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左足のかかとが行方不明

    左足のかかとが行方不明なのです。
    いや、ついてはいます。
    でも、探せないのです。
    どうやって左足のかかとに体重を乗せたらいいのか、
    わからないのです。


    私には、右足に若干の持病がありました。
    そのせいで、無意識に右足に体重を乗せないクセがついてしまいました。


    手術の後のリハビリの時に、
    右足への体重の乗せ方、正しい筋肉の使い方を
    教えてもらいました。


    でも、20数年間の動き方のクセは、
    なかなか治りませんでした。

    それでも、正しい筋肉の動かし方を忘れてしまわないよう、
    時々は、正しく歩くよう気をつけていました。


    最近になって、どうも左足のふくらはぎが痛むのです。
    始めは、上手く使えていない右足を、左足がカバーしているからだと思っていました。

    だから、出来るだけ正しい筋肉を使って歩くよう、心がけていました。


    それでも、左足の痛みは治りませんでした。


    そうして、身体の使い方を意識しているうちに、
    あることに気づきました。


    右足は、教えてもらった正しい筋肉を使って、歩いたり立ったりしているけど、
    左足は、今までのクセのまま、正しい筋肉を教えてもらった右足と違う筋肉を使って、歩いたり立ったりしていました。


    それは、運動音痴の私にとって、大きな気づきでした。
    「左足の正しい筋肉教えてもらってない!!!」


    でも、きっと、
    左足も、右足の正しい筋肉と同じ筋肉を使うはずで、
    同じ場所に体重を乗せるはずです。


    だから、左足も、
    右足と同じように動かしてみようと思いました。


    でも、その方法が分かりませんでした。
    左足のつま先には体重が乗せられるのに、
    かかとに体重を乗せる方法が全く分からないのです。


    そう、左足のかかとが行方不明なのです。


    つま先は簡単に見つかるのです。
    そして、いつものようにつま先に体重を乗せると、
    ふくらはぎが痛むのです。


    つまり、原因はかかとの行方が不明だということです。


    右足と同じように体重を乗せようとしても、
    乗せられないのです。
    だって、体重を乗せたいかかとが、見つけられないのですから。


    かかとを必死に探しているうちに、もう1つ気づいたことがありました。


    リハビリで、正しい筋肉を教えてもらった時、
    本来使うはずのおしりの筋肉を、全く使えていないことを教えてもらっていました。


    それから、右のおしりの筋トレを教えてもらいました。
    でも、左のおしりの筋トレはしていません。
    だから、右のおしりに力を入れる方法は分かりますが、
    左のおしりに力を入れる方法は分かりません。


    正しく立とうとして、
    左足のかかとが行方不明になっている時、
    左のおしりも、一緒に行方不明になっていたのです。

    右足の治療の前は、きっと、
    両方のおしりとかかとが行方不明だったのでしょう。
    でも、
    リハビリによって、右のおしりとかかとが見つかりました。
    だから、
    左にもあるはずの、おしりとかかとが、
    見つけられないということに気づきました。


    元々、行方不明だったことにも気づかなかったのに、
    片方が見つかったおかげで、
    もう片方が見つけられていないことに、気づけました。


    運動音痴の私にとっては、大進歩です。
    あると思っていたものがなかった、ということに、自分で気づいたのですから。


    とりあえず、これからは、
    左のおしりとかかとを探す旅になりそうです。

    早く見つかりますように。

     
     
    人間として生きるのがちょっとだけ難しい。 29歳、拳で。 自律神経は数年お出かけ中。 あとは、ASD,ADHD,双極性障害,起立性調節障害と 管理栄養士の資格持ってます!

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