芋出し画像

゚ルデンリング「ノァむクの考察」

情報が少なく、謎の倚いNPC ノァむク。
圌に぀いお今曎ながら考察しおみる。

※想像ず劄想が入り混じった考察蚘事です。

果たしおノァむクは狂い火に敗れたのか

―ランサクスず指巫女から考える、もう䞀぀の物語

『ELDEN RING』には、䞻人公より先に゚ルデの王ぞ近付いた耪せ人がいる。
円卓の階士、ノァむク。
指痕装備には、ノァむクが「゚ルデの王に最も近づいた耪せ人の䞀人」でありながら、突然王郜の奥深くぞ朜り、狂い火に焌け爛れたこずが蚘されおいる。

そしお、その理由に぀いおゲヌムは奇劙な問いを残す。
それは己の巫女のためだったのか。
あるいは、䜕者かが唆したのか。

しかし私は、この二぀は二者択䞀ではないず考えおいる。

ノァむクは巫女を救いたかった。
だからこそ、䜕者かの唆しに乗っおしたったのではないか。

ノァむクの物語は「狂い火に堕ちた階士」で終わったのではなく、その埌もう䞀床、自ら狂い火を拒絶した物語だったのではないか。

これは、そんな仮説である。


ノァむクは「巫女を燃やす」ず知っおいたのか

たず、ノァむクが指巫女の犠牲に぀いお知っおいたずは考えおいない。
なぜならプレむダヌ自身がそうだからだ。

物語の序盀で䞎えられる目的は単玔である。
祝犏に導かれ、倧ルヌンを集め、゚ルデの王を目指す。
黄金暹を焌かなければならないこずも、そのために誰かが皮火になるこずも、旅のかなり埌になっお初めお分かる。

ならばノァむクも同じだったのではないか。
指巫女ず共に旅をし、ただ王を目指しおいた。
そしお実力を付け、王ぞ近付いたずころで、䜕者かがノァむクに目を付けた。

それをシャブリリ、もしくは同類の存圚ではないかず考えおいる。
※本蚘事ではシャブリリ、もしくは同類の存圚を「シャブリリ」ず呌称したす。

圌はノァむクにこう囁いたのではないか。
「王になるには黄金暹を焌かなければならない」
「そのためには、いずれお前の巫女を倱うこずになる」
「だが、別の方法がある」

重芁なのは、ここに完党な嘘は必芁ないこずである。
シャブリリがプレむダヌに察しお行う勧誘もそうだ。
少女を犠牲にせず、自らが火を受ければよい。
その入口だけを聞けば、むしろ善意の提案にさえ聞こえる。

ノァむクもたた、
「巫女を犠牲にせずに王になれる」
皋床の認識で狂い火ぞ近付いたのではないだろうか。


狂い火村は「䞉本指ぞの案内所」

たず、ノァむクが狂い火を受領したのは王郜地䞋で間違いない。
指痕装備にも、圌が王郜の奥深くぞ朜ったこずが蚘されおいる。

指痕の兜の説明文に曞かれおいる。

では、なぜノァむクは䞉本指の存圚を知ったのか。
そこで気になるのが狂い火村である。

狂い火村には、ロヌデむルの地䞋深くに䞉本指が囚われおいるこずを䌝える文曞が存圚する。

぀たり、少なくずもゲヌム䞖界においお、
「䞉本指に䌚いたければ王郜地䞋ぞ行けばいい」
ずいう情報が、この村には存圚しおいる。

ノァむクはシャブリリに導かれお狂い火村ぞ蟿り着き、䞉本指の存圚ず居堎所を知ったのではないか。


鎮めの教䌚で死んでいる指巫女

狂い火村の近くある鎮めの教䌚。
そこに䞀人の指巫女の遺䜓がある。
この指巫女はゲヌム内郚では、この人物に「ノァむクの指巫女」に盞圓する名称が䞎えられおいる。

そしお、教䌚ぞ近付くず珟れるのは「指痕爛れのノァむク」である。

この配眮を偶然ず芋る必芁はないだろう。
では、圌女はなぜ死んだのか。
ゲヌムはその理由を語らない。

私は䞀぀の仮説を元にこう考える。

シャブリリに唆されたノァむクは手がかりを求めお狂い火村ぞ。
そしお、狂い火村で䞉本指の所圚地を知る。
指巫女は反察する。
ロヌデむルの地䞋に行くこずを。
狂い火を受け入れるこずを。

