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あなたの権威は誰ですか?

    最近、高校生と話す機会があり、
    ある生徒が、かなり強い主張をしていたので、
    純粋に「それはどういうこと?」と聞いてみた。

    すると、
    一つ目の質問で話の辻褄が合わなくなった。

    さらに聞いていくと、
    あるYouTuberの発言を根拠にしていることがわかった。

    「その人がなぜそう言っているのか調べたことはある?」

    と聞くと、

    「ない」と。

    後で調べると、
    その情報は簡単に誤りだとわかった。

    私はこの話を聞いていて
    浅はかだなとは思わなかった。

    むしろ、
    「ああ、私もやってるな」
    と思った。

    SNSには毎日たくさんの情報が流れてくる。
    この人が言うなら正しいだろう。
    この人が言うなら信じられるだろう。

    そんなふうに、
    私は勝手に誰かの声のボリュームを大きくしてしまう。
    本当は自分で確かめなければいけないのに。

    とても危険なことだとわかっている。
    その危険さを知っていても、

    さっきリール動画で見た話を、
    「昨日こんなことがあったらしいよ」
    と、まるで事実のように話してしまうことがある。

    人のことはよく見える。
    でも、自分へのチェックは驚くほど甘い。

    だから時々考える。
    私は誰の声を、
    自分の声より大きくしてしまっているんだろう。

    医者、政治家、弁護士、
    ジャーナリスト、
    フォローワーの多い社会活動家、、、

    それとも肩書ではなく、
    自分が「この人は信頼できる」と見込んだ誰かだろうか。

    そして私は、
    発言の真意を問われた時
    「あの人が言っていたから」
    を免罪符にしていないだろうか。

    私は子どもの頃から知っている。
    「あの人が言ったから」と言える安心感を。

    だからこそ怖い。

    誰を信じるかではなく、
    誰を信じる時も、
    自分で考えることをやめないようにしたい。

    でも、それが案外難しい。

    私は弱い人間なので、
    放っておくとすぐに誰かを権威にしてしまう。

    人の思考停止には敏感なのに、
    自分の思考停止には驚くほど鈍感なのだ。

    だから時々立ち止まって考える。

    私の中の権威は誰だろう?

    私は誰の声を、
    自分の声より大きくしているだろう?

    そして、
    自分の声は、ちゃんと聞こえているだろうかと。

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    主権者教育講師 元小学校教員 2児の母 RAISE YOUR VOICE 代表 📖我が子の不登校の記録 📻元気が出るラジオ/金曜朝6時〜 📻Podcast「勇気が出るラジオ」「まさか政治だとは」 お仕事のご依頼はDMにてお願いします📩

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