
【アルバムレビュー】名前をつけてやる/スピッツ
皆さんこんばんは ぎぶそんです
急に冷え込んだと思いきや昼はまだまだ暑かったり秋とは言えないけど夏とも言えないなんとも微妙な気候となりました
急激な温度変化 この奇妙な気候に負けないよう今日も張り切って書いていきます
それでは参りましょう
アルバムと評価

説明不要の名盤でしょう
これを2作目に出せるというのが草野さんの恐ろしいとこです 洋楽の面白いところを組み込みながら日本風のアレンジにごちゃ混ぜするというなんとも革命的なサウンドの数々
雰囲気としてはまさにスピッツ全開ヘンテコワールドなのですが、そのヘンテコさのうえに当時大流行だったシューゲイズやオルタナ、ファンクの要素など盛りに盛りまくっています
クセ者揃いの曲ばかりで形成されているのひとつずつはめ込んでいって完璧なアルバムとするのは人間のなせる所業ではありません
個人的にですが、このアルバムは洋楽ロックに影響を受けてるの一言で片付けてもいいですが、それ以上に洋楽と邦楽の交差点となったのがいちばん大きな功績です
私の中でスピッツは“究極の邦楽“だと思っているので、日本独自の道を本国ロックの流行りも吸収しながら出した名盤というのはどの時代にも通用する凄さのはず
一家に一枚 スピッツ三種の神器のひとつであると私は思っています
評価は⭐️9.1 とさせてください
以下基準↓
0〜1 嫌い
1.1〜2 何がいいかよくわかんなかった
2.1〜3 嫌いではない
3.1〜4 普通
4.1〜5 まぁフラットに好き
5.1〜6 大好き
6.1〜7 良作 是非ともまた聞きたい
7.1〜8 傑作 何回でも聞きたい
8.1〜9 名盤 聞かなきゃ…(使命感)
9.1〜10 神
ひとくちじゃなくなっちゃったレビュー
1.ウサギのバイク
scatから歌詞に入る不思議な曲 正直掴みとしてはホントに掴みどころがない曲で不思議 アコギの演奏が胸に染み渡る ややロック寄りの間奏ギターソロとかはマイ・ブラッディ・ヴァレンタインの影響を受けてる
2.日曜日
雨でも曇りでも日曜日に聞くと晴れた空の日曜日に変わる不思議なナンバー 2回目のサビの後のギターが超ロック ハードロック盤としての産声を感じれるそんな一曲
3.名前をつけてやる
今作の表題曲 前奏からもうシューゲイズを感じるよね だけど、基本的には浮き気味の軽快なロック 演奏力が高いスピッツだからあんまり感じさせないけどこの浮遊感で明るい曲調って普通なかなか出来ない 彼らの総合値の高さを伺えるささやかな曲
4.鈴虫を飼う
田舎に行って、田んぼを眺めながらかけたいスピッツ曲ランキング堂々の3位! 初期特有のテツヤ作曲で落ち着ききってるけど根底にはパンクのような荒々しいベースラインが確かに“そこ“にある
5.ミーコとギター
雑な感想にはなるけどホントに好きな曲のひとつ とにかく落ち着いてるこのアルバムの中でも抜きん出てアップテンポな曲 ノれるから好きってのももちろんあるけど、3分弱の曲にここまでストーン・ローゼズとかの雰囲気を詰め込めるのはさすが草野さんと言ったところか
6.プール
アルバム内でいちばん好きな曲 モロに性行為を歌ったド直球な歌詞、キッラキラのリバーブに充てられた歪みながらも真っ直ぐな前奏のギター、とっちらかりそうなサウンドをひとつにまとめる天才的なベース こんな摩訶不思議サウンドと変態的な歌詞にプールと名付ける馬鹿げたセンス 何から何まで凄い曲
7.胸に咲いた黄色い花
私が勝手に呼んでいる“名前をつけてやるハイライト“の最後の曲(ミーコ〜胸に咲いたまで)ミーコで理解不能な世界観に閉じ込めてプールでその閉じ込めた世界に荒波を流し、この曲で救い出してくれる 前奏はモロにXTCだ それをオマージュに留めて日本本来の歌謡に合致させる技は天才
8.待ちあわせ
ニノウデの世界とかトンビ飛べなかったとかのパンク味を感じるアルバム内唯一の曲 クモ少年が走るとか惑星S・E・Xのテーマとかのノリに最初イヤホンの不調を感じるくらいの轟音が見事に溶け込んでいる
9.あわ
先程の勢いを止めるどころか殺すゆったりとした曲 先程の軽快なノリだけ残して今回はジャズや演歌等の拍の取り方で進行する謎曲 この曲自体はシャボンのうたとしてインディーズの頃からあった曲だけど、結構地味にアレンジしてきた
10.恋のうた
どうやらサキちゃん、草野さん曰くこの曲からスピッツのポップロック路線は始まったらしい この曲はホントに文字通り恋のことを唄ったピュアピュアな曲で聞いてるこっちまで頬を赤らめてしまう
11.魔女旅に出る
藤井聡太お気に入りのキラーチューン はっきり言ってアルバムの色には全く合っていない曲だけど、インディゴブルーのチェリー同様エンディングとしての機能は抜群。この曲があるのと無いのじゃアルバムとしての完成度は多分違った バンドとしてのグルーヴ感に加えて間奏に壮大なオーケストラを採用することでアルバム一虚しい曲となっている
殴り書きしてきたが、往々として完成度の高い楽曲と曲ごとにどういった役割を定められているかどうか分かってくれたろう。
スピッツの代表曲と言われる曲は何一つないビートルズのサージェント・ペパーズみたいなアルバムだが、曲順と雰囲気によって名盤を確固たるものとしている
ここまでやれるバンドがまだ結成して4年か5年というのも驚きだ
スピッツは今も新曲出してるけど、この頃の草野マサムネは神がかっていたと言わざるを得ない
あとがき
いかがだったでしょうか?
おつまみ感覚で読めるサクサクな記事をめざしているのですが、どうも上手く行きません
愛ゆえに…と言い訳をしておきましょう
ひとくちレビューとか言いつつどこもひとくちじゃないなと思い急遽項目の名前を変えました。変な感じになっちゃったな
このアルバムに関しては語るところが多くてまだまだ語り足りないくらいです
そこはもう手に取った皆さんに私が語りたかったもっと先を感じていただきたい
そんなこんなで今日はここらでお開きとさせていただきます
最後までお付き合い下さり誠にありがとうございます
次回は知りません また気が向いたら
それではまたお会いしましょう
さようなら〜👋