ヴィンテージの糸を編む
「捨てちゃうなんて、もったいない。」
そんな思いで私の元にやってきたのは、大きな袋に入ったたくさんの毛糸たちでした。中を覗いてみると、何かを編もうと丁寧に引き揃えられた糸、そして一度解かれて縮れた糸。

短い糸まで大切に残されているのを見て、一度もお会いしたことのない持ち主の、丁寧で物持ちの良い性格が伝わってくるようでした。
持ち主は、妹の旦那さんのおばあちゃん。
遠い親戚にあたるおばあちゃんが亡くなり、捨てられそうになっていたところを妹が救い出し、巡り巡って私の手元へと届いたのです。
少しだけ糸を整えて、お気に入りのボックスやガラス容器に移してみたら、なんだか急に愛着が湧いてきました。



ふと気になって、ラベルが残っていた毛糸を調べてみると、
ラベルのデザインやブランド名から推測すると、1970年代後半から1980年代頃に製造された毛糸である可能性が非常に高いです。
40年以上も前!
「そんなに古いのはちょっと、、、」と思う方もいるかもしれません。確かに、少し独特なにおいがしますが、カビがあるわけでもなく、綺麗な糸なんです。個人で楽しむだけなので喜んで使わせていただきます。
におい: ウール100%(特にシェットランドなど)は、年月が経つと羊毛自体の油分が酸化したり、収納場所の湿気を吸ったりして独特のにおいが出ることがあります。
本当は編む前に洗うのが正解かもしれませんが、丸まった糸を洗うのは少し大変。編み上げてからおしゃれ着用の洗剤で洗う、という気軽な方法で楽しむことにします。
新しい毛糸でも編んだ後に「水通し」をすれば、糸本来のふっくら感が戻るのだとか。そんな豆知識を教えてくれるAIのジェミニさん。私の「編み物アドバイザー」に任命します。
編み物初心者(老眼) が40年前の毛糸を使って、AIジェミニと相談しながら、何を編んでいくのか?
