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小さな個人カフェでもできること?夫婦運営の発酵カフェが、茨木市「エコショップ」認定をいただくまでの話

    いきなりですが、質問です。

    地域によって、差が結構あるようなんですが・・・

    あなたがお住まいの地域・自治体には、
    環境にやさしいお店を応援する
    「独自の制度」って、ありますか?

    改めまして、こんばんは。
    大阪茨木市にて夫婦で運営している
    麹の発酵カフェ「Cozy Cafe & Bar beyond」です。

    実は先日、茨木市が取り組まれている
    「エコショップ」の認定証をいただきました!


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    ちょっと気になって少しだけ調べてみると、

    高槻市: 「たかつき環境配慮事業者(エコショップ等)」
    吹田市: 「すいた環境配慮事業者(環境にやさしいお店)」
    豊中市: 「とよなかエコショップ」

    他府県にも・・・
    京都府: 「京(みやこ)の環境配慮店」
    東京都: 「じゅんかんパートナー」(※ごみ減量に特化したもの)

    なんていう取り組みがあるみたいです。

    全国一律の義務や制度ではないため、
    地域・自治体それぞれで工夫した取り組みのようです。

    実は、わたしも
    茨木市の「エコショップ制度」を今年初めて知りました。

    内容や条件を見てると・・・
    ちょっとした「答え合わせ」のような時間が。

    飲食店の現場と行政の基準

    エコショップ紹介の中に、
    いくつか飲食店の名前が並んでいたので、
    内容を確認してみることに・・・
    最初に条件を見たときの感想は。

    ん?飲食店で当てはめると
    ちょっとピンと来づらいなぁ。

    だったのですが、
    ゆっくりとひとつずつ確認を進めていくと、
    普段からやっていることが多いんじゃないか?
    と気付きました。

    ①環境配慮のテイクアウト容器

    beyondで使用しているお弁当のテイクアウト容器は、
    未晒しのクラフト容器やバンブーペーパー容器。
    全面プラスチック容器はまず使うつもりがなかったのと、
    白い容器には、多くの塩素系漂白剤が使われています。
    「未晒し」を選ぶだけで、その化学薬品の工程はカット。
    また、木材ではなく、数ヶ月で成長する「竹」は
    まさしく循環型資源とも言える原料。
    森林保護にも繋がっていきます。

    ②自然に合わせた仕入れと、食品・フードロス対策

    「よつ葉ホームデリバリー」さんを経由し、
    地場の農家さんが土壌や環境、そして身体に配慮して
    農薬使用を控えて育てられた野菜を仕入れています。
    天候などの自然要因に合わせた生育状況により、
    内容が変わったりするので、ロスに繋がりづらい形です。
    形が不揃いで「規格外」になりがちな野菜も気にしません。
    そして、そういった食材の状態・日々の営業状況を見ながら、
    手作りの発酵おばんざいを小まめに仕込んでいます。
    チェーン店などに比べると、廃棄も非常に少なくなっています。

    ③beyond流「マイボトル」で発酵調味料の量り売り

    行政上の条件にあたる「マイボトル」の項目。
    beyondでは「発酵調味料の量り売り」の場面で実施しています。
    家庭で使い終えたジャムの空き瓶などをしっかり洗って
    持ってきていただき、お預かりして消毒。
    そこに発酵調味料を計量していくというスタイルの
    テイクアウト販売を主軸に提供しております。
    自宅でゴミになってしまうアイテムを循環させていく・・・
    ゴミ・プラスチックの削減に繋がります。

    ④「誰も泣かない1杯」からできること

    beyondで仕入れ・提供させていただいているコーヒーは、
    以前の記事でも紹介いたしました通り
    有機JAS認定を受けた、オーガニックのフェアトレード豆。
    この選択も、遠い国の土壌と生産者さんの生活を応援する、
    大切な環境配慮の一環として繋がっていきます。

    わかりやすい範囲で①∼④まで書きましたが、
    どれも、認定をもらうために始めたことではありません。
    beyondでの日常の中に当たり前に存在していたことなので、
    条件を見ながら「答え合わせ」をしているような感覚。
    あ、これも当てはまるぞ・・・みたいな。

    現地審査の日に感じたギャップ

    申請後、しばらくして市役所の職員さんからの連絡。
    実際にお店来ての、聞き取り調査・現地審査がありました。

    市の職員さんですから、事務業務が中心の方も多いはず。
    裏紙の利用や、印刷用の再生紙などはお手の物でしょうが、
    わたしたちが現場で選んできた
    「未晒し」や「バンブーペーパー」などといった素材には
    ほとんど縁がなかったと思われます。

    わたしが最初に条件を確認した時と同じ。
    「ピンと来ていない」様子でした。

    もちろん、「持ち込み瓶での量り売り」については、
    ドリンク用のマイボトルを調味料用の瓶に代わっただけ
    という話で、すぐにご納得いただけました。

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    お互いに全く違う仕事、
    違う感覚や知識で生活している者同士。

    実際に会って話すことで、互いの認識を確認することができ、
    項目チェックは進みやすかったです。

    この日にようやく、「言葉」のギャップが
    「ピンと来ない」の原因だったのだと気付きました。

    現地審査は、結構あっさり終了。
    「問題なくクリアだと思います。確定したら改めて連絡します」
    とのことで・・・
    後日、無事に認定証をいただくことができました。

    認定「エコショップ」を地域に増やすために。

    申請から認定までの間に感じたことがあります。

    それは、

    自治体として環境配慮の取り組みを進めるのであれば、
    様々な業種の現場に合わせてチェック項目がわかりやすいよう、
    地域の色々な事業者との連携も考えていけばいいのにな

    ということでした。

    各業種の現場に合わせた言葉や基準さえあれば、
    もっと多くの事業者がチェックしやすく、
    参加しやすくなるのではないかな?と感じています。

    『環境に配慮する』という
    素敵な取り組みをするお店や企業が増えるのは、
    自治体としても嬉しいことだと思いますし、
    居住環境が良くなる地域住民にとっても
    嫌がる理由はないはずですからね。

    認定証があっても、なくても

    結局、認定のために何かを変えたわけではないので、
    明日からもbeyondがやるべきことは、
    特に大きく変わるわけではありません。

    今回、beyondが認定をいただいたことで、
    茨木市の「エコショップ」が1つ増えました。

    お店として発信することで、
    わたしと同じ「取り組みを知らなかった」人に届く。

    自治体の取り組みのことや、
    「エコショップ」の情報が、少しだけ広がる。

    この積み重ねが、いつか大きな認知に繋がる。

    健康にいいこと
    身体にやさしいこと

    実は、環境にやさしいこととも関係が深いと思っています。

    なので、beyondはこれからも変わらず。

    いつも通り、身体にやさしくて美味しい「食」を提供する。
    そんな日常の延長に、日本・世界の環境をみんなで守っていく
    という未来があったら、最高です。

    「次なる茨木へ」

    茨木市ブランドメッセージ

    皆さんの生活やお仕事の中でも、
    ちょっと言葉の表現が違うだけで
    「それ、実はエコです」みたいなものが
    いっぱいあるかもしれません。

    ぜひ見つけてみてください。
    そして、教えてもらえたら嬉しいです!


    ▼「誰も泣かない1杯」の詳しいお話はコチラです。

    ▼茨木市ブランドメッセージ「次なる茨木へ」とbeyondについて。


    ◆◇◆◇◆◇

    Cozy Cafe & Bar beyond
    ~麹・発酵で内側から「整う」カフェ~
    大阪府茨木市西駅前町6-23 2階

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