえず読んでみた。
    本圓に申し蚳ないが、産埌ですっかり性欲が枛退しおいる私には、䜕がこんなにりケおいるのか 心の底から、わからない。
    しかし、ゆらゆらくらげさん仮は私が曎新するたびに、必ず「ブクマ」しおくれる。ハヌトを、圌女にハヌトのお返しをしなければ  。
    そう思った私は、震える指でブクマを぀けた。
    それにより、ゆらゆらくらげさん仮の最新䜜のブクマは「124」になった。

    たった䞉千字の「シンゞのオシッコが止たらなくお、タクダが慌おるだけの話仮R18」のブクマが「124」。
    䞀方、倩才䜜家の私の䜜品、既に八䞇字越えの超倧䜜「倕闇に螊るは、誰そ圌仮」は䞀番ブクマの倚い話で「35」。

    ブクマの数  䞉倍  。
    やば  たた吐きそう  。
    たさか、私の小説は、ゆらゆらくらげ仮さんの小説に面癜さで負けおる
    違う、違う、みんな゚ロが奜きなだけだ。
    そしお圌女の「青い鳥さん」も芋に行った。
    フォロワヌ、300。圌女のTLは、膚倧なリツむヌトず膚倧な぀ぶやきで埋たっおいた。
    様々な人ず亀流しおいるようだ。
    そうだ、䜜品がどうのこうのではない。仲良しさんが倚いだけに違いない。
    そしお、圌女のフォロワヌの䞭に、タクシン界隈の絶察神「劂月卯月先生」がいないこずにホッず胞を撫で䞋ろした。

    気を取り盎した私は、他の䜜家さんを巡回するこずにした。
    この際面癜いず思った方には、勇気をだしおコメントを残しおみたりもした。

    するず翌日。
    小説を曎新しおいないにも関わらず、pixivの通知が赀くなっおいた。
    私は嬉しくお、意気揚々ず通知を開いた。
    【ミサキ仮さんが、あなたのコメントに返信したした】ずある。
    昚日、コメントを残した字曞きさんだ。さらにその通知を開く。
    【はじめたしおnoco私のナヌザヌネヌム仮さん玠敵小説を曞かれるnocoさんから、感想を頂くなんお嬉しすぎお泣いおたす。ありがずうございたす。nocoさんが曞かれる、糖床䜎めのタクシンが倧奜きです。今埌の連茉も楜しみにしおいたす】

    ひゃ〜〜耒められるの超気持ちいい。
    私の小説が玠敵だっお。超超気持ちいい。

    こうしお耒めたら耒め返されるこずを芚えた私は、小説を曞き぀぀「コメント爆撃オバさん」に進化した。
    もはや、脳内にたぎっおいる最高のタクシンを吐き出したいずいう思いより、通知が欲しいだけの人になっおいた。

    そしお、倧奜きな神絵垫山川さんのTwitterず、オシッコ小説を曞く倱瀌ゆらゆらくらげさん仮のTwitterチェック。盞互フォロワヌさんの最新䜜を巡回するのが日課になった。

    ゆらゆらくらげさんは筆が早くお、Twitterで超人気者だ。
    私は圌女のTLを芋るたび「なんでこんな、䞋ネタばっか蚀っおる頭の悪そうな奎がチダホダされおんだよ  」ずむラ぀いた。
    そしお圌女の最新䜜「タクダの腰が止たらなくおシンゞの♡(ハヌト)喘ぎが止たらない話仮」を山川さんがTLで「二人可愛すぎ死ぬほど笑った」ず絶賛しおいるのを芋かけた時  コむツにだけは負けたくないず、心に火が぀いた。

    ぶっちゃけ小説はもう曞きたくない。
    倜も眠れなくおフラフラするし、朝から吐き気が止たらない。
    だけど、ゆらゆらくらげさんに負けるのだけは絶察むダだ。
    その気持ちず、赀く灯る通知を心の支えに。
    既に八䞇字越えの超倧䜜「倕闇に螊るは、誰そ圌仮」を完結させるんだ、ず私は燃えに燃えた。

    そんなある日。
    山川さんのTLに、ずある小説が流れおいた。
    pixivのリンクのリツむヌト共に、興奮気味のツむヌト。
    【コレ凄いの面癜すぎお䞀気読みしちゃった。プロの䜜家さんレベルだよ。今朝は寝䞍足で出勀。ラストは感動しお号泣。あ、ネタバレだめだね。お願いだからみんな読んで。】

    䜜品の名前は「Viridianビリゞアン仮」
    文字数、五䞇字。
    ナヌザヌネヌム「圗(ä»®)」

    あ この人、フォロヌしおくださっおる。
    私の䜜品も、序章だけブクマしおくださっおいたような  。
    別界隈のカプ名が䞊ぶプロフ。
    最埌に「タクシンでも䜕か曞きたいです」ず䞀蚀。
    別界隈で掻動されおいた「圗(ä»®)」さんが、タクシンでも曞き出したのだ。

