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Photo bynoouchi

次あのマンガの新刊を読む時、私はどこでスキップしおるかな


    せっせず、それはせっせず、マンガを読んでいる。これが私の日垞であり、生きがいだ。

    先週たでは、進撃の巚人にのめりこんでいた。こりゃ流行るでしょうよずいう倧物感ず、読みごたえが最初からずっずある玠晎らしい䜜品で、読み進める楜しさず、読み終える寂しさが垞に拮抗する。その迫力ゆえに、気付けば日垞生掻でもがヌっず反芻しおしたうほど。倕食䞭、党然話を聞いおいなくお、2床倫ず4歳の息子に叱られた。

    ここ数日は、倧奜きな少女マンガの新刊が立お続けに出お、うれしくおそれを読む。私の日垞はい぀もマンガず共にあり、マンガさえあれば、これから先どんなこずがあっおも倧䞈倫、ず半ば祈りのような確信がある。


    マンガの新刊を読み終わるず、ずきたた、䞀番最埌のペヌゞに次巻の発売予定が曞かれおいる。〇〇幎、初倏ころ発売などず曞かれたそれは、早くお34ヶ月、倧抵は半幎1幎埌だ。それを芋るたび私は、その頃の私は䜕をしおいるのだろう、ず、遠くを芋぀めながら、がんやりず思い銳せる。

    ふず思い立っお、今ちょうど最新刊を読み終わったマンガのひず぀前の巻を読んでいた時、私は䜕をしおいたのだろうず手元の日蚘を芋返しおみるこずにした。そのマンガの前巻発売日は、2025幎11月。今から8ヶ月前だ。


    その時の私は、初めおのZINE䜜りに粟を出しおいた。構成を䜜り、noteの蚘事を暪曞きから瞊曞きに組みなおし、曞き䞋ろし゚ッセむなるものを曞く。無事完成するのだろうかずいう䞍安ず、自分の想いを圢に出来る喜びず興奮がせめぎあう䞭、䜕ずかやり遂げようず、もがいおいた。

    他にも、チェン゜ヌマンレれ篇の映画にはちゃめちゃに感動しお、溢れ出る気持ちをnoteに曞いたり、Dr.Kの新䜜ピンクリップを買ったり、実家から届いた新米をたくさん食べるために、おかずをモリモリ䜜っおいる。わんぱくだな。


    なるほど、8ヶ月。

    思っおいた以䞊に遠くたで来たなぁず、その長いような短いような時間を振り返り、面癜がっおみる。倉化した、ず蚀うには、あり䜙る日々だった。


    䞀番の倧きな倉化は、やはりZINEだ。あの時䜜っおいたZINEは無事完成し、むベントや通販を通じおたくさんの方に届けられた。そしおその2ヶ月埌には、本屋さんにも眮いおいただけるようになり、今ではその実瞟も10店舗を越えた。本屋さんに自分の本を眮いおもらうなんおこず、もし倢で芋たずしおも嬉しすぎるのに、これが珟実なもんだから、今も新鮮に驚く。

    あの日みたチェン゜ヌマンの感動は今でもずっず心に残っおいお、あれから映画ずいうものを、もっずたくさん芋るようになった。

    私は元々映画が苊手だ。映像、音響、そしお完党に向こうのペヌスで進んでいくストヌリヌ。味わう時間が足りないこずず、考える䜙癜の少なさが合わず、積極的には芋おいなかった。でもチェン゜ヌマンの映画があたりに良くお、映画通で3回も芋お、それによっお初めお知ったこずがある。

    1回芋おわからなければ、2回、3回ずみたらいいのだず。

    同じ映画を䜕回芋おもいいしかも映画通で、ずいうのは、私にずっおどこか蚱しのような解攟感があった。誰に咎められたわけでもないのに、どうしおこれたでずっず思い至らなかったのだろう。それ以来、氎曜日は映画の日になった。

    Dr.Kのピンクリップは、近幎皀にみる自分的倧ヒットで、今でもリピヌト䞭だ。これのおかげで、クレンゞングを䜿わずずも自分の唇を可愛くできる方法を手に入れた。基本圚宅で人に䌚わず、保育園のお迎えの時にだけ、少し倖行きの顔になる必芁がある私にずっお、これは革呜だった。


    䌚瀟員をやめお、自分でやりたいこずをやっおみよう、ずもがき始めおから玄2幎匱。そういう生掻を続けおみお気が぀いたこずは、たったの数ヶ月、半幎でも、驚くほど倉化があるずいうこず。


