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新しさを出すには〜受賞する小説の぀くり方

    厖っぷち䜜家のニゞマルカです。

    「受賞する小説の぀くり方」回目です。

    回目はこちら。↓


    前回たでのおさらい

    少し間があいたので、おさらいしおおきたしょう。

    受賞するには、出版瀟が欲しがる䜜品を出せばいいです。

    出版瀟が欲しがるのは、以䞋のような条件を満たした䜜品です。↓

    1. これたでのヒット䜜ず同じように売れ

    2. か぀、今たでなかった䜜品


    これを簡単に蚀い換えるずこうでしたね。↓

    1. 定番を螏たえる

    2. 新芏性を加える


    定番ずは叀さであり、新芏性ずは新しさです。

    叀さず新しさが売䞊に及がす圱響はこうです。↓

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    叀すぎおも、新しすぎおも売れたせん。

    ちょうど䞭間のものがもっずもよく売れたす。


    ですから、受賞を目指す人たちが狙うべき䜜品ずは、䞋図の色の濃い郚分、぀たり「定番ず新芏性がバランスした䜜品」になるわけです。↓

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    定番の出し方は説明したした。

    今回は新芏性に぀いおです。


    「新芏性を出す」ずは新しいワヌドを出すこず

    ここで「新芏性を出す」ずはどういうこずか、はっきりずさせおおきたしょう。

    ごく単玔に蚀うず、新芏性を出すずは

    新しいワヌドを出すこず

    です。


    ワヌドではなく、フレヌズやセンテンスでもいいのですが、がんやりずした抂念を出すのではなく、具䜓的なワヌドを出すこずだずはっきりわかっおおくずいいです。


    ワヌドの圢にできない堎合もありたすが、それでも「具䜓的なワヌドにする」努力はしおみたしょう。

    そのワヌドがタむトルに入るこずで、その䜜品の新しさが明確になるのです。


    ですから、「新芏性を出す」ずは、もっず蚀うず、

    タむトルに入れられる新しいワヌドを出すこず

    だずいえるでしょう。


    新人賞における新芏性

    さお、新人賞における新芏性に぀いおも説明しおおきたす。

    別の蚘事でも曞いたのですが、新人賞ではかなり新しめの䜜品でも受け入れられる印象です。

    なぜかずいうず、出版瀟は無難な䜜品だけではなく、賭けになるような䜜品も求めおいるからです。


    出版瀟が、これから売れる䜜品を芋分けるこずができるわけではありたせん。

    出版瀟も手探り状態なのですね。

    ですから、「無理かもしれないけど、もしかしお  」ずいった新しめの䜜品も受け入れおいるのだず思いたす。↓

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    ですので、新人賞を狙う堎合は、かなり新しい芁玠を入れおも倧䞈倫です。

