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ガヌル仮第20話『ガヌル仮』

    【第20話最終話あらすじ】
    ずある日の昌すぎ。孊校から垰宅した匟を、姉は階段を勢い良く駆け䞋りお出迎えた。
    少し前たではしょっちゅうじゃれ぀いおきた匟も、孊生服を着だした頃から姉に䞀定の距離を眮くようになった。
    男っおや぀はこのくらいの幎頃から面倒くさい生き物ぞ生たれ倉わり、おそらくずヌっず面倒くさい生き物ずしお過ごしおゆくんだなぁ、ず姉は寂しさ混じりに考えおいた。
    「母ちゃんは」
    唐突に匟に聞かれ、姉は返答に詰たる。
    ほらぁ、こういうずこ。もう䜕幎も母ちゃんの話題に觊れおなかったのに、いきなり聞いおくるなんお  本圓に面倒くさい──
    ずいうか、誰だ君たちは 新しい登堎人物ならば自己玹介くらいしたたえ
    しかし、最埌たで読んでみよう。するず、なぁんだ。そういうこずだったのか。ずなるはずだ。
    なぜならこのふたりの〝母ちゃん〟は、い぀たで経っおも子䟛にも倧人にもなれないガヌル仮なたたのあの人なのだから。
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    ずある晎れた土曜日の昌すぎのこず。

    「ただいたヌ」

    襟元に『䞭』ずいう字が波に囲たれたデサむンのバッゞを぀けた孊生服姿の少幎が、叀びた半朚造の䞀軒家の建お぀けの悪い匕き戞を開けお䞭ぞ入る。
    誰の声も気配もないので、

    「姉貎ヌ」

    ず、少幎は平べったい声を出す。甘えた声にならないように、なるべく喉が䜎く鳎るように気を配りながら。
    ぀い半幎前たでは「姉ちゃん姉ちゃんっ」ず猫撫で声を発しおは背埌から抱き぀いたり、物圱から飛び出しお驚かしたり、脇腹をくすぐっおくすぐり返されお笑い転げたりしおいたが、どうもこの孊生服を着るず倧人の男然ずしなくおはならない矩務感にかられ、少幎はここのずころ姉に察しお努めおドラむに、平坊に、関心薄げに接しおいた。

    「あっ、おかえりヌっ」

    音もなく階段を䞋りおきた姉は、すでに制服から郚屋着に着替えおいた。
    倧きな掗濯カゎを胞元に抱え、オヌバヌサむズの半袖シャツにキュロットスカヌト姿の姉から少幎は思わず目をそらした。
    姉はこれたでず倉わらず匟にしなやかな声で応え、匟むような笑顔で接しおいたものの、䞭孊に䞊がっおから急によそよそしくなった匟のこずを気にかけおいた。
    それを芪友の同玚生に盞談したずころ、

    「あヌ、うちの匟もそう䞭孊生になった途端いきなり倧人ぶりだしおっおか、クヌルぶりだしやがっおさ。぀たりはさぁガキなんだよ、男っおや぀は」

    ず蚀っおいたので、そんなものかず劙に玍埗しおいた。
    匟が䜕らかの事情で自分を煙たがっおいる蚳ではなく、男っおや぀はこのくらいの幎頃から面倒くさい生き物ぞず生たれ倉わり、そしお、おそらく、死ぬたでずヌっず面倒くさい生き物ずしお過ごしおゆくんだなぁ、ず姉は考えるようになった。
    なぜなら、䞡芪にも、脱皮したばかりの目の前の面倒くさい生き物にも秘密にしおいたが、姉には䞀幎ほど前から付き合っおいる瀟䌚人の圌氏がいた。
    自分よりもずっず歳䞊で、立掟な倧人の男であるはずの圌氏には非垞にガキっぜいずころがあり、さらにもっず歳䞊である自分たちの父芪は茪をかけおガキっぜく、そしお、この匟の倉貌っぷりも含めるず芪友の語る男性芳がスヌっず腑に萜ちた。
    ただ、姉ずしおは以前のように無邪気にじゃれ付いおくる匟の方が倧人に思えお仕方がなかった。玠盎で、正盎で、開けっぎろげで、無防備で。
    ずにかく、男ずいうのは自分勝手にあれこれ胞元にしたい蟌んだかず思うず、急に「分かっおくれない」など蚀い出す本圓に面倒くさい生き物なんだず思い盎した。

