
朝の「おはよう」が幸せの始まり。
朝。子ども達をこども園に送り届けるために駐車場を歩く。
アパートが集合しているエリアで近所に子どもがたくさん住んでいる。
マイホームへの憧れはあるが、近くに住んでいる子育てをする仲間や子ども達と駐車場でばったり会える喜びは大きくてなかなか離れ難い。
共同生活をしているわけではないのに、いつでも仲間がそばにいるような気がして安心する。
大体毎朝家を出る時間が同じくらいになるお友達がいる。
今日も子ども達を車に乗せた頃に、朝から何やらご機嫌な可愛い声が聞こえてきた。
立派に自分で歩みを進める女の子とパパに抱っこされている男の子。
我が子達と同級生の姉弟が今日も無事に準備を終えて車へ向かっている。
私は朝から「おはよ〜う」と手を振りながら遠くにいるその子に声をかける。すると3歳の、遠くから見るとまだまだ小さな女の子も「おはよ〜」と挨拶を返してくれる。
「今日もいってらっしゃいね〜」と手を振って、私も車に乗り込み、今日は我が家が先に出発した。
たった10秒くらいの出来事。
だけど今日は何だか感動した。
そういえば、この子が赤ちゃんの時があったな〜。
ママ同士で悩みを打ち明けながら、会話ができるようになることを一緒に楽しみにしていた。
そういえば、「おはよう」って言ってるじゃん。
そういえば、もう3歳になったのか〜。
「おはよう」って手を振り合うくらいお姉ちゃんになったのか〜。
こんな大きな声で「おはよう」って言えるくらいお姉ちゃんになったのか〜。
朝から元気に「おはよう」って挨拶できるくらい、いい気分で朝を迎えたんだな〜。
うちの子じゃないのに感動する。
挨拶を交わしただけなのに感動させてしまう。
それくらい心の距離を埋めてくれるのが子どもの力。
目と目を合わせて、伝え合う言葉ももちろん素敵だけれども
こうやって少し距離があっても想いが伝わる言葉を交わせる喜びを感じる。
「おはよう」「今日も楽しもう!」「いってらっしゃい」も
「おかえり」「今日はどんな日だった〜?」「今日もおつかれさま〜」「おやすみ〜」も
家族と、家庭内で交わす言葉はもちろん特別だけれど
家庭の外でこんな言葉を交わせる人がいるということは私にとって、とても豊かなこと。
人間関係は希薄になっている現代と言われているけれど、私の周りは温かな関わりがたくさんある。全然希薄ではなくてもはや濃厚だと感じている。
私が幸せを感じる日々には必ず誰かがいてくれる。
家族だけじゃなくてたくさんの人に支えられている自覚がありすぎる。
今日も我が子達も、そして近くに住む子ども達もみんな「いい日だった〜」って帰ってきますように。
そう願っている今もとても幸せな気分だ。