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異星人へのラブレター

    相変わらず異星人だなあって思うんだ
    しかもこのひと
    ひとりだけでその星からやってきてそうなんだ
    同じ星の仲間 とくに引き連れてきてないのに
    確証のない希望を
    なぜか曇りのない目で見つめて地球を生きてるんだ
    雨が降ったときも
    晴れることを信じて 本当に晴らすひとなんだ
    たまにひとの空まで勝手に晴らすよ

    それがわたしの空だったとき
    みるみる明るくなる視界に感動するわたしを見て
    ただ笑って、手を繋いでとなりを歩く
    濡れて傷んだわたしのたいせつなものを
    太陽でとりあえず乾かしちゃうことを
    なんかちょっぴり力技だなあ…とか思いながら
    なんてことのないように進む彼が誇らしくみえたりする

    どんなひとの中にも
    強さと弱さがある
    どちらが見えやすいかどうか というだけで
    それは彼だってもちろん例外ではなく
    わたしは彼の上に降る雨を晴らす力はなくても
    濡れた髪をタオルで拭いて
    冷えた身体をあたためて
    すこし雨宿りさせてあげることはできるよ

    それもお互いに発揮できないときもある
    異星人だけど ふたりともおなじ人間なんだ
    それを理解するとき
    一緒に生きるということを同時に考える
    できるなりに できないなりに
    そのときのふたりで居られればいいと思うの

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