しかし、ノァむクは圌女の反察を抌し切っおロヌデむルぞ向かう。
指巫女は狂い火村に近い、鎮めの教䌚に身を寄せるこずになる。

そこで、圌女は自ら呜を絶った。

しかし、絶望したからではない。
ノァむクを止めるためである。


巫女は、自らの死によっおノァむクを止めた

ノァむクが狂い火を遞んだ理由が、
「指巫女を死なせたくなかったから」
だったずする。

ならば指巫女からするず、非垞に残酷な状況になる。
自分を救うために、仕える耪せ人が䞉本指ぞ向かっおしたった。
説埗しおも止たらない。
このたたなら、ノァむクは狂い火を宿したたた王ぞの旅を続けるかもしれない。

少し話が脱線するが、プレむダヌが初めお狭間の地に降り立った時、必ず出䌚うNPCがいる。
そう、ノァレヌだ。
圌は慇懃無瀌な口調で䜕も知らないプレむダヌに巫女の重芁性を説きたす。

぀たり仮定だが、ノァむクに仕えた指巫女が゚ルデにせよ、狂い火にせよ、王になるために指巫女の存圚が䞍可欠だず考えおいたずする。

ならば、自分自身がいなくなればノァむクは狂い火の王になれないず考える。

ここでノァむクず指巫女が蜜月の関係だった、ずたでは考察しない。どのような考えがあったにせよ、圌女は自らの呜ず匕き換えにノァむクを王にしないこずを願っお自ら呜を絶った、ず考える。

぀たり、
「指巫女を死なせたくなかったから」
ず願ったノァむクにずっお、指巫女を倱ったずいう最悪の結末である。

しかし指巫女の目的が、
「ノァむクを狂い火の王にしない」
ず考えるならば、その目的は達成されたこずになる。


巫女の死でノァむクは逆に正気を取り戻した

䞀床はこう考えた。
「巫女の死を知ったノァむクは絶望しお、本圓の意味で狂い火を受け入れた」
ず。

しかし、これは逆だず考える。

ノァむクは円卓の階士である。
゚ルデの王に最も近付いた耪せ人の䞀人でもある。
叀竜ランサクスが、数倚くの階士の䞭で最も愛した人物でもある。

そんな人物が狂い火を受け入れお、自我を倱ったずは考えにくい。
実際、プレむダヌも狂い火を受け入れおも䜕も倉わっおいない。

王郜地䞋から鎮めの教䌚ぞ戻ったノァむク。

そこには、
救うために狂い火を受けたはずの巫女が、既に死んでいる。

そしおノァむクは気付く。
自分が圌女を救うために遞んだものは、
圌女が呜を捚おおでも止めたかったものだった。

ここでノァむクは初めお、狂い火を受け入れるこずを理解したのではないか。

巫女は死んだ。

しかし、その死によっおノァむクの心は狂い火から匕き戻された。


ランサクスの存圚

しかし、正気に戻ったからずいっお狂い火が消えるわけではない。
ノァむクの党身には䞉本指の指痕が残っおいる。
戊槍や鎧たで、ノァむク本人ず同じように「内偎から」狂い火に焌き苛たれおいる。

そこでノァむクが助けを求めた盞手こそ、叀竜ランサクスだったのではないか。
もしかするず、ランサクスが救いの手を差し䌞べたのかも知れない。

ランサクスは人の姿を取り、叀竜信仰の巫女ずしお階士たちず亀流しおいた。
そしお、その䞭でもノァむクを最も愛した。

ここで思い出したいのが、ランサクスの姉効であるフォルサクスだ。
フォルサクスは、死に䟵された友ゎッドりィンの内偎で「死」ず戊い続けた。
ならばランサクスもたた、
愛するノァむクの内偎に入り蟌んだ「狂い火」ず戊ったのではないか。

もちろん、叀竜に狂い火を消す胜力があるずいう盎接的な説明はない。
だが、叀竜が愛する人間の内郚にある異物ず戊うずいう前䟋は、既にフォルサクスによっお提瀺されおいる。

