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明るい不登校

    私には双子の娘がいます。


    娘が小学校の頃ですが、長女が不登校でした。


    最初の頃は、学校に行ったり行かなかったりを

    繰り返していたようです。


    当時はまだ妻も生きており

    私はサラリーマンでした。


    よくあるパターンですが

    子供の事は妻に任せっぱなしでした。


    ですので学校に行きたくないと言う理由が

    何だったのか正確には知りません。


    ただ他の記事でも書いた通り

    長女は生まれてすぐに心肺停止になり

    医師からは障害が残る可能性が高いと
    言われていました。


    その影響かと思いますが

    他の子ができる事が長女にはできない事が
    沢山あります。


    小学生の時期はそういう子は

    学校のいじめの対象になります。


    長女も周りの子に結構言われていた感じでした。


    そんな時期に妻が亡くなってしまったので

    長女はかなり精神的に不安定になりました。


    そして、その頃から

    2年間は学校には全く行かない状態になりました。


    私は仕事があるので出勤しないといけません。


    後ろ髪を引かれる思いで毎日出勤していました。


    学校としてはなんとしても

    長女を学校に来させようとしていました。


    我が家が学校に近い事もあり

    保健室の先生などはしょっちゅう来ていました。


    私も最初は、他の子と同じように

    学校に行って欲しいなと思っていました。


    しかし言った所で行かないし

    だんだんこう思うようになりました。


    「まぁ生きてれば学校に行かなくてもいいか。」


    最初の頃は

    不登校支援のセミナーに行ったり
    していましたが

    途中で、どうでもよくなってきました。


    だったら、長女が楽しく家で過ごせるように
    してあげればいいのでは?と思ったんですよね。

    「ずっと寝ててもいいし、ゲームしてもいいよ。」


    「別に学校に行かなくてもいいから
    のんびりしとき~」


    「たまには雨戸開けてみ。気持ちいいで」


    とか言うようになりました。


    お菓子も沢山買っておいたし

    たまに私の母が来た時などは

    楽しく買い物に行ってるみたいでした。


    不登校と言っても完全に部屋に閉じこもったり

    荒れたりする訳ではありませんでした。


    晩御飯は一緒に食べるし
    長女は犬を溺愛していたので
    散歩には積極的に行っていました。

    「ただ学校に行っていないだけ」でした。


    が、しかし学校側はそうは行きません。


    一番大変だったのが修学旅行です。


    後で知る事になるのですが

    学校側では不登校の子がいると

    学校側が教育委員会から指導されるようです。


    そのせいか修学旅行にはいきませんと

    言ってあるのに当日、保健室の先生が来ました。


    そして

    まさに引きずり出すと言う事がぴったりのように

    長女をビンタして連れ出して行きました。


    もうあり得ないですね。


    バスも待たしているので

    生徒全員がうちの長女待ちです。


    そんな中行ったところでどうなるのでしょうか?


    案の定長女は周りから文句を言われ

    何しに来てん!とか言われる始末です。


    他にも担任の先生が長女に言った言葉が
    忘れられません。


    「学校に来てくれないと
    先生のお給料が下がるのよ!」


    もう呆れますね。


    今ではそんな事はないのかもしれませんが

    子供に言う言葉ではないですね。


    そして何とか6年生になり

    卒業証書は校長室で貰いました。


    不登校と言えば暗いイメージがありますが

    幸いにも長女はそうではなく

    明るい不登校でした。


    とは言えこの時、私はこう思っていました。


    「このまま中学校にもいかなければ小卒か・・」


    狭い町なので、中学校には小学校の子供たちが

    そのまま進学します。


    だから中学校に行ってもメンバーは同じです。


    従って中学校にもいかんやろな~と
    思っていました。


    しかし、そんな時ある変化が起きました。


    進学した中学校にF先生と言う方が居たのですが

    この先生が
    長女の人生を大きく変える事になりました。


    F先生のお陰でなんと不登校だった長女が

    毎日中学校にも通い
    さらに高校も進学して無事に卒業すると言う
    信じられない事がおきました。


    この話は別の記事で書きたいと思います。


    今回も最後まで読んで頂き
    ありがとうございました。



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