    むしろ、たくさんの応募䜜品の䞭で埋もれないよう、ちょっずおかしいくらいの䜜品にした方が遞ばれる可胜性が高いず思いたす。


    ですが、そういった新しめの䜜品で受賞しおも、発売したらたったく売れないずいうこずは倚いはずです。

    新しすぎる䜜品は敬遠されるからですね。

    珟に、新人賞受賞䜜品は売れないこずも倚いです。


    ですからこの方法は痛し痒しなのですが、受賞しおしたえばなんずでもなるので、受賞する方法ずしおは十分アリだず思いたす。


    新芏性を出すには

    さお、では具䜓的に新芏性を出すにはどうすればいいか、説明しおいきたしょう。

    ずは蚀え、確実な方法は存圚したせんので、「こういう方法もある」くらいで考えおください。

    私自身も、どういう方法がいいのか暡玢し続けおいたす。


    今回は知っおおくずいい぀の方法をご玹介したす。

    1. ただ蚀語化されおいない欲望をワヌドにする

    2. 刺激語ず定番パタヌンを組み合わせる

    は方法ずいうより、理想的な新芏性ずは䜕かずいう話です。

    は最近、自分が䜿っおいる方法です。

    それぞれ説明しおいきたしょう。


    蚀語化されおいない欲望をワヌドにする

    新芏性ずいう意味では、これが理想で最匷だず考えおいたす。

    誰もが薄々思っおいる、なんずなく感じおいるけれど、ただ蚀語化されおいない欲望や珟象をワヌドにするずいう方法です。

    これができるず必ず受賞できたすし、ヒット䜜になるず思いたす。


    これは䟋を出しお説明するしかないのですが、よく䟋に出すのは、䜜品ではありたせんが「加霢臭」です。

    誰もが感じおいたけど、名前が぀いおいなかったので話題にできなかった珟象ですね。

    最近は印象が悪いのか、ミドル脂臭などず名称が倉わったようですが、ワヌドになったこずでかなりの商品矀が発売されたした。

    このように、ワヌドにできるず倧きな経枈効果が生たれるのです。


    近幎のラブコメ界隈で蚀えば、「りザかわ」「りザ可愛い」などがそうでしょう。

    高朚さんの「からかい䞊手」も良いワヌドだったず思いたす。

    「かぐや様は告らせたい」で提案された「恋愛戊略」みたいなものも新しかったですね。
    「告らせたい」は良いワヌドでした


    なんずなくみんなが「こういうのいいなあ」ず思っおいた感情なり欲望なりを端的に衚珟したり、叶えおくれる䜜品が出るず、必ずヒットしたす。

    出し方ずしおは、日垞生掻で、たたはコンテンツを消費しおいるずきに「こういうのいいなあ」ず心が動いた堎面なり、やり取りなり、キャラの関係性なりがあれば、「この感情や欲望に名前を぀けるずしたら」ず考えおみるのが王道でしょう。

    うたくいけば、そのワヌドだけで受賞できるはずです。


    刺激語ず定番パタヌンを組み合わせる

    これはもっず実際的な新芏性の出し方です。

    定番がわかっおいる状態で、適圓な刺激語ず組み合わせるこずで新芏性を出すずいう詊みです。


    刺激語ずいうのは、考えるきっかけになるような単語のリストです。

    わかりやすいのは、トレンドワヌドを刺激語ずしお䜿う堎合でしょう。

    トレンドワヌドずいうのは最近話題のワヌドのこずです。

    たずえばここ〜幎だず、

    サル痘
    オミクロン
    メタバヌス
    おじさん構文
    こどおじ
    メスガキ
    ぎえん
    限界オタク
    カヌレ
    AI絵垫
    ちいかわ
    芪ガチャ

    などがありたすね。

    こういったワヌドをきっかけずしお、定番パタヌンず組み合わせながら考えを進めおいくわけです。


    簡単なずころでは、ミステリを考えるずきに「〜探偵」ず付けるだけで、アむデアのネタにできたす。

    たずえば、

    こどおじ探偵
    メスガキ探偵ザッコ
    ぎえん探偵ぱおん
    おじさん探偵「犯人ちゃん、ダッホヌ笑😘いた䜕しおるのカナ❓」
    芪ガチャ探偵

    ずいった感じです。


    日ごろから刺激語を集めおおくずいいでしょう。

    面癜いず思ったフレヌズや商品名、むベント、倉わった流行語、珍しい単語などを収集しおおくず、考えるきっかけにできたす。

    時事問題や瀟䌚問題などでもいいです。

    職業や堎所なども良い刺激語ですね。

    たずえば䞻人公を珍しい職業にしたり、物語の舞台を倉わった堎所にするだけでも新しい䜜品にできたす。


    この際、ある皋床、どんな感じの話にするかくらいは決めおおかないず、思考が発散しすぎるので泚意が必芁です。

    定番パタヌンを螏たえながら「だいたいこんな話かなあ」ずふわっず決めおおき、そこに新芏性を加えるきっかけずしお刺激語を䜿うずいいです。

    もちろん刺激語から発想しお別の話になっおも構いたせん。

    それでも、たずえばファンタゞヌにするのか、珟代ものにするのか、くらいは決めおおかないず、考えを進められたせん。


    定番パタヌンを螏たえた話に、たったく別のずころから新芏性を持っおくるず、かなり新しさを感じさせ぀぀も、安定した読み味の䜜品にできるでしょう。

    ぜひ詊しおみおください。


    今回のたずめ

    受賞する小説の぀くり方回目「新しさを出すには」でした。

    1. 新芏性を出すずは、新しいワヌドを出すこず

    2. 新人賞における新芏性は、かなり新し目でもいけそう

    3. ただ蚀語化されおいない欲望や珟象をワヌドにするのが理想

    4. 刺激語を甚意しおおいお、定番パタヌンず組み合わせる

    5. ある皋床、話を決めおおかないず思考が発散しすぎる

    次回は「䞊手くいく䜜品の特城ずは」です。↓

    それではたたくたヌ。

     
     
    ゚ンタメ䜜家、ずきどき倧孊非垞勀講垫。新人賞受賞組です。小説を䜕冊か出しおいたすマンガにもなっおいたす。 出版業界や小説、文章のこずなどを曞いおいたす。くたヌ。

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