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ポストカード・コレクション

高校生の頃から、ひそかにポストカードを集めている。旅先で、美術展で、たまたま入った雑貨屋さんで。ちまちま買い続けていたら、いつの間にか200枚用のアルバムがいっぱいになった。

せっかくなので、ポストカード・コレクションをお披露目したい。

1. 旅先で買ったポストカード

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これは長崎で買ったもの。長崎名物のミルクセーキやちゃんぽん、平戸や出島の教会のシンプルなイラストが超カワイイ。大学2回生のとき、高校の仲良し4人組で行った初めての旅行。今でもこのメンバーで年に1~2回は旅行していて、このポストカードを見るたびに長い付き合いになったなあとしみじみする。

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これは北海道旅行で。北海道の大学に進学した友人の案内で、ジンギスカン・寿司・ラーメン・スープカレーなどの北海道名物を連日食べまくった。「いったい1日何食だったのか…?」と、当時の食欲に戦慄する。グルメづくしの旅行を象徴するかのように、ポストカードも全部「ゴハン」絡みのもの。

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大学1回生の台湾旅行で買ったもの。写真だと分かりにくいけど、箔押ししてあって角度を変えるとキラキラ光る。台湾らしい素朴さと、箔押しの美しさにズキューン!ときて即買いした。

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このあたりは、きっと今なら買えないポストカード。別に特段美しいエピソードがあるわけではない。大学1回生のとき、当時の彼とその幼馴染と3人で、バイト終わりに六甲の夜景を見にドライブしたことがあった。最初はすぐに帰る予定だったけど、「折角やし有馬温泉で朝風呂入ってかへん?」という話になったのだ。3人で狭い車内で車中泊して、朝風呂を堪能してから温泉街をぶらぶらしていて偶然寄った「有馬玩具館」で購入した。時間と体力を持て余していたあの時だったから出会えたポストカードだと思っている。

2. 好きなイラストレーターさん・美術展関連のポストカード

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私の青春・中村佑介さんシリーズ。アジカン「ソルファ」のジャケットで一目惚れしたぜ。ロフトの「中村佑介展」で、悩み抜いた末に選んだポストカード。実はこの日、最終日の終了時間間際だったからか、様子を見に来たらしいご本人に会えた。話しかけようか散々迷った挙句やめた(悩んでばかりだな、この日)。イメージ通り、はんなりした口調でスタッフさんと喋る中村さんを間近で拝めただけで感無量だった。

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これは高校2年生のとき、国立西洋美術館で開催されていた「フランク・ブラングィン」展で購入した。この企画展を知らなくて、本当にたまたま寄ったんだけど、今では「一番好きな画家」だ。ビビットな色使いがカッコいいんだよなあ。

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ミュシャ展、印象派展、クリムト展、北斎とジャポニズム展など。

3. 同じ場所で、違うタイミングで買ったポストカード

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3枚ともジブリ美術館のポストカードだけど、どれも買ったタイミングが違う。

(左)大学1回生・初めてジブリ美術館を訪れた時

(中央)大学3回生・研究室の同期と東京の学会ついでに寄った時

(右)社会人2年目・1人で「食べるを描く。」展をめあてに行った時

不思議なことに、10年分のポストカードを眺めていると、「今ならこれは買わないなあ」というものがチラホラある。好みが変わっていることも一因だと思うけど、その時の心象でも選ぶポストカードが違ってくるのかも。

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手に持っているのは高2の修学旅行で、アルバムの4枚は大学1回生の時に買ったもの。このポストカードをとても気に入っていたから、1浪を経て京都の大学に晴れて合格してから「高校生の時は我慢したデザインのも買ったるんじゃ~!」と探したんだった。3年も経っていたからデザインは刷新されていたけど、このシリーズに再会した時は嬉しかった。

4. 何でもない日にたまたま見つけたポストカード

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このあたりはデザイン展や、雑貨屋さんで買ったもの。

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個展の告知ポストカード。思えば京都は恵文社やガケ書房など文化的なお店が身近にあったので、ふらっと入ってこういうものに偶然出会う機会も多かったなあ。

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これは全200枚の中で一番お気に入り!海外からの友達を関西空港まで見送りに行った日に、空港内のショップで購入した。数字を順番につなぐと絵が浮かび上がるデザイン。小さく飛行機が描いてあるのもかわいい。もったいなくて、未だに線を書き込めていない。2枚買えばよかった。

(ちなみに各ポストカードに年・月とその日の簡単なメモを書いている)

5. ポストカードはいいぞ

振り返ってみると、最近はポストカードをあまり購入していないことに気づく。実は、ポストカードを買うこと自体が目的なのではなく、「記念に・思い出に」買うことも多かった。撮影OKな美術展も増えたし、旅先でもたくさん写真を撮るので、しばらくポストカードから遠ざかっていた。

けれどこうして眺めてみると、写真とはまた違う思い出の蘇り方や、自分の感性の変遷を楽しめてなかなかいい。100円~200円で気軽にコレクションできるのも魅力だ。ああ、ミニマリストにはなれそうもない。


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