
幸せになることを自分自身が許さない
ほんの少しネガティブな話になるかもしれない。
私は人生で心から幸せを感じる恋愛というものをしたことがない。
数人と付き合ったことはあるが、好きという感情があまりなかった。
そして本当の「好き」に蓋をしていた。
容姿のいい異性は私を見下すだろうと決めつけていた。
自分の容姿がコンプレックスの塊だった私は、十分に自分のレベルが分かっていたから高望みはしてはいけないと思っていた。
そして自分の好みの人にブスだと思わると傷つくからイケメンは避けていた人生だった。
そして学生時代は好きでもない人からの好意を感じると怖くて1週間不登校になったりもした。
おそらく自分自身のことを好きではなかったから私を好きになる人は変な人に違いないと思い込んでたのかもしれない。
なるべく自分に対して愛情表現をしない人を選んでいたんだと思う。
私は人から愛されることが恐怖でしかなかった。
本当に悩んだ。
だって、誰かから好意を持たれることが怖い。
それなのに自分のことを好きじゃない異性を振り向かせたいと思ってしまう。
自分を好きになってくれる人を選べば幸せだということは頭の中では分かっているのに。
もちろん相手は私のことを好きではないので、冷たい。
好きなんて言葉もない。
連絡もない。
愛情がもらえないことに毎回傷ついては、自分の容姿が良くないんだと落ち込んでいた。
愛されたいのになんで私は愛されないんだろうと毎回思うたびに自己肯定感が下がっていく。
ただ単に好きじゃない人を好きにさせることが目的だったんじゃないかと悩んだ時もあった。
でもきっとそれは違うんだと思う。
きっと好きじゃない人を選ぶことで自分が傷つくダメージを最小限にしていた。
本気で好きになった人に傷つけられるのが本当に怖かった。
自分が自分で幸せを感じることを許してくれない。
本当は惚気てみたい願望はあるのにそんな空気感を想像すると耐えられない。
そもそも好きじゃないから当たり前ではある。
甘えたくても甘えられない。
甘えてる自分を客観的に見て気持ち悪いと思ってしまうから。
どうしようもないくらいの拗らせ度合いだった。
今過去の自分に伝えられるなら、もっと幸せな恋愛してほしかった。
自分が100%満足できる容姿じゃなくても好きになってくれる人は世の中にいるんだよって言ってあげたい。
そして本当は誰かに愛されたいのではなく、愛されてもいい自分になりたい。
ありのままの自分で生きて、ありのままの自分を好きになりたい。
自分を好きにならなくてもいいから受け入れたい。
きっと本来の自分を受け入れられないままだと、自分のコンプレックスを刺激するような相手ばかりに目が向いてしまう気がするから。
もう過去に戻ることはできないから、せめて今後の人生は自分だけでも自分を愛してあげたいと思った。