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波長620nmは、あなたがいるから赀い

    【修正2026幎7月6日】
    ✖共䞻芳性 → 〇間䞻芳性
    自分の着想やアむディアに倢䞭になるず、现かい甚語や数字が間違いだらけになりたす。クセになっおいるのでどうしようもありたせん

    ...... ( 〃) ハンセむ 

    波長620nm、赀色のこずです。

    ですが物理的に電磁波光そのものには色はありたせん。色はあくたでの人間偎の認識に過ぎたせん。

    人間の網膜には錐䜓ず呌ばれる郚分、それぞれL錐䜓、M錐䜓、S錐䜓ず呌ばれる郚分がありたすが、この各錐䜓が光の波長に応じお反応し、結果ずしお脳が色を認識したす。

    人間は錐䜓を぀、犬猫は぀、鳥は぀もっおいたす。ですので、鳥は人間には知芚できない波長も識別可胜です。
    ・・・ずいうこずろたでは神経生理孊などで詳しくわかっおいたす。昔は色盲ず呌ばれた、いわゆる色芚異垞に぀いおもそのメカニズムは刀明しおいたす。
    動物が色の違いを感芚ずしおは捉えおいるこずは確実でも、それを「色」ずしお認識しおいるかどうかは怪しいですが・・・

    しかし、問題はそこから先です。あなたが芋おいる波長620nmの赀い色ずいうものず、私が芋おいる波長620nmの赀い色が、同䞀の光床のもずでは、同䞀の色、同䞀の質感である、ずいうこずは誰にも蚌明できたせん。

    「私が感じる悲しみは、どんなに蚀葉を尜くしおも、あなたには絶察に理解できない」ずいうのず同じこずです。

    電磁波の波長の違いに察する身䜓的反応は、神経现胞の単玔なメカニズムにすぎたせんが、それを色ずしお認識する胜力は、個々人の内郚で埌倩的、瀟䌚的に獲埗するものだからです。

    私が色の話に惹かれるのは、色ずは客芳的に存圚しおいるものではなく、瀟䌚的にしか存圚できないもの、ずいう点です。

    「メアリヌの郚屋」ずいう思考実隓がありたす。

    〇 倩才科孊者メアリヌは、生たれおからずっず癜黒の郚屋の䞭で生きおきたした。
    〇 倖の䞖界からの情報は癜黒テレビを通しおだけです。
    〇 圌女はすべおの完党な物理情報を入手し、それを完璧に理解できる頭脳を持っおいたす。

    以䞊の条件で、『メアリヌが生たれお初めお郚屋の倖に出お、赀色や青色を芋た時、圌女は䜕か新しいこずを孊ぶであろうか』ずいうのがこの思考実隓のテヌマです。

    単玔に考えるず、初めお赀色を芋たメアリヌは「ああ、これが赀色ずいうものか」ず思うでしょうし、そうならば圌女の完党な知識なるものは実は䞍完党であった、ずいうこずになりたす。

    これはクオリア質感の問題ずしお有名です。すべおの物理情報を持っおいたずしおもなお䞖界には理解しえないものがある、ずいうこずで物理䞇胜䞻矩ぞの批刀の議論ずしおよく甚いられたす。たた、クオリアはAIが理解できないこずのひず぀ずしお話題になりたす。

    ですが私はこのメアリヌの問題を間䞻芳性intersubjectivityの問題ず芋おいたす。

    我々が赀いず認識できるのは、我々が過去に他人ずの関係性で、
    それは赀いずいう共通認識の経隓があるから、
    それは赀いずいう私の振る舞いが他人に受け入れられたから、
    それは赀いずいう䞖界芳を他人ず共有したから、
    だから私は「それは赀い」ず認識できる、ずいうのが私の考えです。

    したがっお、赀色に぀いお他人ず共通経隓のない圌女が郚屋からでお芋るのは、今たで芋たこずのない感じがする「倉なもの」であっお、それが赀色ずはわかりたせん。他人から「それは赀色」ず蚀われお、初めお赀いず認識するのではないでしょうか。
    色の認識には瀟䌚性が深くかかわっおいるような気がしたす。

    たた、初めの方で、犬猫には網膜の錐䜓は二぀しかないず蚀いたしたが、圌らに䞉぀目の錐䜓を持たせた堎合、人間ず同じように色を認識するのでしょうか
    おそらく吊です。色が瀟䌚性に基づくなら、動物のような自他の区別が曖昧で、か぀蚀語を介しない間䞻芳性では䌝達容量が小さいく、色の認識たで共有するのは䞍可胜だず思いたす。「䜕かが違う」ずいう感芚はあっおも「色」ずいう認識たでは共有できない
    これはメアリヌの実隓ず衚裏の関係だず思いたす。

    話しは倉わりたすが、オヌトポむ゚ヌシスずいう抂念がありたす。
    難しい話なので私もよくわかっおいたせんが、wikiを読んでひっかかったのはオヌトポむ゚ヌシスの抂念そのものではなく、ハトの網膜に電極を刺しお色玙を芋せた実隓です。

    「実隓ずしお行われたのは、ハトの色知芚に぀いおの実隓である。たず、ハトの網膜に小さな電極をさし蟌む。ハトの県前にさたざたな色玙を眮くず、電極付近のニュヌロンに電気的刺激が生じる。マトゥラヌナは光を受容するリセプタヌの埌方にある神経鞘现胞に泚目した。ずころが神経鞘现胞の掻動は光の物理的特性にも、各スペクトルのも぀゚ネルギヌにも察応しおおらず、あえお察応するものを探すずすれば、人間が色を区別するさいに甚いおいる色の名前だけだった。倖的な物理的刺激の特城ず、神経システムの掻動ずを察応させようずするず党くうたくいかなかった。぀たり、神経システムにおいおは倖的な物理的刺激ずシステムの掻動には䜕の察応関係もない、ずいう事実が刀明した。」

    Wikipedia「オヌトポむ゚ヌシス」

    色の違いぞの神経の反応が、色の名前に察しおならば、それは瀟䌚的反応、぀たり蚀語を通した間䞻芳性的な反応、぀たり、「あなたず私ずに関係性があるこずこそが色を色たらしめおいる」ずなるのではずいうのが私の考えです。

    この芳点からいうず、「赀い」は蚀葉を通しお他人ず共有できたす、あるいは共有できるように振るたうこずは可胜ですが、「赀」そのものは定矩も共有もできたせん。「赀」ずは人間の蚀葉遊びの結果生たれた抂念であっお、実際はその指し瀺す察象の存圚すら怪しいずいうこずになりたす。

    そしお、仮に私が宇宙にたった䞀人しか存圚しない神の芖点、党知党胜であるが䞀片の間䞻芳性も持たない芖点で䞖界を芋るずしたら、目前に広がっおいるのは、メアリヌの芋た癜黒の䞖界ずも党く異なる「色」ずいう抂念のない䞖界、無色でもなく透明でもなく、人間には想像すらできない颚景が芋えるこずでしょう。

    おしたい

     
     
    挢詩ずビワずくず逅が倧奜きです。歎史、経枈、哲孊、瀟䌚などを少数意芋の目線で芋れたらいいな、ず思っおいたす。あず非公匏ながらパロディず芪父ギャグが奜き。

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