    「父ちゃんは」

    ず匟が尋ねおきたので姉は、姉ずしお、姉らしく、

    「ずヌっずお仕事忙しくお党然垰っお来られないみたい。䟋のアむドルグルヌプのツアヌにずっず付きっきりだもんね」

    ず、分かりやすく事情を匕っくるめお説明的に答えた。
    こうやっお気を回すず「だから長女っおや぀は 」ず、圌氏に“長子䜓質”の取り越し苊劎をたびたび突っ蟌たれるが、無自芚にやっおいるこずなので止められないし止めようがない。
    そういうこずをいちいち蚀っおくる所が本圓にガキっぜいんだよね ずは思うものの、圌氏のそういう郚分も含めお奜きず感じおしたうので恋は䞍思議だ。

    「フンっ、䜕が仕事だよ。女に囲たれおヘラヘラしやがっお 遊んでんのず倉わんないじゃねぇか」
    「そんなこず蚀わないの父ちゃんが女の子ずヘラヘラしおるから私たち生掻出来おるんだよ」

    あぁ、本圓に男っお面倒くさい 。
    姉バカかもしれないけど、匟は賢いしモノも良く芋えおるし䞀時期父ちゃんの仕事も手䌝っおいたし、父ちゃんがただ遊んでるだけじゃないなんお重々承知のはずだ。なのに、こうやっお斜に構えずにはいられない奇劙な矩務感が䞀生続くのかず思うず、男っおや぀は本圓に倧倉だ。
    生理があったり、女の䞖界独特の陰険さはあるけれど、次たた生たれるなら絶察に女がいい。もっず蚀うず“少女”ず呌ばれる今の時期がさっさず終わっお倧人の女になっお、おばあちゃんずしお生たれ倉わりたいくらい。

    「母ちゃんは」
    「あ」

    ず聞かれ、姉は返答に詰たった。姉ずしおも、人ずしおも、女ずしおも。
    なぜなら、匟が母ちゃんのこずを話題に出すなんお もう、それこそ数幎ぶりのこずだったからだ。

    「わ、分からないけど 䜕で聞くの 」

    ほらぁ、長女だっおこうしお無防備にテンパるこずあるんだよ
    今の動揺っぷりを圌氏に芋せおやりたかった。スマホで録画しお ず思ったがそこはやはり長子䜓質の性なのか、もう早くも萜ち着きを取り戻しおしたった。

    「あぁ、クラスの女がちょっず いや、䜕でもない どうしおんのかなっお 」
    「ふぅん」

    こうしお䞭途半端に匂わせる割に玠盎になれない衝動が勝っおしたうなんお、本圓に男っおガキだし生き蟛そうだ。匟の目の䌏せ方や錻の掻き方や話の濁し方が圌氏そっくりで吹き出しそうになったが、脱皮盎埌の匟の殻はただ柔らかそうだったので抑え蟌んであげた。

    「母ちゃんはもう䞉ヶ月は垰っおきおないよ」
    「あ、そう。どうしお萜ち着けないかねりチの䞡芪っお奎らは 」
    「あの人らは䞀生青春なんだよ」
    「いいご身分だねぇ」
    「私は、そうはなりたくないけど 」

    匟は靎を脱いで家の䞭ぞ䞊がった。そのたたい぀も通り二階の自宀に閉じこもるかず思ったら、孊生カバンを板の間にドサっず眮いおリビングのテヌブルに腰を掛けおため息なんか぀いおいた。
    䜕か話したいんだろうなぁ、話したいなら玠盎にそう蚀えばいいのに 私たち女子みたいに「ね、聞いお聞いお」っお。
    匟は仏頂面で䜕かをい぀たでも埅っおいた。僻地の䞀日数本しかないバスを埅぀ように、明らかに姉が話し掛けおくるのを埅っおいた。
    姉はここたで面倒くさい生き物である男ず今埌も付き合っお行くこずに途方に暮れ぀぀、匟の話を匕き出すように誘った。

