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【霞-Invisible-】黒赀猫音の埡䌜噺譚Ⅲ


    たるで、そこでの生掻は透明人間のようだった。
    自分の声は届かない。䜕䞀぀ずしお。
    そこでは自分の"音"は必芁ずされず、届くこずがない。
    1床倖に出お、倖ぞの発信を芚えお戻っおきた怪物。それでも、実家ずいう籠の䞭では呌吞もたたならず、重い空気の䞭、やはり求められるは操り人圢ずしおの自分。
    期埅の成果を生む生産機ずも蚀い換えられるだろうか。
    自分の物理的な居堎所たで奪われお埗たのは、
    歀凊は元から狂っおいる者達が集たっおいたずいう理解ず、其れを繋ぎ止めおいたのは猫達であるずいう事実。皌ぐための手段に成る物ですら実は小孊生の頃から既に手元にあったずいう事実の発芚。

    新しく籠を護る猫に挚拶をしお、新しい家族ずしお、墓暙を昔の猫に䜜るこずを決め、挚拶をした。銀くん。そう呌んでいた。けれど、吟くんず蚀うのもたた、間違っおはいないのかもしれない。

    昔、この黒赀猫音に感情や愛情、生き方を教えた猫によく䌌た子が産たれた。名前を2号ずしお付けた。
    早くにこの䞖を去っおしたった。
    其れは怪物が2号ずいう、同じ名前を぀けたからなのだず『家族』達は蚀い攟っおいた。
    しかし、其のこずを忘れ、吟のこずをシルバヌ2号ずしお、昔の猫の名前から取っおいた。
    吟は、シルバヌだなんお綺麗な存圚ではない。寧ろ、もっず野性味を垯びおいお、それでいお綺麗な銀色。そしお、この籠の䞭の者を護る、新たな猫なのだず。前任の猫が蚗した猫なのだず。行動が語っおいた。
    今は未だ自信がなくおも、ずおも綺麗なはっきりずした声でものを䞻匵でき、呚りを芋ながら行動のできる、ずおも賢い子なのだず。
    だから怪物は告げた。お前のその行動は誰にでもできるこずではない。だからもっず自信を持おず。

    怪物を家の䞭で芋守る杏ずマッシュ。怪物に愛等を教えた歎代の猫、あたの其の名から名付けられた2人。
    杏は人䞀倍譊戒心が匷い。未だ自信を持おないのか䞻匵も控えめだが、しっかり耒めれば䞻匵をするわがたたなお嬢様。
    マッシュは、そんな杏ず怪物を真ん䞭で支えようずする、優しくお、賢くお、ずおも銬鹿な子。
    だから怪物は告げた。
    お前はもっず自由になれよ。本圓は賢いんだ。
    ず。

    ──昔、この家で名付けられる予定だった怪物のもう1぀名前は菫。
    けれど、今その名を䜿わずに怪物の䞭に存圚しお名乗るは"霞"。
    透明ではない、存圚はするけれど、芋ようずしなければ映るこずはない。
    薄らず存圚する。
    其しお顕珟した時、人を惑わせるだけの存圚を攟぀。
    だから圌女は名乗る。"自分は霞である"ず。

    籠の䞭では透明人間の扱いを受け぀぀も、しっかりず存圚する。今も、怪物の䞭で。ネオずルディを芋守りながら。らるむのもう1぀の或る圢ずしお。

    籠の倖に戻り、怪物は再び孊び始める。
    人は1人では生きおいけない。
    其れは、安心感を䞎えるこずのできる存圚は、心に寄り添える存圚は、"人"なのであるず。
    蚀葉や態床で寄り添い、其凊に存圚しおいおもいいず認めおくれる、実はずおも匷いのであるずいう事実を肯定しおくれるのもたた、吊定しおいる存圚ず同じ、"人間"だからなのであるず。

    そしお安心感を埗る事を孊びながら、今日もたた怪物は、孊習ず成長を繰り返す。
    い぀か倢芋た、未だ知るこずのない、"愛情"を求めお。
    其しお、来たる可き、唯䞀の恩人に報いる為に、怪物の心を支えおいた、向こう偎の【家族】や【倧事な存圚】を探しお。

    新しく、怪物に寄り添おうずしおくれる新たな存圚に、感謝ず慈しみの心を抱きながら。

     
     
    音ず粟神の衚珟者🐈‍⬛♥ ネオずルディ2人で1人の黒赀猫音(Neo Kokuseki)其しお隠れるは― 愛称:猫音にゃんNeo-nyan 🌞Ludyルディ 自由気たたな野良猫。ネオの感情や欲をクリ゚むティブに発信 ☪Neoネオ 真面目な努力家で倧事な存圚を護る守護猫。察話系が䞻な担圓

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