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「初めて」という日を忘れられない


昨日、銀行のアプリを見た。
見覚えのない金額が振り込まれている。

1,437円。



「なんだろう?」

よく見てみると、noteだった。
先月、有料記事を購入していただいたお金。


金額だけを見れば、
決して大きな金額ではない。


でも、私はすごく嬉しかった。

そのお金は、もったいなくて使えない。

だから、そのまま貯金通帳に移した。

以前、百貨店のイベントで、
初めてハーバリウムのボールペンを販売したことがある。

そのときの金額は、1,500円。
これも、今も使わずに置いてある。

どうして私は、
こんな小さなお金を使えないんだろう。


少し考えてみた。


私はどうやら、

「初めて」という日を忘れられない。

初めて付き合った日。

初めて夜景を見に行った日。

初めて自分で買ったCD。

初めてnoteでコメントをもらった日。

初めて有料記事が売れた日。

初めてハーバリウムの作品を
買ってもらった日。


どれも、今となっては
ずっと昔のことだったりする。

でも、そのときのことは
不思議なくらい覚えている。

初めてだから、
特別だったのかもしれない。

まだ何もわからなくて、
少し緊張していて。

嬉しくて、
ドキドキして。

「こんなことが起きるんだ」

そんな気持ちを、
とても丁寧に覚えているからなのかもしれない。


だから私は、
1,437円を使えない。

1,500円も使えない。

その金額の中に、
「初めて」の思い出が入っているから。


きっとこれから先、
noteでたくさんの記事を書く。

有料記事を読んでくださる人も、
もっと増えるかもしれない。

作品を買ってくださる人も、
また現れるかもしれない。

でも、

初めてコメントをもらった日の嬉しさも、
初めて有料記事が売れた日の驚きも、
初めて自分の作品を買ってもらった日の喜びも、
たぶん、二度と同じようには味わえない。


「初めて」は、一度しかないから。


人生を振り返ったとき、

大きな出来事だけが
思い出に残るわけじゃない。

あの日、初めて見た夜景。

初めて買ったCD。

初めて誰かに「好き」と言われた日。

初めて、自分の文章に
お金を払ってもらった日。

そういう小さな「初めて」が、
私の人生をつくっているのかもしれない。


だから私は、

これからも「初めて」を
大切にしていきたい。


そしていつか、
たくさんの「初めて」を振り返りながら、
小さなことに感謝できる
自分でありたいなと思う。


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