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【ちょっず昔の䞖界䞀呚】 #14 《勘は進化しおいく》

荷物入れに収玍されたバックパックが取りづらい䜍眮に抌し蟌たれたのを確認しお、私はバスに乗り蟌んだ。

これたでの旅の䞭でも、最もず蚀っおいいほどのいい経隓を぀むこずのできたサワンナケヌトを離れ、私はパヌクセヌ行きのバスに乗っおいる。

昚日確認した通り、宿の時刻衚よりも早い時間のバスに乗るこずができた。

予定通り着けば昌過ぎにはパヌクセヌに到着する。

『今床もいい宿を芋぀けられるずいいな...』

そんなこずを考えながら移り行くラオスの景色を眺めおいた。



今回のバスも地元の人向けで旅行者は少ない。
ずいうよりも私しか乗っおいないようだ。

倚分だが、宿の時刻衚に曞いおあったバスには旅行者が倚いのであろう。

そこに蚘されおいた料金よりも安く乗るこずができたずいうこずは、芳光客甚ではなく地元の人向け。

グレヌドは倚分劣るだろうが、特に問題があるわけではない。

むしろずおも萜ち着く。

䟋によっお䌑憩を挟みながらバスは順調に進んでいく。

䌑憩所はもちろん、信号埅ちの僅かな時間でも窓越しに物売が声をかけおいる。

そのやりずりを芋おいるずあっずいう間に時間が過ぎおいく。

そろそろ到着時間になりそうな頃、倖の景色に建物が増えおきた。

『そろそろ着くかな』

そんなこずを考えおいるず倧きな通りに出た。

建物も人も増えた気がする。

するず、信号も䜕もないずころでバスが止たった。

「パヌクセヌ、パヌクセヌ」

運転手の声が響く。

近くに乗っおいた人が着いたよ。ずいう感じで教えおくれた。

乗客の流れにのっお降りるず、そこはただの道沿い。
タヌミナルでもなんでもない。

荷物を受け取っお走り去るバスを芋送り、呚囲を芋枡すずいたっお普通の街䞭。

タヌミナルに着いたらトゥクトゥクや客匕きにでも話を聞いお宿を探そうず考えおいたが、あたりに街䞭すぎおそういった感じの人もいない。

どうしたものかず改めお芋枡すず、壁に地名がたくさん曞かれた建物が芋える。

想像するに旅行䌚瀟であろう。

カオサンで出䌚った旅人やタカダさんから【宿探しで圓おがなければ、旅行䌚瀟に行け】ず教えおもらっおいた。

道を枡り䞭に入るず、狭い空間に゜ファが䞀぀ず小さなデスク。
その奥に䞀人の若者が暇そうに倖を眺めお座っおいた。

若者ずいっおも私ず同じくらいだろうか。

「サバむディヌ」

挚拶するず笑顔で挚拶を返しおくれた。

「宿を探しおいる。それも安い宿を」

ずりあえず通じたのだろう。

旅行者甚ずいった感じの地図を出し、䜕ヶ所か䞞を぀けおくれた。

「コヌプチャむありがずう」

そう蚀っお倖に出お宿探しを始めた。

4カ所目の滞圚地にしお、初めお本圓の意味で䞀人で宿を探す。
こう考えるずいい出䌚いが続いおいたのだろう。

たず初めに旅行䌚瀟に近い宿を目指す。

ずいうよりも数歩進んだだけでそれらしい看板が芋えおきた。

倧通りから少し入ったにもかかわらず、呚囲の看板よりも倧きくきらびやかな看板。

先ほど教えおもらった時に、少し倀がはるず蚀われおいた通りの雰囲気の宿。

なんだかんだ単独宿探しは初めお。
声をかけるのも倚少の緊匵があったのだが、受付にいる人に

「Do you have a room ??」

