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【エッセイ】知らんがな オブ ザ イヤー🏆

    私は毎年、「知らんがな オブ ザ イヤー」を、開催している。

    例えば、職場の飲み会で、上司の武勇伝を聞いている時に、「知らんがな」と思ったことはないだろうか。
    その類の話題は、たいていお酒が進むにつれ、早過ぎる再放送が始まる。
    すると、必然的に「知らんがな」メーターが上昇する速度も、ぐんぐん上がる。

    そういう不条理を消化するため、私は、心の中で「知らんがな」と思う度、勝手に、受賞者をノミネートしている。
    そして、気が向いた時に、独断と偏見で、賞を授与する。授与といっても、賞状も賞金もない。

    私が、心の声で、「受賞おめでとう」と祝福するだけだが、ちょっとスッキリする。
    端的に言えば、気持ちを切り替えるための儀式である。

    ちなみに、去年の受賞者は、マッチングアプリで知り合った、四十路の男性だ。
    初デートでの開口1番が、「俺、人見知りなんだよね」だった。待ち合わせ場所で、私と目が合った瞬間、挨拶もなく、突然のカミングアウト。

    この一言で、彼は「知らんがな オブ ザ イヤー」の最有力候補に躍り出た。見事な他力本願。

    ちなみに、私はアカデミー主演女優級の「えぇ?そういう風には、見えないですけどねぇ〜」という演技で、その場を凌ごうとした。その後、彼と私の間には絶妙な間の沈黙があり、作戦は失敗に終わった。

    営業職の彼は毎日メッセージをくれたし、デートにも積極的に誘ってくれた。しかし、私の力量では、円滑なコミュニケーションは続かなかった。

    彼とはそれ以来、一度も会っていない。
    今の私には、彼が波長が合うパートナーと出会っているように、祈る位しかできない。

    さて、ここまでお付き合いいただいた皆さまも、「知らんがな」と感じられた時は、ぜひ「知らんがな オブ ザ イヤー」にノミネートしてみてはいかがだろうか。

    差し支えなければ、「知らんがな」と思った状況を、ぜひコメント欄へ!

    私以外が「いつ、どんなことで『知らんがな』」と感じられているかに、興味があるので、投稿を楽しみにしています。
    また、明文化することで、読書の皆さまの気持ちが、少しでも晴れますように
    🙏

    その中から、今年の「知らんがな オブ ザ
    イヤー」が爆誕するかもしれません。

    #創作大賞2026 #エッセイ部門 #日常 #気分

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    エッセイや本と映画の感想文や考察を書いています。 ねこと本に囲まれて暮らす日々を夢見ています。

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