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第七夜

 日曜日。思いの外忙しい。
「買い物、付き合ってくれる?」
 おはようも言わずに君が言う。
朝の七時、コーヒーの香りで目覚めると、
君はきちんとメイクをして、リネンの白いワンピースを着ていた。
「もちろん。早いね」
 君は答えず、微笑しただけだった。
「飲む?」
 カップを掲げた君に、うん、お願い、と短く頼む。
 部屋の中はひんやりとしているが、寒くはない。それでもベッドから出るのは大義だ。
 
 はい、と君がカップをテーブルに置いたのを合図に、僕はベッドから出た。
 
「ありがとう。飲んだら着替えるよ」
 やはり彼女は笑みで応え、足元に擦り寄ってきた猫を屈んで撫でた。
「雨が降りそうよ。暖かくしていきましょう」
 穏やかな彼女の声と、猫が喉を鳴らす音が聞こえる。
 朝食を食べて、彼女の服と猫のご飯やシートを買いに行こう。

 もうしばらく会えないのだから、のんびりと過ごそう。
 寝惚け眼のまま、熱いコーヒーをゆっくりと飲んだ。

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