【第2章】人見知りの私が踏み出した、一歩目の行動
6kg痩せて着たかった服を着られるようになったものの、人見知りで自信のない性格が急に変わるわけではありません。
「やっぱり自分に合う人なんて見つからないかもしれない……」
半ば諦めのような気持ちと、心臓が口から出そうなほどの緊張を抱えながら、私は意を決して婚活パーティーに参加してみました。
会場にはたくさんの人がいて、案の定ガチガチになってしまった私。いつもなら、話しかけられても緊張から逃げるように拒んでしまう癖がありました。ですがその日は、「せっかく一歩踏み出したんだから」と、勇気を出して目の前の人と話してみることにしたのです。
パーティーの最後、とても優しそうな男性とマッチングしました。正直、タイプのお顔ではなかったため迷いましたが、「何もないまま手ぶらで帰るくらいなら」と、自分の枠を広げるつもりで連絡先を交換したのです。
ですが、実はこの時、私の心の中にはもう一人、諦めきれない存在がいました。
それは、職場の気になる男性です。
婚活パーティーに参加する少し前、私はずっと気になっていたその職場の彼と、奇跡的に連絡先を交換することができていました。パーティーで他の人と話しながらも、頭のどこかで「本当は、職場のあの人と進展したい」という本音が膨らんでいたのです。
それまでの私なら「どうせ私なんて相手にされない」と指をくわえて見ていただけだったかもしれません。でも、ダイエットでついた小さな自信と、婚活パーティーで一歩を踏み出した勢いが、私を後押ししてくれました。
「断られたらどうしよう」という恐怖を抑え込み、自分から「2人でご飯に行きませんか?」と積極的に誘ってみたのです。
すると、彼は快くOKしてくれました。
初デートの翌日には、そのまま車で遠出のお出かけをするほどの急展開。
「もしかして、彼も私に好意を持ってくれているのかな……?」と感じた瞬間、長年止まっていた私の恋愛の歯車が、一気に動き始めました。