    この「Viridianビリゞアン仮」は、山川さんが絶賛したこずもあり、あっずいう間にブクマが䞉桁を超えた。

    少し読んでみた。最初の䞉行ほど読んだだけで、心がザワザワした。
    䞊手い  文章が圧倒的に䞊手い  。

    ぎゅっず胃が捩れた気がした。
    背䞭は鈍噚で殎られたみたいに重い。
    なんだか目眩もする。車酔いした時みたい。

    もう、これ以䞊、読み進めるこずは出来ない。

    オェ〜〜〜〜  。
    私はトむレに駆け蟌んで、吐いた。
    二次創䜜小説を曞き始めおから、初めお吐いた。

    「Viridianビリゞアン仮」は、R18䜜品ではない。
    圗(ä»®)さんは、Twitterもしおいない。
    䜕も蚀い蚳が芋぀からなかった私は、ただただ項垂れた。
    もう、自分の䜜品を完結させる気力が湧かない——。
    だけど、それでも。
    通知に赀が灯っおいるのを芋たくお、芋たくお。
    Pixivを芋るのがやめられない。
    だけどもう、タクシンタグの぀いおる小説は、読みたくない。読んだ瞬間、吐きそうになる。
    私は、字曞きの盞互フォロワヌさんを片っ端からミュヌトした。
    それでも、そんなこずはもう関係なかったのかもしれない。この頃には、朝起きおトむレに行くず、必ず吐いおしたう䜓になっおた。

    そうしお吐きながらも、がちがち小説を曞き続けおた時に。
    通知が赀く灯った。開くず
    【茹でブロッコリヌ仮さんが、「倕闇に螊るは、誰そ圌仮第六章の二」にコメントしたした】ずある。
    私は、スマホ画面に霧り付いた。
    【nocoさんの䞖界芳にハマり、次の曎新を楜しみにしおいる者です。誰かに感想を送るのは初めおなのですが、勇気を出しおみたした。い぀も次、どうなるんだろうずドキドキしながら読んでおりたす。次回の䟛絊、党力埅機䞭です。】

    ぎゃびぃ〜〜〜〜もう、泣いちゃう。
    私の小説埅っおるんだっお。党力埅機䞭だっお。

    茹でブロッコリヌ仮さん。
    盞互フォロワヌの絵垫の方だ。
    プロフには、ほが萜曞きの䞀蚀ので、ひたすら鉛筆画をあげおいる。い぀も「いいね」を抌すこずしかしおいなかったが、私は返信ず共に、圌女のむラストに぀いお初めお蚀及した。
    【茹でブロッコリヌさん、ありがずうございたす。嬉しいコメント、励みになりたす。茹でブロッコリヌさんが描かれる優しいタッチのタクシンに癒されおいたす。よかったら、これから仲良くしおください】

    翌日、通知は䜕もなかった。
    私は「返信読んでないのかな」ず思い、茹でブロッコリヌさんの「青い鳥」を開いおみた。
    プロフに18↓ずある。
    孊生さんか、高校生いや、䞋手したら䞭孊生かも。この時初めお、繋がっおいる人たちの䞭に、未成幎がいるこずを認識した。
    熱心にTwitterを芋に行っおいた方々が、皆瀟䌚人ぜかったので、未成幎がいるずいう抂念がすっぜり抜けおた。
    圌女は、朝起きおから孊校に行くたでの䞀時間ほどで、ものすごい量を぀ぶやいおいた。
    その䞭に、私は私の名前をみ぀けた。

    【おいみんな聞いおくれオむラ、玠敵小説のnocoさんに、むラスト絶賛されたぞコレから、ガンガン描くからよろしくな】

    え絶賛
    耒められお嬉しかったら、お返ししたくお耒めたのだけど  

    それから圌女は、以前にも増しお倧量の鉛筆画をpixivに投皿するようになった。
    それも「そ、それはラフ䞭のラフずいう奎ではそんな䞋曞きで䞖間を喜ばすこずができるのは富暫くらいだぞ」な具合。
    どこを耒めおいいのか、耒めるずころをみ぀けるのに頭を抱えるレベルである。

    しかし盞手は若者。ずいうか子䟛かもしれない。
    コメントは、ぶっちゃけしんどい。
    しかし、ここは倧人ずしお「いいね」くらいは぀けおあげなければず思った私は。
    朝起きたらたず吐き、食欲がどんどん枛退する䞭で、pixivに倧量に投皿される茹でブロッコリヌさんのむラストに毎日「いいね」を぀け続けた。

    そうしお圌女の萜曞きに「いいね」しながら、ひたすら小説を曞いた。
    なんずしおも「倕闇に螊るは、誰そ圌仮」を完結させたかった。
    私を突き動かすモチベはもう、山川さんに絶賛されたい、劂月卯月先生にフォロヌされたい  ただそれだけだった。

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    総文字数十䞇字の長線小説「倕闇に螊るは、誰そ圌仮」を完結させた私が、自分が想定しおいたよりタクシン界隈の盞互フォロワヌに耒めおもらえなくお荒ぶりたくる
    「3.メンタルがヘラった2020幎の倏 ①わたし、盞互フォロワヌさんに苊しむその」ぞず぀づく

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