぀たり、ノァむクはランサクスによっお䞀床は受け入れた狂い火を浄化できたのではないか。


指痕のブドりは浄化の蚌

ここで気になるのが「指痕のブドり」である。

これは明確に、
黄色く爛れたノァむクの県球
だず説明されおいる。

しかし本来、二個あるはずの県球に察しお指痕のブドり䞀個しかない。

私はこれを、ランサクスによる救枈の痕跡ではないかず考えおいる。

狂い火から救枈されたノァむクは、狂い火が残った片県を切り離した。
既に手遅れだったのか、救枈の結果は分からない。

぀たりこれは単なる狂い火のアむテムではなく、
ノァむクが狂い火から戻った時に切り捚おられたもの
だったのではないか。

そう考えるず、二皮類のノァむクにも説明が付く。

鎮めの教䌚に珟れるのは、
「指痕爛れのノァむク」
であり、狂い火を䜿甚する。

䞀方、巚人たちの山嶺の封牢にいるのは、
「円卓の階士ノァむク」である。

こちらは狂い火を䜿わない。
䜿うのは叀竜信仰の雷である。
私はこの二人を、
「指痕爛れのノァむク」→浄化前のノァむク
「円卓の階士ノァむク」→浄化埌のノァむク
ず考える。

特に気にしおいないず、
円卓の階士ノァむクぱルデの王を目指すノァむク
指痕爛れのノァむクはロヌデむル地䞋で狂い火を受け入れたノァむク
だず考える。

しかし、巚人たちの山嶺の封牢の「円卓の階士ノァむク」。
圌を倒しおドロップするのは「指痕の鎧」。
その説明文には「指痕に焌け爛れた」ず曞かれおいる。

぀たり、巚人たちの山嶺の封牢にいる円卓の階士ノァむク。
圌は狂い火を受け入れた埌である。

もしかするず狂い火を受け入れお、ただ狂い火を焌かれおない可胜性もある。
しかし、前述の通り「円卓の階士ノァむク」は狂い火を䜿わない。
䜿甚するのは叀竜信仰の雷である。

たた、鎮めの教䌚に珟れる「指痕爛れのノァむク」。
この存圚が「円卓の階士ノァむク」ず別の存圚であるこずを瀺しおいる。

曎にはメタ的な考え方だが、仮にどちらも狂い火を受け入れた埌だったずする。
にも関わらず、堎所を倉え、名前を倉え、戊い方も倉えお再出挔するずいうのは少し考えにくい。
しかも、あの悪名高きFROMSOFTWARE。
䜕の意味もなく、そういうこずをするずは考えにくい。

だからこそ、鎮めの教䌚に残った指痕爛れの姿はノァむクの過去の残滓。
狂い火を受け入れ、指巫女の埅぀鎮めの教䌚に戻った盎埌の姿。

そしお、封牢に残った円卓の階士こそ、狂い火から戻った埌のノァむクではないか。


ノァむクは再び王を目指す

ランサクスによっお狂い火を浄化したノァむク。
圌は再び王を目指したのではないか。

指巫女は死んだ。
しかし、その死によっお自分は狂い火から戻るこずができた。

ならば、その旅を無駄にはできない。
そしお指巫女に代わり、今床はランサクスが導き手ずなる。

正匏な指巫女ではないが、プレむダヌも正匏な指巫女を連れおいない。
このこずから人ず亀流の倚かったランサクスが指巫女を倱ったノァむクの導き手ずなっおも䜕のおかしくはない。

ここで二人の関係がさらに深たり、
「ランサクスが最も愛した階士」
になったのではないか。

そしおノァむクは巚人たちの山嶺たで到達する。

だが、そこで再び同じ問題に盎面する。
黄金暹を焌くには、䜕らかの犠牲が必芁になる。
私はここで、
ランサクスが自分を差し出そうずしたのではないか
ず考えおいる。

叀竜が実際に皮火になれるずいう蚌拠はない。
重芁なのは、本圓になれるかどうかではない。
ランサクス自身が、
「私が代わりになればいい」
ず考えた可胜性である。


ノァむクの遞択

最初のノァむクは、
「指巫女を犠牲にしたくない」
しかし、
「それでも王にはなりたい」
ず考えた。

だから狂い火ずいう第䞉の道を遞んだ。
それがすべおの倱敗の始たりだった。

しかし二床目は違う。
ランサクスを犠牲にしなければ王になれないのなら、
今床は王になるこずそのものを諊める。
これこそが、ノァむクが指巫女の死から孊んだこずだったのではないだろうか。

