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Photo byエドガー・ドガ / メトロポリタン美術館

私の生い立ち|思春期〜

    思春期から

    今思えば、かなり激動だった。


    10代で家出をして、毎日のように親に探されていた時期。

    DVの彼氏。

    悪い人に監禁されたこともあった。


    今なら「危なかった」と分かるけれど、

    当時はそれが日常で、

    どこか他人事みたいに生きていた。


    夜の世界に入り、

    気づけば店をまかされていた。


    不思議だけれど、

    あの頃は、

    「夜の仕事は天職かもしれない」

    と本気で思っていた。


    人の感情を読むこと。

    場の空気を変えること。

    孤独な人の話を聞くこと。


    どこか、

    生きづらさを抱えた人達が集まる世界だったからこそ、

    自分には居場所があったのかもしれない。


    でもその一方で、

    ずっと何かに追われていて、

    どこにも根を張れず、

    「このままじゃ駄目になる」

    という感覚だけは消えなかった。


    そんな時、

    地元で知り合った先輩と結婚した。

    普通の人生を、

    一からやり直したかった。


    看護学校へ通いながら、

    必死に生活していた。


    でも、

    人生はそんなに簡単じゃなかった。


    離婚。

    不倫問題。

    身近な人達の死。


    何度も、

    「もう無理かもしれない」

    と思った。アンダーワールド。


    長い間、

    人間関係も、

    過去も、

    苦しさも、

    全部背負ったまま生きていた気がする。


    でも最近になって、

    やっと少し、

    離れられた。


    全部を忘れたわけじゃない。

    傷が消えたわけでもない。

    それでも、

    過去に飲み込まれ続ける人生から、

    少しずつ抜け出せている気がする。


    だから今、

    土に触れたり、

    子ども達の笑い声を聞いたり、

    田んぼで泥団子を作る時間が、

    やけに尊く感じる。


    派手な成功談ではない。


    むしろ、

    泥だらけで、

    遠回りばかりの人生。


    でも、

    こんな人生でも、

    ようやく「生きていてよかった」

    と思える瞬間が、

    少しずつ増えてきた。

     
     
    日本酒の奥深さに魅せられ、日々テイスティング中! そんな私の人生観、ライフスタイル、独り言など、起業までの道のりなど 農作業を通して土や野菜の恵みを感じながら、心に響いた日本酒の感想を綴ります。 日本酒以外の話多めです。 Amazonアソシエイトプログラムに参加しています。

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