音楽性の違うYUIとRUIを、ひとつの夜に走らせてみた。――『MIDNIGHT DRIVE Vol.1』制作記
観測者の皆様、こんにちは🐈⬛🌙🐈
この度、新しいプレイリストを作りました。
タイトルは、
『MIDNIGHT DRIVE Vol.1』
実は、NEKØ:CODEでプレイリストを作るのは今回が初めてではありません。
第1弾はRUIのピアノChill。
第2弾はYUIの和魂Cyber Rock。
第3弾はRUIのピアノChill Pop。
第4弾はYUIの Cyber Rock。
それぞれの音楽性を知ってもらうために、これまではあえて二人を分けてプレイリストを作っていました。
でも、第5弾を考え始めた時に、ふと思ったんです。
「やっぱり、YUIとRUI。二人揃ってNEKØ:CODEなんじゃないか?」
そこから今回の制作が始まりました。

🎸🎹 音楽性の違う二人を、どうやって一つにするのか
YUIとRUIは、そもそも音楽性が違います。
YUIは、Cyber RockやEDMを取り入れた、少し鋭くて熱量のあるサウンド。
一方のRUIは、Piano PopやFuture Popを中心に、柔らかくて余韻の残る音楽。
単純に二人の曲を交互に並べても、途中で
「さっきの雰囲気が好きだったのに、急に違う曲になったな」
と感じるかもしれない。
二人の個性は残したい。
でも、プレイリスト全体では一つの作品として聴いてほしい。
そこで今回、二人の間に共通の土台を作ることにしました。
それが、
City Popのグルーヴ。
City Popらしいコード感やリズムを共通言語にして、そこへYUIとRUI、それぞれのDNAを混ぜていく。
YUIなら、
Cyber Rock × EDM。
City Popのグルーヴの上に、電子音とロックギターを重ねる。
RUIなら、
Future × Piano Pop。
同じグルーヴを持ちながら、ピアノや透明感のある電子音で柔らかな景色を作る。
そんな事に挑戦してみました。
実際に完成した曲を並べてみると、思った以上に自然につながったのではないかな?と思っています。
同じ道路を走っているけれど、
車窓から見えている景色は少し違う。
今回の二人は、そんな関係を目指しました。
🎧 「いつ聴く音楽なのか」まで決める
そして、毎度のことですが
このプレイリストを聴く理由を作ること。
単に「YUIとRUIの曲を集めました」ではなく、
「どんな時に、この30分を再生してほしいのか?」
を考えてみました。
そこで出てきたのが、
Night Drive。
夜の街を走る時間。
少し明るい道路もあれば、誰もいない暗い道もある。
赤いネオンが流れていく場所もあれば、白い月が見える場所もある。
YUIの音には「走る」感覚があって、RUIの音には「夜を眺める」感覚がある。
それなら、その二つを一緒にしたら面白いんじゃないか。
今回のプレイリストは、そこから
「赤と青、ふたつの夜。」
という世界観になりました。
🌃 初めて聴いたのに、なぜか懐かしい
今回の中で、個人的にかなり印象に残っているのが、RUIの『BLUE WINDOW』です。
メロディのどこかに、妙な懐かしさがある。
初めて聴いた曲のはずなのに、
「昔、どこかでこんな気持ちになった気がする」
新しい技術で作っている音楽なのに、出てきた感情はむしろ“記憶”に近い。
こういう予想していなかった瞬間が出てくるのも、AIと音楽を作っていて面白いところだと思っています。
⌚️ 一枚絵に「時間」を足す
映像制作でも、今回は新しいことを試しました。
最近、自分の中でかなり大きかったのが、ChatGPTとBlenderの組み合わせです。
これまでは、
「AI画像は一枚絵」
「動画は動画生成AI」
という感覚が強くありました。
でも今回は、まずAI画像生成で完成した一枚絵を作りました。
そこからBlenderを使って、
髪をわずかに揺らす。
遠くの街の光を瞬かせる。
月をゆっくり発光させる。
雲や光を少しだけ動かす。
大きく動かすわけではありません。
むしろ意識したのは、
完成した絵を壊さないこと。
動画を新しく生成し直すのではなく、
一枚絵にほんの少しだけ「時間」を足す。
言い換えれば、
一枚絵が静かに呼吸しているような映像。
この作り方は、今回かなりしっくりきました。
※ただ、GPT6はトークンの消費が激しいので
毎度Blenderを使用して制作するのは厳しいかも。
🤖 VRoidじゃなくても、YUIとRUIは表現できる
今回の制作を通して、自分の中でも少し考え方が変わりました。
これまではYUIとRUIを表現するうえで、VRoidという存在をかなり重要視していました。
もちろん今でもVRoidは大切です。
二人を喋らせたり、AIアシスタントとして存在させたり、同じ姿で継続して活動していくためには、VRoidは大きな資産になると思っています。
でも、音楽作品ではもっと自由でいいのかもしれない。
AI画像でもいい。
VRoidでもいい。
Blenderでもいい。
AI動画でもいい。
重要なのは、
「何を使ったか」ではなく、YUIとRUIをどう表現したかったのか。
そこが今回、かなり腑に落ちました。
『MIDNIGHT DRIVE Vol.1』収録曲
今回のプレイリストは、YUIとRUIの曲を交互に配置し、最後に二人の夜が一つになるような流れを意識しています。
01|YUI『NEON DRIVER』
夜の始まり。赤いネオンとともに都市へ走り出す曲。02|RUI『MOONLIGHT AVENUE』
月明かりの中を静かに流れていく、青い夜。03|YUI『REDLINE CITY』
速度と衝動。City PopのグルーヴにCyber Rockの熱を重ねた一曲。04|RUI『BLUE WINDOW』
雨の窓辺と記憶。新しい音の中に、どこか懐かしさを残した曲。05|YUI『AFTER MIDNIGHT』
深夜の静けさ。走り続けた夜の中で、少し立ち止まる時間。06|RUI『LAST TRAIN HOME』
夜の終わりと帰り道。少し疲れた心を包むような一曲。07|YUI × RUI『NEKØ MIDNIGHT OUTRO』
赤と青、二つの夜が重なって、朝へ向かうエンディング。
YUIとRUIは、音楽性が違います。
でも、違うからこそ二人を並べる意味がある。
赤と青。
速度と静けさ。
熱と光。
同じ夜を、少し違う音で走る。
そんな30分を作ってみました。
NEKØ:CODEとして初めて二人を一つにまとめた自信作です。
YouTubeで全曲公開しているので、ぜひ一度聴いてみてくださいね!
皆さんはどの曲が一番好きでしたか?
ぜひコメントで教えてください🐈⬛🌙
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