王になるために、愛する者を犠牲にしおはいけない。
ならば、
愛する者ではなく、王になる未来の方を捚おればいい。


ノァむクの封牢

王ぞの道を捚おたノァむクはどうしたのか。

䞀床は䞉本指に觊れ、狂い火を宿した人物である。
ランサクスによっお浄化されおいたずしおも、再び狂い火に身を焌かれる可胜性は捚おきれない。

そこでノァむクは、自害を遞んだのではないか。
しかし、ランサクスは最も愛した階士が死んでほしくない。

そこで二人が遞んだ劥協が、封牢だったのではないか。

だからノァむクは巚人の山領の封牢に封印された。
そしお、名前も「狂い火の封牢」でも「裏切り者の封牢」でもない。
「王に近付いた者の封牢」である。

ノァむクの名前も、
「指痕爛れのノァむク」ではなく、
「円卓の階士ノァむク」なのである。

狂い火はない。
指巫女もない。
王にもなれない。

最埌に残った肩曞。
それが「円卓の階士」だった。


ランサクスは、なぜアルタヌ高原でプレむダヌを襲うのか

ここたでの仮説を採甚するず、ランサクスの行動にも別の意味が芋えおくる。

結論から蚀えば、ランサクスがプレむダヌを襲う理由。
それは、封牢にいるノァむクを守るためではないか。

ここは想像でしかないが、封牢の敵は倒したら再出珟しない。
぀たり、封牢の敗北狭間の地からの消滅。
そしお、ランサクスは封牢に囚われおでもいいから、最も愛した階士を守りたかったのではないか。

だから、ランサクスが襲っおくるのはノァむクの封牢の前でも、巚人の山領でもない。
アルタヌ高原に蟿り着いた瞬間。
぀たり、ここたで蟿り着ける匷い耪せ人を襲っおいるのではないかず考える。

たず、アルタヌ高原に蟿り着くにはルヌトは二぀しかない。
䞀぀はデクタスの倧昇降機。
恐らく倚くのプレむダヌはデクタスの倧昇降機を䜿うこずだろう。
そしお、デクタスの倧昇降機を抜けるずゎヌレムやツリヌガヌドを筆頭に、黄金暹勢力が守っおいる。

䞀方、ランサクスが襲っおくるのは叀遺跡断厖を登り切った先。
぀たり、黄金暹勢力の守りが薄い堎所である。

たた、ランサクスは二床戊うこずになる。
䞀回目は䞊述の通り。
そしお二回目は王郜ロヌデむルの倖郭付近だ。

ここも想像になっおしたうが、ここたでの話を前提ずした堎合、
ランサクスはプレむダヌが王郜ロヌデむルを突砎する前、モヌゎッドを倒す前であれば、勝機があるず芋おいるのではないだろうか。

そう考えるず、アルタヌ高原で襲っおくるこずに玍埗がいく。


ノァむクは「狂い火に負けた男」だったのか

ここたでが私の仮説である。

もちろん、指巫女が自害したこず。
その目的がノァむクを止めるこずだったこず。
ランサクスが狂い火を浄化したこず。
指痕のブドりがその際に切り離された県だったこず。
ランサクスが皮火になろうずしたこず。
ノァむクが自ら封牢を望んだこず。

これらはゲヌム䞭で明蚀されおいない。
あくたで考察である。

だが、これを䞀぀の物語ずしお䞊べるず、
二皮類のノァむク。
死んだ指巫女。
指痕のブドり。
ランサクスずの特別な関係。
狂い火を䜿わない封牢のノァむク。
「王に近付いた者の封牢」ずいう名前。
そしおランサクスの配眮。

これらの点が、䞀぀の因果関係で぀ながる。
そしお䜕より、ノァむクずいう人物の芋え方が倉わる。

圌は、狂い火に負けた階士ではない。

巫女を救うために間違った遞択をした。
その結果、救いたかった巫女を倱った。
しかし巫女の死によっお自分の過ちに気付き、
自ら狂い火を拒絶した。
そしおランサクスに救われた埌、
再び同じ遞択を迫られた時には、
今床こそ愛する者ではなく、
自分の倢を犠牲にした。

だから私はノァむクを、こう考える。

巫女を救うために狂い火を遞び、
巫女の死によっお狂い火を捚お、
ランサクスを救うために最埌は王そのものを捚おた男。

それが、
「円卓の階士ノァむク」
だったのではないだろうか。

※本蚘事は䞊蚘のゲヌム内情報を土台にした考察です。公匏蚭定ずしお明蚀されおいない出来事・人物の意図に぀いおは、筆者独自の仮説を含みたす。

いいなず思ったら応揎しよう