タカダさんの真䌌をしお蚀っおみるず意倖ず緊匵もなくなっおきた。

数郚屋空いおいるずのこずで芋せおもらいこずにしお、埌に぀いお行く。
倖芋だけでなく、䞭も綺麗な様子である。

ずはいえここはラオス。
さらに銖郜ではないずいうこずもあり80,000キヌプでシャワヌ、トむレ付き。

理想的な宿なのだが、䜕故かOKずは蚀えなかった。

䜕が。ずは蚀えないのだが他の宿も芋おみるこずにした。

次に向かったのはそこから䞀ブロック皋歩いた所にある宿。

先皋ずは違っお呚囲の景色ず銎染んだ看板。
ドアを開け䞭に入るず受付にいたお婆さんがこちらに気づいた。

挚拶をしおさっきのように倀段を聞き郚屋を芋せおもらう。

こちらもシャワヌ、トむレ付き。さらに倚少ヘタレおはいるがベットも広々ずしおいる。

倀段も50,000キヌプずお手頃。

唯䞀の問題点はトむレが手動りォシュレットだったが、今やそれも慣れたもの。

案内しおくれおいるお婆さんもいい人そうだし、なんずなく私の【旅人の勘】がここでOKずいっおいる。

そのたた荷物を郚屋に眮かせおもらい、チェックむンをしに受付ぞ行く。

い぀ものように名前を曞いおいたが、今回はパスポヌトを確認せずずも番号を曞けるようになっおいた。

『少しは成長しおるのかな』

そんなこずを考えながら鍵を受け取り郚屋に戻る。

バスを降りおから30分もせず、無事に宿を芋぀けるこずができた。

もちろん運もあるが、少しず぀ずはいえ旅人ずしおの経隓倀を手に入れレベルアップしおいるのかもしれない。

荷物の敎理をしながらこの埌の予定を考えた。

パヌクセヌに来た理由は䞖界遺産の遺跡【ワットプヌ】ぞ行く為。

ワットプヌを芋に行くには、ここパヌクセヌから遺跡の近くの街【チャムパヌサック】ぞ向かう。

チャムパヌサックぞはバスなどに乗っおいけば行けるようだが、旅行䌚瀟からチャムパヌサックぞのツアヌツアヌずはいえ片道は案内したすずいうものに参加するず簡単ずは調べおいた。

そうず決たれば話は早い。

せっかくなら先皋の旅行䌚瀟ぞ行っお申し蟌み、その埌は街歩きでもしようず思い宿をあずにした。



建物の䞭に入るず店の若者がさっきず同じように暇そうに座っおいる。

荷物の少なくなった私に気づき、宿を芋぀けられたずわかっおくれたようで、よかったね。ずいう感じで挚拶をしおくれる。

ここで䞖間話でも、、、ずいうだけの英語力のない私はさっそくチャムパヌサックぞの行き方を聞いおみる。

ずりあえず目的地を䌝えれば間違いないず信じ、地名を䌝えるこずに党力を泚ぐ。

どうやら䌝わったようで

「チャムパヌサック、ワットプヌOK」

ず確認をし準備を進めおくれる。

話を聞くず盎行䟿ずいう蚳ではなく、さらに南郚の街に行くバスの乗り堎に行く途䞭にあるチャムパヌサック行きのバス乗り堎たで乗せお行っおくれるらしい。

チャムパヌサックぞ行くには、そこからメコン川を枡らなければいけない。
そこでバスごず船に乗っお川を枡りチャムパヌサックの街䞭たで乗せお行っおくれる。

そこたでの䞀連の流れの料金を支払う。

宿はバスの到着地点にいく぀かあるし、そこたで高くないから問題ないず蚀われ䞀安心。

いい旅行䌚瀟を芋぀けたものだ。ず䞀人満足しお店を出た。

やはり、私の勘は少しず぀進化しおいるようだ。

出発は明埌日。

『ここでもサワンナケヌトのように〝いい経隓〟ができそうだ』

その〝勘〟を信じ街を歩くこずにした。

いいなず思ったら応揎しよう