
私は、お店のコンセプトに守られていた【風俗】
風俗の仕事を辞めてから、
「あのお店だったから続けられたんだろうな。」
そう思うことがあります。
働いていた頃は、
そこまで深く考えたことはありませんでした。
でも今振り返ると、
私は、お店のコンセプトに守られていました。
私が働いていたお店は、
「男性が受け身でいられること」
をコンセプトにしたお店でした。
来てくださるのは、
自然とマゾ、もしくはマゾ寄りの男性が多くて。
以前も書いたように、
私は「自分から責める」という接客をしていました。
でも、それは最初からできたわけではありません。
それも、お店から教えてもらったものでした。
最初は、
「そういう接客なんだ。」
くらいに思っていました。
でも今振り返ると、
あの接客の型そのものが、
私を守ってくれていたんだと思います。
私は、
触られないために、
自分から責める。
会話をリードする。
空気をつくる。
そうやって、
少しずつ「源氏名の私」を作っていきました。
もし、
あのお店でその接客を教わっていなかったら。
私は風俗という仕事を、
まったく違うものとして受け取っていたかもしれません。