
マンモス狩ってた時と、交感神経
今の時代に交感神経って必要あるの?と思うんです。
交感神経は危険から身を守るためにあるから、旧石器時代みたいな衣食住が一切保障されていない、猛獣に襲撃されるリスクも高かった頃には最適なものだったと思う。
でも今の日本においては生活保護があって最低限の生活は保障されているし、常に死と隣り合わせっていう環境とは程遠い。
それにもかかわらず、交感神経は仕事のプレッシャー、人間関係の悩み、SNSでの評価、不安なニュースなどにも反応する。身体はマンモスと向き合っているかのように緊張状態になる一方で、実際には走ることも戦うこともない。その結果、交感神経が長時間働き続け、疲労感や不眠、動悸などにつながることがある。
私たちの身体は数万年前から大きく変わっていない。マンモス狩りのために作られた神経システムを、現代の情報社会で使い続けている。そのギャップこそが、多くの人が慢性的なストレスを抱える理由の一つなのかもしれない。
そんなことを考えながら、私は今日も安全な部屋の中で、スマホをぼんやり眺めていた。
マンモスどころか外敵は一匹もいないのに、心臓だけはなぜか臨戦態勢だった。