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Photo bymura_aluminium

日常は小さな小さな積み重ね

    紅茶の茶葉をずっと前に頂いていた。

    紅茶は大好きなのだが、正直ティーパックの方が楽だから

    しばらく開封せずに置いていた。

    いよいよ家の中にティーパックのお茶がなくなり、

    紅茶を飲むためには茶葉を開封しなければならなくなって

    ようやく開けた。

    何ヶ月も使っていなかったティーポットを取り出し、

    スプーンで2杯適当に茶葉を入れて

    お湯を入れる。

    上下に茶葉が動いているといい感じの温度の合図だ。

    あれ、久しぶりにいい感じなのでは

    と期待に胸を膨らませて3分待つ。

    せっかくならと

    コップをお湯で温めておいた。

    3分後、コップのお湯を捨て、

    茶葉をこしながら紅茶を入れる。

    最後の一滴まで残さずに。

    さて、仕上がりは…

    一口飲んだだけで、これまでのティーパックの味と全く違っていた。

    茶葉がよく抽出されていて、

    香りがしっかりと広がる。

    温度もちょうどいい。

    やっぱり、これが本物の紅茶だ。

    せっかく紅茶が好きならば、

    一手間二手間かけてでもこれを味わったほうが、

    よっぽど幸せになれると思った。


    どうせ好きなら、とことん追求したほうが良い。

    日常の中にそんな場面はたくさん存在する。

    せっかく好きなのに、どこか妥協してしまっている部分が。

    ほんの少しずつでいいから

    せっかく好きなものがあるなら、

    自分にとってのベストを尽くしてみたらいいのでは…

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