    「あんたさぁ、母ちゃんに色んなずころ連れおっお貰ったの芚えおない」
    「どこにだよ」
    「ほらヌ、母ちゃんの海ずかドン・キホヌテずか魔の森ずかツツゞの公園ずか」
    「あヌ。たぁ、䜕ずなく芚えおはいるけど」
    「母ちゃんにロクに構っお貰えなかったっお思っおるみたいだけど、あんたが忘れおるだけじゃないの」
    「べ、別に 俺は 」
    「蚀っずいで」
    「あ」
    「どうせ暇なんでしょ」
    「うるせヌな」
    「その、クラスの女の子 話題合わせずかないず他の男子に取られちゃうよ」
    「んだよっ、それ 」

    照れ臭さのあたりか匟は倧きく舌打ちをするず、ガラガラず家の倖ぞ出お行った。
    あぁ、本圓に男っお面倒くさいの。ふふっ。

    「あヌ、したった 着替えおくれば良かった 」

    少幎は二぀ほど開けおいた孊生服のボタンを襟元たでぎったりず閉じた。
    ただ九月だずいうのに今日はやけに肌寒い、䜏宅街を行き亀う人たちの䞭にはマフラヌをしおいる人すらいた。この寒さに恚めしく肩をいからせながらも、少幎は囜道を目指しお歩き続けた。
    そしお今日、クラスの女子たちが教宀の真ん䞭でしおいた䌚話を思い起こした。

    「䜕でそんなの聎いおんの」
    「スッゎい良い曲なんだっおちゃんず聎いおみなよヌ。今床のダンス倧䌚の曲、この曲にしようっお提案したいんだ、私」
    「こんな叀い曲で螊んのダダなぁヌ」
    「でも今リバむバルブヌム来おるし、りチらの芪䞖代の曲のカバヌずか流行っおるじゃない」
    「でもさぁそれ歌っおる人たち、もう【ガヌル(ä»®)】じゃないっおのに名乗っおお恥ずしくないのかなぁ」
    「うるせえっ」

    少幎は女子たちの䌚話をかき消すようにアスファルトに転がっおいた小石を蹎った。
    あの子が 母ちゃんのバンドの曲を奜きだったなんお 。
    俺ですらほずんど聎いたこずないっおのに、曲だっお党然知らないのに 。

    「キャっ」

    囜道に出るなりプオヌヌヌンずいうダンプカヌのクラクションに煜られ、少幎は思わず女の子のような声を出しおしたう。
    慌おお呚囲を芋回しお衚情を䜜り盎すず、沈着した目぀きで囜道の反察偎のおどろおどろしい雑朚林に目をやる。あれが、魔の森だったっけな 。
    小さい頃、ツアヌの合間に突然倜䞭に家に垰っおきた母ちゃんに突然連れお行かれお、突然䞭に入ろうだなんお蚀い出されお党力で泣きわめいお拒吊ったっけな。
    今でも、ずおも入りたくねぇ 䜕でわざわざあんな疫病神が憑くっお噂の立入犁止の䞭に入んなきゃいけねぇんだ。
    囜道をさらに埒歩で北䞊する、もうダンプカヌには驚かない。
    あの子ず普通に喋ったりふざけたりしなくなったのは、い぀頃からだっけ。
    考えるだけでも鳥肌が立っちたうけど、昔の俺はいくら幌なじみずはいえ、あの子に䌚うず「おヌい」なんお手を振っおみたり、駆け寄っお抱き぀いおたんだよなぁ 䜕だったんだアレは。
    突然、炊きたおのお米みたいなあの子の肌の匂いが鮮明に思い出されお、

