メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo byshinobuwada

不登校エッセイ#1 遠ざかるランドセルを見て涙が出そうだった話

    涙が出そうだった


    目の前に小学生の男の子がひとりトボトボ歩いている。

    もしかして遅刻?
    それなら親も一緒じゃないといけないはず。

    どうしたんだろう。

    声をかけようか迷っていたら
    横道からもうひとり男の子が出てきた。

    先を歩く子に駆け寄っていく。

    良かった。
    ひとりじゃないんだ。

    そうこうしているうちにもうひとり男の子が合流した。
    3人で楽しそうに何やら話している。

    さっきまで心細そうだった背中が頼もしい。

    息子が不登校になる前
    あんな風に友達と一緒に歩いていた。

    何が違ったんだろう。
    鼻の奥がツンとする。

    桜吹雪の中、黒いランドセルが小さくなっていく。

    「いつまでも仲良くね」

    心の中でつぶやいた。

    #創作大賞2024 #エッセイ部門 #不登校エッセイ


     
     
     
    元不登校の娘&巣ごもり中の息子がいます|不登校やひきこもりのリアルな経験を発信中|Kindle本3部門1位&AIぬりえ本を日米で発売|最期に「ありがとう」と言える人生を目指して。ケセラセラ♪ 📚Kindle本一覧はこちら https://bit.ly/3CvUku0

    あなたへのおすすめ