心の移ろい
子どものとき、四つ葉のクローバーを探すのが好きだった。見つけたら運がいいというか、幸せを自分自身で見つけたような感じがして、見つけては取って集めていた。
時は経ち、今でも見つけたらラッキーとは思うけど、一緒に生えているものたちは除草剤で存在そのものが消されてしまうのになんで四つ葉のクローバーだけは幸せの象徴として扱われているのか不思議になった。なんなら、幸せな雑草だななんて思うようになってしまった。
心に余裕がないのか、廃れてしまったのかどうかはわからない。
歳の数が積み重なるにつれて、日常の小さな幸せをも見つけられなくなってしまったのかな。いつからこんなに心が貧しくなってしまったんだろう。
あの時の、幸せを見つけては取っていた自分の行為は、幸せの代償の引換券だったのかな。