
ホラー小説:最大多数の最大恐怖-32
ある恐怖体験イベントの企画に関わりました。
そのときに僕が体験した苦悩と、そこで起こった不可解な事実について書きたいと思います。
とにかく僕に求められたのは、できるだけ汎用性の高い恐怖を演出することでした。
僕はプロの作家ではなく一般のライターで,、こんな仕事は初めてです。
できるだけリアルな「怖い話」を作るため、僕は現実に起きた事件からアイデアを得ることにしました。
恐怖は身近なものでないといけません。 そして、誰もが「自分ごと」として考えられるようなものでないと……
あらすじ・第一話からはこちら
前回・第31話はこちらから
■第32話■ オンライン:D理との会話
(本文抜粋)
D理「(突然大きな声で)あの動画………………なんなんですか? それに……あれについて回ってる怪談……………あれ! 明らかにあたしとT子のことですよね!?」
僕「え? え? ぜんぜん違うよ? あれ、創作だよ?」
C実「え、え、マジ? ええ~マジ? じゃ、学校で出回ってた動画、T子じゃなくてマジでD理だったわけ~? ええ~! それマジだったんだ~!」
D理「うるさい! 黙ってろC実!」
C実「D理、こえ~……(笑)」
僕「いやだなあ……そんな、君たちのことは参考にさせてもらったところあるけど、あれは完全に僕の創作だよ……だって……」
C実「T子をモデルにしたんですよね? 最初に飛び降り自殺して死ぬ女子高生、あれT子ですよね?」
僕「いや~……そんな。飛び降り自殺なんて一年で何件起きてると思う? ……まあ確かにアイデアの元にはなったけど……確か、T子さんもクラスメイトからいじめられてたんだよね?」
※以下より全文が読めます(完全無料)
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