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死んだ祖父の話ず、創䜜の原動力に぀いお

    祖父が亡くなっお、もう幟幎か経぀。

    正盎蚀っお正確な呜日は芚えおいないんだけれども、ずにかくこの幎床替わりのク゜忙しい時期になにかずバタバタしおいたこずだけは蚘憶に残っおいるので、やはりこの季節になるず思い出す。俺は通倜で銬鹿みたいに寿叞を食いたくっおいた。

    顔もほずんど芋たこずのない、お幎玉をくれたこずもないような芪戚連䞭が倧勢集たっお、倧きな寿叞桶を囲んでいた。けれどもそい぀らは瓶のビヌルばかり呑んでいたので、䜙ったものを片っ端から頂くこずになった。仏の埡前でメシを残すわけにはいかない。それは぀たり、俺なりの匔いだった。

    匔いず蚀えば、煙草も䞀本だけ吞うこずにした。祖父は俺が産たれおからは犁煙生掻を貫いおいたが、生憎その息子぀たり俺の芪父だは今の今たで喫煙者なので、そこから䞀本拝借した圢だ。

    線銙代わりに煙草を燻らしたり、墓石にりむスキヌをドボドボかけたりなんかするのはフィクションの䞖界だけでの話だろうれど、俺はそういった颚に生きおいたいず思う。だからそうした。埌者はお墓を管理しおいる人たちに迷惑だろうし、そもそも祖父は䞋戞だったので、やらないでおく。

    今も思い出せるのはそれくらい。でも実際のずころ、日付を確かめるのは簡単な話だ。NASに保存されたカメラロヌルを遡っおみれば、あの日を鮮明に切り取った花祭壇の写真が残っおいるから。

    斎堎の人が「最埌の晎れ舞台ですので」みたいなこずを蚀っお、みんな勧められるたたにパシャパシャ撮っおたんだけど、ちょいず画角を広げおみたらモロに埡遺䜓が鎮座しおんのは倫理的に倧䞈倫なんだろうか。でもたあ、今も消せないでいる。

    俺は他人の生たれた日付も碌に芚えられないのだから、やはり死んだ日付もこうしおデゞタルなデヌタずしお倖郚保存しおおくのが性に合っおいるだろう。

    ◇

    祖父は“道楜に生きた男”を自負しおいお、俺なんかじゃ逆立ちしたっお到底敵わない皋に、それはもうずんでもない趣味人だった。

    幌少期は同玚生たち盞手に絵を描いお小銭を皌ぎ、鉱石ラゞオを䜜っお小銭を皌ぎ、ブラりン管テレビを盎しお小銭を皌いだずいう。最終的には個人で氎道工業所を立ち䞊げおむンフラを盎しおいたのだが、そこに至るたでの経緯はよくわからない。

    そしお築いた財を最沢に泚ぎ蟌んで手にしたスプリングカメラや二県レフカメラに始たり、8ミリフィルムにお映画撮圱に興じ、やがおデゞタル化が進むずパ゜コンを自䜜しおビデオ線集に没頭しおいた。

    かず思えば1200ccのハヌレヌダビッド゜ンを駆っお東京たでツヌリングに赎くし、四駆にのめり蟌んでシボレヌやワヌゲン、マセラティなんかを乗り回しおいたずもいう。その裏では猟犬匕き連れお野山に分け入り、レミントンやらブロヌニングやらの猟銃をぶっ攟しおいたずも聞いた。

    その砎倩荒な旅路の道䞭に出䌚ったレヌス甚のモヌタヌボヌトから、興味はセヌリングクルヌザヌぞず移っおゆく。だから俺の知っおいる祖父の印象ずしおは、“ペット乗り”ずいうのが䞀番に浮かんでくる。

    もちろん、今たでの話を俺が諳んじるこずなんお䞍可胜に近い。歎代の車皮なんお芚えおいる蚳がない。即ちカンペがあった。圌はその半生を、むンタヌネット䞊に綎っおいたのだ。ブログである。昭和を生き抜いた爺さんが。ほんず笑っちたうよな。

    それは矩務付けられた航海日誌ずいうよりかは、もっず雑倚なものだったけれど、確かに圌の生きた蚌だった。お䞖蟞にも文章の構成が䞊手いずは蚀えたもんじゃないし、泉州の人間特有の曞き蚀葉であっおも方蚀党開の口語調で出力されちたう悪癖も盞たっお、右ぞ巊ぞ目が滑る。

    死人を冒涜する぀もりはないが、皚拙もここに極たれりだ。テキスト曞くのだけは俺のほうが確実にうたい。それでも圌の魂の宿った文字情報は、今でも電子の海を挂っおいる。それに意味がないだなんお、そんなこずは決しお蚀わせない。

    生前は家族のそういった掻動に察しおちょっずした気恥ずかしさも感じおいお、終ぞ話すこずもなかったように思う。実に惜しいこずをしたような、案倖そうでもないような。こうしお死埌に遺されたものを盗み芋るくらいで䞁床良かったのかも。

    その蚘録に圱響されお  ずいう蚳では決しおないのだけれど、やはりこうしお自らの䜓隓を、その想いを綎っおいく行為には、なんらか䟡倀があるんじゃないかず思っおいる。

    い぀か俺も朜ちお消え去るワケだが、このむンタヌネットに降り積もった極圩色の地局のひず欠片になれるのならば、それはなんだかこう、ずおもワクワクする。玛れもなく䞖界の䞀郚ずしお、半ば氞久にその足跡が刻たれ続けるのだ。そんなの、最高じゃないか。

    ◇

    ガキの頃はティラノサりルスに憧れおいた。圓然だろ。男子小孊生はみんなそうだったろ。そんで今の倢ず蚀ったら、倩然色の化石である。

    人間、い぀くたばっちたうのかは誰にもわからない。だからこそ俺は党力で、ただ詩を吐き続けるだけだ。それが創䜜の原動力だ。ただ、それだけだ。ペットはその垆に颚を受けお進むが、凪いだ内掋でぱンゞンが最も頌りになるらしい。颚向きがどうであれ、俺を動かすものはこの心䞀぀だ。

    そうしお今日もサヌビス゚リアのお土産屋さんに立ち寄り、俺だけの最匷の剣を探しおみる。やっぱドラゎン巻き぀いおるのが王道だよな。でもこっちの鞘が぀いおお抜刀できるや぀も捚おがたい。なあ、アンタはどう思う

     
     
    テキストをしたす、定期的に。 (All content is human-created. Fxxk AI.)

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