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エッセイ 「カツが二転三転しても拾う」

    今日私は春学期最後の英語のコミュニケーションのテストがあった。
    つまり、これの出来具合では良い成績がつく。
    ちなみに前回の先生の反応は「まぁいいでしょ~う」でしたし、100点満点でいう50点だった。
    なので、今回はデカい。
    テストは複数の話題の選択肢から1つ選び、それについて20秒喋り、その後先生が質問する感じだと事前に聞かされていた。
    そして、私が選んだ話題は「私の昼ごはん」
    ということで、英語の原文を書いてもいいが、
    人によっては読めないので私が翻訳します。
    私「すみません〜、私の昼飯について喋ってもいいですか?」
    先生「いいよ!カモン!」
    私「いやー私お腹減っているんですよ〜
    しかも、食べ盛りなんでお腹1杯になるご飯が食べたいんで…」
    先生「お腹1杯になるの発音が良くなーい、違う単語に聞こえちゃうよ」
    間違えて、お腹1杯になるという意味のfillingも訳してしまった。
    私「はーい」
    先生「続きにいけー」
    私「だけど、私お金がない。
    だから、1000円を超える昼ごはんを食べると財布がポーンよ。」
    先生「学生だもんね、頑張れ」
    私「そのとおーり。でも、昨日めっちゃ頑張ったんで、ちょっといいランチ食べたいのです。
    そんな条件の合ういいレストラン探しますわ。
    あざした。」
    と20秒間一方的に喋るのかと思ったら、茶々入れるのかい。
    今更ですが、この話は史実をとても参考にしたフィクションということにします。
    ここからは先生の質問タイム。私の脳内と共にどうぞ。
    先生「食べ物は何が好きかな?」
    私の脳内「日本の食べ物だったら、楽じゃね?」
    私「私はカツ丼が好きー」
    先生「そっかー、カツカレーは?」
    私の脳内「うわっ、カツカレーが1番好きやわ。でも、素直に言うとめんどいかもな~、よし。」
    私「私、カツカレー好きだけど、カツ丼が世界一に決まっているだろー」
    カツカレーの皆様、大変申し訳ありませんでした。
    先生「おお、そうか。じゃあ、好きなカツ丼屋はどこ?」
    私の脳内「えっ、カツ丼屋さんか~地元のカツ丼売っている店とか言ってもいいけど、めんどくさそうだから…」
    私「KATSUYA~」
    先生「あ〜分かるー」
    …分かるんだ。
    先生「かつやのぎゅっとした感じいいよね」
    …?、分からん。
    当然、かつやは美味いけど、一番の売りは安いと提供スピードじゃないの?と思いつつも、このまま和やかに終わった。
    ちなみに、前回より良かったらしい。
    反応の質が前回とは違かった。
    カツカレーには大変申し訳ないと思っているので、今度食べたいと思う。
    ちなみにこの日の昼ごはんは味噌カツ定食でした。
    全てのカツに感謝を。
    この話はかつやなどで先生に会うと悲劇になる。
    しかし、私は私によって誰かを悲劇に落とし込めることができる。

    これはある日の帰りの電車の話。
    私は電車で席が空いていたら、積極的に座るタイプだ。
    理由は立つのは辛いから。
    その日も、空いている席に座り、ヘルプマークの人がいないかを一応確認した。
    ちなみに、過去にはヘルプマークの人がいると思って、声を掛けたら、「次の駅で降りるので大丈夫です」を日をまたいで連続で3回食らった。(ガチでエグい)
    俺は人を助けることはできないのかという悲壮感とともに、話のネタになると思った。
    ヘルプマークの人を探したが、その時はあいにくいなかったので、そのまま座り続けた。
    すると、おそらく私と同じ大学生の男が向かいの席に。
    彼はジャージで腰パンの格好だった。
    信じられないぐらいズボンが下がっていて、正直あまり好きではない。
    が、とある人から聞いた話によると、「腰パンは環境を良くしてくれている善人」という結論が出たそうだ。
    その人が言うには、腰パンはあまりかっこよくないが、ズボンで床を綺麗にしてくれているし、場合によっては除雪もしてくれる。
    しかも、本人は自分かっこいいと思っているから、なお良いと。
    なので、それを聞いてから、腰パンの人に「掃除ありがとうございます」と言いかけるマインドになっている。
    でも、彼は腰パンよりもびっくりしたことがあった。
    ナイフや爆弾を持っていても私は同じ反応する気がする。
    高校のスリッパだ。彼はおそらく高校のスリッパで電車に乗っていた。しかも、名前付き。
    凄すぎて、おそらく「これは凄い」と小声で言っていただろう。
    すぐさま、私は日記のアプリに書いた。
    そして、メモアプリにも同様のことを書いた。彼の名前とともに。
    日記のアプリは誰かのもとに行く可能性があったため、名前は書かなかった。
    しかし、最初と最後の文字だけは公開した。
    ここでも言おう。
    「も」から始まる名字で、「き」で終わる名前でした!
    ということで、私はこの電車でたまたま出会った彼を悲劇に落とすことが可能だということだ。
    ここで、彼の名前を公開すると、彼だけではなく、同姓同名の方も苦しむでしょう。
    そんな巻き添い食らって欲しくないですし、そもそも彼も悪い人ではないため、彼の名前は墓まで持っていきます。
    ということで、私の墓石には彼の名前をお願いします。
    ちなみに、父にこの話をしたら、「それ偽名かもよ。」と言われ、私がこういう形で世の中に公開することを読んで偽名にするという神業じゃないか!と思いました。ちなみに、それに賭けて公開するという選択肢はありません。

    これらは日記をつけたから起きた出来事です。
    日記は世の中の出来事を書き留め、保存するものです。歴史的な書物にもなり得る。
    さあ、あなたの周りに起きたことを記録しましょう。
    これであなたもエピソードトーク激強人間になれるし、カツカレーとカツ丼を踏みにじる自分や高校スリッパ男にも出会えるでしょう。
    人間は毎日、凄い量の情報を処理し、記憶している。そして、その多くを捨てるも同然に忘れる。
    そして、あなたが覚えていない限り、その物語は存在しない。あなたが覚えていない限り。
    日記は世の中の不条理やバグ、どうでもいいこと全て納めることができる。
    世の中を記録しましょう。すると、世の中思っているより変で色んなことに溢れていることに気づく。
    最後に日記は高貴な人がやる高尚な趣味だという気持ちすごく分かります。
    ですが、今、ケータイに日記を書き留めるアプリがあります。何なら、人の日記が読めるアプリすら存在します。
    僕は今までこれらの出来事を救えて良かったし、これからも掬い続けます。
    最後に、皆さんの日記に対するハードルを下げるために最近の日記を原文で2つ公開します。

    6/16 (火)
    この前喪服着てご飯を食べた時、18歳だけど、店員さんに「お酒飲みません?」と言われた。 なんか嬉しい。当然お酒は飲んでいません。

    6/29 (月)
    大学が配布していた災害用の水が軟水だった。
    軟水のにゅるんって感じ好きじゃない~

     
     
    大学生。刺激的な本が好き。読んだ本を紹介し、感想や自分なりに思ったことなどを投稿。 また気が向いたら、日記やショートショートも書く。密かにZINEを作るという野望あり。 本紹介記事はミステリー小説が多いが、人と違う見方やタメになるように書いている。

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