
まずは日記だけつけてほしい。不調の原因はそこに書いてある
日記のススメ
精神的な不調がずっと続いている人にこそ、毎日の日記をすすめたい。
というのも、私は学生時代から今に至るまで、不登校や休職、転職を繰り返し精神科にお世話になっている。
最近しばらく無職を決意して、完全にやることがなくなった。そのため詳しく毎日の日記をつけることにしたら、個人的に大発見をしたからだ。
「不調の原因は、性格じゃなくて“生活の条件”だった」
よく巷で言われている、
「ご飯はちゃんと食べたほうがいい」だとか、
「散歩をしたほうがいい」だとかの、言葉の真の意味を実感として理解できた。
ただの正論だと思っていたものが、
自分の体調やメンタルに直結している“条件”だったと分かった。
この気づきは、同じように不調を抱えている人にとっても役に立つと思う。
まず、最適な過ごし方の結論から
日記から分かった、私の「メンタルが安定する生活条件」はこれ。
睡眠:8〜9時間
食事:1日3食
行動:風呂・掃除は必ずやる
外出:1日1回+7000〜8000歩
対人関係:距離感を保つ
余白:ぼーっとする時間を作る
思考整理:すべて書き出す
これを守るだけで、不調の波はかなり小さくなった。

■ 睡眠
睡眠時間が7時間未満だと、日中にしっかり疲労が出る。
しかもその状態でハイテンションになり、夕方に一気にイライラがくることが多かった。
8〜9時間眠れた日は、体も頭も安定していて一番調子がいい。
逆に、それ以上眠るとぼーっとしてしまい、やる気や集中力が落ちる。
つまり私の場合、
「長く寝ればいい」わけではなく、適切な睡眠時間があると分かった。
■ 食事
食事を3食しっかり摂ると、集中力や体力が安定して続く。
逆に、昼食を抜いた日は不安やイライラが出やすかった。
おそらく血糖の変動が影響していると思う。
→ 3食食べるようにしただけで、
日中に悩む時間や感情の波が明らかに減った。
■ 行動(風呂・掃除)
掃除やお風呂に入ると、必ず気分がすっきりして楽になる。
やる前は面倒に感じるのに、やったあとは確実に「やってよかった」と思う。
→ これに気づいてから、
「面倒な作業」ではなく「確実に快につながる行動」として認識が変わった。
その結果、歯磨きや掃除も含めて、すすんでできるようになった。
■ 外出・運動
一日中家にいると、夕方にイライラすることが多かった。
実際に日記を見返すと、
7000〜8000歩くらい歩いた日は、明らかに調子がいい。
それ未満だと、退屈や内的な考えすぎ(反芻)で頭が疲れて、もやもやが増える。
→ そのため、必ず1日1回は外に出るようにした。
ただし、10000歩以上歩くと、今度は身体的な疲労でぐったりする。
つまり、
動かなすぎても、動きすぎても調子は崩れると分かった。
■ 対人関係
不安やイライラが出るタイミングを見ていくと、
ほぼすべて対人関係に関係していた。
→ そこで、相手と自分の問題を切り分けることを意識した。
特にパートナーに対して、不快な感情を抱くことが多かった。
→ 「相手は相手、自分は自分」と考え、
必要以上に干渉しないようにした。
完全に理解し合うことはできない前提で、距離感を保つようにしたことで、
感情の揺れが少し落ち着いた。
■ ぼーっとする時間
ぼーっとする時間が、一番好きだと気づいた。
何もしていないように見えて、
その時間に自然と考えが整理されていく。
→ ぼーっとしていると、
本当にやりたいことや、次にやるべきことが見えてくる。
意図的に空白の時間を作ることで、
生活全体に余裕が生まれた。
■ 思考整理(メモ)
やらなければいけないことは、とりあえず全部書き出す。
思いついたことも、その場でメモする。
→ 頭の中で「忘れないように」と考え続ける必要がなくなった。
その結果、反芻する時間が減り、
脳のリソースを別のことに使えるようになった。
体感として、かなり頭がスッキリする。
最後に
多分、冒頭に書いた「最適な過ごし方」はみんな薄っすら気づいているし知っていることだと思う。
そして、「そんなこと分かっているけど出来ないんだよ」とも感じていると思う。
でも、とりあえず最適な過ごし方なんて置いておいて、日記をつけてみてほしい。
自分の調子が良い日、調子が悪い日を分析してみてほしい。
自分の精神的な不調は、意外と単純で、脳や身体の疲労、エネルギー不足による可能性もあるかもしれない。
とにかく全部書き出して分析すると、「な~んだ、そんなことだったのか!」とある意味拍子抜けするような大発見があるかもしれない。
みんなにも私のこの感動を知ってほしいと思う。