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ココロトレースⅩⅩⅩⅢ|リリックファンタジー

    「優一くん!おっはよ〜!」

    「おう…おはよう」

    やっぱり、急に降ってくる

    「優一のオバアサマの出してくださった、麦茶がキンキンでうまかった〜!」

    (おい!そこかよ…まぁ、いいけど…)

    「次は、本当の海!行こうぜ!早く、夏休みになんね〜かなぁ〜」

    (海は見ただろ…綺麗だったはずなのに…爆睡って、タイミングのわり〜ヤツ…)

    「そだな、今度は海な…」


    「って〜、その前に、どうしても連れて行きたいとこあるんだけど〜!
    この前の、お礼ぇ〜つうかぁ〜オバアサマのオウチにゴショウタイいただいたからさ」

    「なんだよ、また、変なキャラ出すなって…わかったから…」

    「お〜、それは『イエス』ということナノデスカ?俺、嬉しいぜ!イェ〜イ!」
    (だから、変なキャラやめ!まぁ、いいけど…彗だもんな…)

    「次の週末、空けとけよ!」

    「おう…」

    (どこに連れて行かれるんだろ…不安でしかない…
    ま、彗のことだから、何か企んでるに決まってる…)


    隣のクラスだから
    選択科目の移動教室で
    同じにならない限り
    学食以外で会うことはあんまりない

    だけど

    この前
    うちのクラスにきて
    何やらヒソヒソクラスの奴らと話し込んでてさ
    動きが怪しいんだよな…

    やっぱり
    なんかの企み…
    お見通しなんだよ…

    ま、いいけど…



    今日みたいに
    バスの中でみた不思議な光景のことは
    いずれ、彗にも話そうと思う

    タイミングがわからないけど…


    たぶん


    うまく向こうから

    聞き出してくれるに違いない…

    気持ちの先回りがうまいヤツだからな…



    そのうち



    絶対



    話せる時がくる…



    つづきのお話 ↓↓

    マガジン|ココロトレース ↓↓

    ※画像はAIで作成したイメージです
     イラスト:chatGPTで作成

     
     
    縫ったり、編んだり、紡いだり。 手や心を動かしてものをつくることが好きです。 ハンドメイドのことや、日々のあれこれ。 そして、ときどき物語を書いています。 つくること、書くこと。 どちらも楽しみながら、気ままに綴っています。

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