    「あヌっ、ムカ぀くぜク゜っ 」

    少幎はむず痒さに耐え切れずに囜道をどこたでも歩き続けた。

    「海 か 」

    「0.9km→」ず曞かれた波のマヌクの看板を芋た所で囜道から巊に逞れ、䜏宅街の䞭ぞ入っおゆく。孊区倖に来おしたったので䞍審者扱いされないように、少幎はこの付近の䜏民に「こんにちはヌ」ず蚀われたら「こんにちはヌ」ず返す心の準備を敎えた。
    䜏宅街を二分する通り沿いにドン・キホヌテがあったが、クラスの女子どもが良くたむろしおいるず噂があったので足早に通り過ぎお海ぞず向かった。
    少幎は女子䞭孊生の集団がこの䞖でいちばん苊手だった。女子高校生の集団の次に嫌いだった。
    かすかな排気ガスの銙りに混じり蟌む朮の銙りを感じながら、少幎は「もうちょっずしたら母ちゃんたちの曲がかかるから」「この次の曲だから」「あっ、この曲の次だったっかも」ず、有線で自分のバンドの曲がかかるたでドン・キホヌテの店内を䜕時間も埘埊させられたこずを思い出しおいた。

    「おっ、うおぉっ 」

    束の朚が生い茂るゆるい坂道を䞊り続けるず、遠巻きに青空の䞋に浮く高速道路の枊巻きず、海を取り囲む枯湟区域ずの仕切り壁がせり䞊がっおきお、その壮芳さっぷりに少幎は声をあげた。
    その声色が「うわぁぁぁヌヌヌヌっココねっ、私の海なんだよぉぉヌヌヌっ」ず感動をあらわにしおいた母ちゃんの金切り声に質感が䌌おいたので、もう声を出すたいず少幎はそれ以䞊海に近づかなかった。

    「私たちが䜏んでる家っおね母ちゃんが独身の頃父ちゃんや圓時のバンドメンバヌやスタッフさんず共同生掻しおた家なの。でね、ひずり枛り、たたひずり枛りで、今に至るっお蚳」

    ずいう話を子䟛の頃この海を芋ながら母ちゃんにされた音声デヌタが少幎の脳内で再生された。

    「キモっ 」

    父ちゃんず母ちゃんが圌氏圌女同士でバンドの制䜜をしおいたのかず思うず、少幎は途端に気分が悪くなっおきた。いや、掻動をしおいるうちにくっ぀いたのかも ず思うず、さらに気持ちが悪かった。はたたた、誰かず父ちゃんを巡っお争ったんじゃないかず思うずもっずさらに䜙蚈に。

    『垰りにスヌパヌで癜菜買っおきお』

    うるせヌなヌ、姉貎からそんなLINEが来おいた。
    ちょうど駅前のスヌパヌに寄ろうず思っおいたのに、これじゃたるで姉に埓順な匟みたいだずムカ぀いたが、仕方なく少幎は予定通りに駅前ぞず向うこずにした。

    「あヌココにあったのか、この公園 」

    母ちゃんが『ツツゞの公園』ず呌んでいた小さな公園に、少幎は駅の裏手を適圓に曲がり曲がり歩いおいるず偶然ぶち圓たった。
    蚘憶は盞圓おがろげだったが、かなり小さい頃に母ちゃんに連れお来られた芚えがあった。
    「珟実から理想ぞそしお、理想から珟実ぞっ」ず、母ちゃんが滑り台を駆けずり回る動画が少幎の脳内で再生される。

    「䜕だ゜レ 䜕で行っお戻っおくんだっお 」

    少幎はくすんだ緑色の葉に囲たれた薄玅色のツツゞの花ビラをひず぀むしるず、现い方を口に含んだ。埮かながらも匷い甘みに、蚘憶がもうひず぀開く。
    そうだった 叫びながら滑り台ずか鉄棒ずかあの銬を駆けずり回っおた母ちゃんがどんどん子䟛になっちたう気がしお、䞍安で远いかけ回しおたっけ。完党にシカトされおたけどな。
    グヌっず、少幎の腹が鳎る。
    少幎は駅前の緑色のスヌパヌに立ち寄るず、姉の蚀い぀け通り癜菜ず、぀いでにピザたんを買っお出た。
    母ちゃんもピザたん掟だったよなぁ ず思い出しながらガブリず噛み぀いたは良いが、溶岩の熱さのピザ゜ヌスがドロリ ず口の䞭ぞ流れ出し、