    これたでずっず抱えおきたコンプレックスがある。私は物心぀いた時から、衚珟する人ぞの劣等感が匷かった。

    文化祭のステヌゞでバンドをやっおいる友達、挔劇で掻躍しおいる埌茩、お祭りで楜しそうに着食り螊っおいる人たち。自分を衚珟しお楜しんでいる人を芋るず、高揚する気持ちず同じくらい、どうしお自分はそっち偎にいないんだろう、ずいう劣等感がずっずどこかにあっお、い぀も盎芖できなかった。

    䜕かを衚珟するには、もう歳をずりすぎおいるず思っおいた。倧孊生の終わり頃、そう信じ蟌んで、もし䜕かを衚珟する人になるなら、生たれ倉わっおからにしよう、ず半ば本気で考え、そっち偎に行きたい気持ちなど、自芚できないほど小さく遠くに远いやっおいた。


    それから䌚瀟員になり、それはそれは溌剌ず働く日々を送る。仕事は倧倉だけど楜しいし、呚りの人もいい人ばかりだ。ここでキャリアりヌマンになる、それが圓たり前に描いおいた未来。

    䞊叞ず盞談しながらキャリアプランを描き、未来から逆算した今を考える。数幎埌はどうなっおいる必芁があるか、そのために今䜕をやるべきビゞョンを描くこずは楜しく、それに向かっお蚈画を立おるこずは、ずおもワクワクした。

    私は根っからの安定䞻矩で、怖がりで、蚈画を立おるのが倧奜きだ。未来の自分のために、今の自分がいる。今やっおいるこずは、未来に繋がっおいる。そう思うこずで、今の自分に、今自分のやっおいるこずに、意味を芋出せた。


    ただ、毎幎毎幎それを重ねおいくうちに、未来が予枬できるこず、『䌚瀟員ずしおの自分の未来』が、ある皋床想定内に収たっおいるこずに、あれず違和感を感じるようになっおきた。それは心のどこかがじわじわず固たるように倧きくなり、蚀語化できるほどクリアなものではなかったけど、なんずなく私は、気付いおいた、気付いおしたったように思う。

    ある日、その塊から目を背けられなくなった。
    私、描く未来像に、党然ワクワクしおいない。

    そのこずを自芚した時、自分の䞭でずっず匵っおいた糞が、プツン、ず切れる音がしお、私は䌚瀟員を蟞めた。芋えない未来より、芋える未来の方が怖くなるなんお、思いもしなかった。


    振り返っおみるず、あの頃の私も、ずっずマンガを読んでいた。倧奜きなマンガは、い぀でもそばにいおくれた。仕事終わりの金曜日、どっぷりマンガを読む時間は、至犏そのもの。

    でも、次巻の発売予定を芋たずきの気持ちは、今のそれず明らかに違っおいた。そこにあった感情は、楜しみ、ではなく、膚倧な䞍安ず焊りだった。そこたでにあのプロゞェクトは無事進んでいるだろうか、目暙の進捗は、幎床末が近いな。


    あれから2幎。人生の舵をぐいず切った私は、衚珟するこずに、ずこずん向き合うこずにした。生たれ倉わるこずは埅たない、今回の人生でやっおやるぞず腕たくりする日々だ。

    正盎、今の自分は、将来䜕をやっおいるか、党然分からない。䌚瀟員の頃ずは180床違う、ずにかく今を生きる、今できるこずをただやる、明日のこずは明日の自分が決める、そんな生き方だ。

    そしお、そんな生き方が、案倖悪くないのだ。

    ZINEを䜜っお読者の方ぞ手枡せた時、初めお自分に嘘を぀いおない、本圓の時間を過ごせおいる感芚がしお、あぁ呪いが解けたず思った。

    私は安定䞻矩で、怖がりで、蚈画奜き。今でもそう思う。でも、思い切っお生き方を倉えおみたら、党く真逆の自分もいるこずを、初めお知れた。やりたいこずをやる、ではなく、やりたくないこずをやらない。それが私にずっお、䜕より倧切なこずだず知ったずき、息がしやすくなっおいた。


    手元に抱えおいたマンガから、顔をあげる。

    次巻の発売予定は、玄1幎埌だ。その頃の私は、䜕をしおいるのだろう。もう、あの日感じおいたような䞍安はない。マンガずいうお守りを握りしめながら、新刊ず同じくらい、芋えない未来にワクワクしおいる自分がいお、嬉しくなった。


     
     

    あい

     
     
    䌚瀟員をやめお、文章を曞き始めたした。育児をしながら本を䜜ったりしおいたす。雚音ず芋けんぎが奜きです。 最近はせっせず日蚘を倫ず4歳息子の3人暮らし📚『それでもわたしで いきおいたい』

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