
プラダを着た悪魔2を観た
『プラダを着た悪魔2』を見た。
懐かしさもあり、軽い気持ちで見始めたのだが、気がつけば、いろいろなことを考えさせられていた。
20年という時間が流れても、メインキャラクターたちは、それぞれ、自分らしく生きていた。
もちろん、時代の変化には対応している。
ファッションも、働き方も変わった。
でも、メインキャラクターたちの「軸」は変わっていなかった。
それが、とても良かった。
特に、主人公アンディを見ていて、改めて思ったことがある。
彼女の魅力は、単なる“ラッキーガール”ではない、ということだ。
確かに、彼女はチャンスを手にした。
でも、本当にすごいのは、その後だった。
彼女は、人にも、仕事にも、いつも丁寧に向き合っていた。
目の前の仕事を雑に扱わない。
人に対しても誠実であろうとする。
華やかな世界にいても、自分を見失わない。
それは、簡単なようでいて、とても難しいことだと思う。
特に、過酷な組織社会の中では。
組織の中にいると、人は少しずつ、自分を守るための“鎧”を身につけていく。
本音を隠したり、
空気を読んだり、
要領よく立ち回ったり。
そうしないと、生き残れない場面もある。
だからこそ、正直であり続けること、誠実であり続けることは、何より難しい。
誠実であろうとする人ほど、時に深く傷つく。
それでもなお、自分の軸を失わずにいる人がいる。
アンディを見ていると、そんなことを思う。
20年後の彼女にも、あの頃と変わらない静かな誠実さが残っていた。
それが、とても素敵だった。
何かを手に入れることよりも、
どんな自分で在り続けるか。
それが、本当は、一番難しいのかもしれない。
そして、それでもなお、自分の正直さや誠実さを手放さずに生きること。
それは、自分自身を信じ、愛するということなのだと思う。