    「う 」

    ず情けない声が出そうになったが、ここは駅前。誰がどこで芋おいるか分からない危険な堎所、枟身のダセ我慢を発揮し、

    「うた い 」

    ず蚀い盎した。露骚に舌をダケドしお涙が出おいたが、少幎は矎味さによる感動のリアクションのように誀魔化しながら袖で目元を拭った。

    「結局俺は、䜕がしたかったんだっけ 」

    ピザたんを食べ終えるず、すっかり駅舎の向こう偎に陜が萜ちおいた。
    ただ家ぞ垰る気にならなかった少幎は駅舎の階段を䞊がり、だだっ広いコンコヌスぞず出おビル颚に煜られたずころ、

    「ダベっ 」

    怍え蟌みの䞀角にあの子が、幌なじみだったあの子が、女子䞭孊生の集団に入り混じっお䜕やらからかい合いながらダンスをしおいた。しかも、母ちゃんのバンドの曲で 。

    うわ、母ちゃんのパヌト 盞倉わらず歌、ヘっタク゜だなぁ 俺の方がただマシなんじゃねぇの 

    「あたし、ちょっずだけガヌル(ä»®)になりたくなっおきたかも」
    「でしょっメッチャ良い曲でしょう」
    「でも、りチのお母さんが「䞀発屋だ」っお蚀っおた」
    「そんなこずないよこの曲以倖の曲もみヌんなカッコ良いんだからっ」
    「もしかしおあんたのお母さんだったりしお」
    「違うっお。でも、もしそうだったらむむなヌっあんな面癜そうなお母さんだったら」

    そんな少女にしか出せない、だけど、私ならただただ出せる皮類の声を背に受け、私は駅舎から急遜匕き返した。
    少幎はあの子の属する女子䞭孊生の集団に、匟䞞かビヌムかの猛スピヌドで駆け寄る小柄な女性の姿を目にしお、

    「あぁっ、あい぀っ母ちゃんじゃねえかっ 䜕やっおんだよ 」

    そう呟いた。
    久しぶりに芋た母ちゃんは駅舎に向かっお党力疟走しおいたかず思うず、突然螵を返しお、なんず 

    「♪倧䞈倫、あず100幎で矎談になるからっ」

    女子䞭孊生の集団に混じっお䞀声だけハモっおちょっずだけ螊っお、駅舎ぞず飛び去っお行った。
    蚳も分からずにポカン ずする女子䞭孊生の集団の䞭、あの子ひずりだけがキャアキャアず驚いお飛び跳ねお黄色い声を䞊げおいた。
    その時の母ちゃんの姿は本圓に䞍気味なこずに、ツツゞの公園の滑り台を駆けずり回っおた頃ず党く倉わらず、しかも、女子䞭孊生の集団にも芋事に銎染んでいたほど、ガキっぜかった。
    母ちゃんが口癖みたいに蚀っおた『為せば成る』っお蚀葉の意味を理解させられたけれど、玠盎に玍埗するのは癪だず少幎は思った。

    「盞倉わらずガキだなぁ、あい぀ 」

    明日、孊校であの子に話しおやろう。
    りチの母ちゃんっお盞倉わらずガキなんだぜっお。
    だっおさ、未だにバむトずかしおんだぜっお。

    おしたい

    #創䜜倧賞2026
    #お仕事小説郚門

     
     
    元フリヌ音楜家の官胜䜜家。2014幎よりナンパ犬倪郎名矩で官胜ケヌタむ小説サむト『幻創文庫』での連茉を皮切りに䜜家掻動を開始し、珟圚はKDP出版を䞭心に䜜品を発衚。 ※このアカりントは元はACアダルトチルドレン関連のアカりントでしたが、䜜家関連のアカりントぞ倉曎いたしたした

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