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【第73回】 外部システム ID が無い場合に SQL を使って購読者キーを生成するアイデア

    Nobuyuki Watanabe

    Salesforce Marketing Cloud の購読者キーとして使用されるものとしては、外部システム ID(例:基幹システムが持つ顧客 ID など)を使用するのがベストプラクティスであることは間違いありません。

    但し、どうしても外部システム IDが存在しない場合、例えばメールアドレスを購読者キーとして使用することの検討に入ると思いますが、メールアドレス自体を個人情報という観点から購読者キーとしては使用したくないという場面もあるかと思います。そのような場合はどうすれば良いでしょうか?

    そのような場合は、以下のような SQL で顧客のメールアドレスを 64 桁のランダムな文字列に変換してみるのはいかがでしょうか。この変換された文字列は、暗号化されたものではなく、ハッシュ化されたものとなりますので、複合化(元に戻すこと)はできません。その点ではセキュアなものであると言えます。

    SELECT
      CONVERT(VARCHAR(256), HashBytes('SHA2_256', CONCAT(Email, FirstName)), 2) AS [SubscriberKey],
      Email AS [Email],
      FirstName AS [FirstName],
      LastName AS [LastName]
    FROM
      DataExtension
    画像

    注意点としては、メールアドレスが変更されてしまった場合、その変更に伴い、購読者キーも変わってしまいます。これはメールアドレスそのものをハッシュ化しているからですね。この点については、メールアドレスをそのまま購読者キーにした場合と同様のものになるかと思います。

    また、メールアドレスと名前を結合しているのは、家族でメールアドレスを使い回している事などを想定しています。そのような処理は要らないよ、という場合はメールアドレスのみを処理してください。

    今回は以上です。


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