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勝手に生える勢。

    庭未満

    ■ディル

    サラダに入れるとちょっと格が上がったような風味になるのが気に入って、去年は種を買っていっぱい生やそうとした。

    土が合うとよく発芽するが、合わないとさっぱり発芽しない。去年わかったことはそれだけだった。違いがよくわからないまま、成長もいまいちで中途半端に終わった。

    そんな去年の残りディルがひとつ、勝手に発芽して大きくなっている。去年こんなふうになって欲しかった。しかも、この鉢に蒔いた覚えはないのに、なぜそこに。勝手な草だ。

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    もりもり。
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    太くて綺麗な茎。

    ちなみに、一緒に生えているのはチュベローズ。
    球根が30gぐらいないと花が咲かないらしく、太った球根としてうちにやって来た最初の年に咲いたっきりで、その後は、痩せた球根のまま地味な草として暮らしている。


    ■パクチー

    2本まとまって発芽しているこの姿からすると、パクチーだと思う。
    あの丸い種には、種が2個入っている。平らなところに置いて、上から板で抑えてゴリゴリやって半分に割ってやらないと必ず2本生えてくる。

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    必ずだよ。

    発芽できる気温がけっこう高いタイプなので、暖かくなったのだなと実感する。自分で生やすと、スーパーで買ったものより小さいけど香りが強い。使いでのあるハーブになる。

    お好きな人にはたまらない、お好きでない人にはたまったもんじゃない、好き嫌いがはっきりと分かれるハーブ、パクチー。これも、ここに蒔いた覚えがないのに生えている。


    ■ヒメヒオウギ

    パクチーの右隣の草は、ヒメヒオウギ。

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    居候しかいない鉢。

    これは毎年こぼれ種で、あちこちから生える。
    出来たての種は、直径が3mmぐらいの丸い茶色のツヤツヤの球でとても綺麗なのだ。花は白とやや朱色がかったピンクの2種類が咲く予定。けっこう可愛い。


    ■ベランダの春

    ベランダ園芸では雑草が生えても大したことがないので、勝手に生えてくる植物に対してわりと寛容でいられるのだ。



     
     
     
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